ママが気になる 子どもの姿勢 Q&A

ママが気になる 子どもの姿勢 Q&A

ごはんを食べる時、絵本を読んでいる時など、「背中をピンとして!」と言っても、なかなか続かない…。
あんふぁん読者の約8割が気になっている「子どもの姿勢」。
その原因や対処法について、野井真吾さんに聞きました。

イラスト/杉浦さやか

お話を聞いたのは

野井真吾さんの画像

野井真吾さん

日本体育大学体育学部教授。子どものからだと心・連絡会議 議長。学校保健学、教育生理学、発育発達学、体育学を専門領域として、保育・教育現場の先生や子育て中の親の実感をもとに、子どもの“からだ”にこだわった研究活動を行っている。著書に『新版からだの“おかしさ”を科学する』(かもがわ出版)など

あんふぁんママに聞きました

Q.最近、姿勢が悪い子が多いって本当?

A.5年に1度、保育・教育現場の先生に子どもの“ からだのおかしさ”についての調査をしていますが、2010年は幼児・小学生ともに「背中ぐにゃ」が3位に。多くの先生が子どもの姿勢の悪さが目に付くと回答しました。

なお、調査を始めた1978年は小学生の1位が「背中ぐにゃ」(44%)。つまり、姿勢は長年の問題と言えます。順位だけ見ると昔の方が注目されているように思えますが、割合で見ると昔は4割程度のため、今の方が注目度は高まっています。

「からだの“おかしさ”を科学する―すこやかな子どもへ6つの提案」から、2010年の調査

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