小学校の入学準備に!丈夫で快適な上履きの選び方4つのポイント
冬休みも終わり、年長さんはいよいよ小学校入学シーズンが近づいてきました。1月~2月は学用品の色・サイズの在庫が豊富に揃っています。この時期にぜひ買っておきたいのが「上履き」。小学校では常に上履きで過ごすからこそ、子どもの足に負担が少なくて快適に履けるものを選んであげたいですね。
そこで今回は新1年生におすすめの上履きと選び方を紹介します。これを読めば子どもの学校生活にぴったりの1足が見つかるはず。
子どもの上履き、選び方のポイントは4つ
まずは子どもの足に合った上履き選びのポイント4つを解説します。
1.上履きのタイプは3種類
2.履き心地はムレ・抗菌・防臭を確認
3.汚れにくい&速乾性だと手入れがラク
4.丈夫で安全。体育の授業でも使えるか
それぞれ押さえておきたい点を確認していきます。
- 1.上履きのタイプは3種類
小学校の校内で履く上履きは3種類あります。バレエシューズタイプ、マジックテープタイプ、スリッポンタイプです。
・バレエシューズタイプ
履き口が広いので新1年生でも脱ぎ履きがしやすいのが特徴。デメリットは足の幅や甲の高さが合わないと脱げやすいことです。
・マジックテープタイプ
足の形に合わせてマジックテープで細かく調節ができます。ベルトを留めるのがゆるいと脱げてしまうので、最初は練習が必要です。
・スリッポンタイプ
甲全体をカバーする作りなのでしっかり足にフィットします。動きやすく脱ぎ履きしやすいので新1年生にぴったりです。ムレやすい点がデメリット。
ここで1点注意が必要です。学校側で学用品を指定している場合は指示に従いましょう。例えば「安全面の問題から1年生はマジックテープ式の上靴を指定」、「基本的に自由」など、学校によって異なります。入学説明会で配布される資料は必ず目を通しましょう。
- 2.履き心地はムレ・抗菌・防臭を確認
子どもは1日何時間ぐらい上履きを履いているか知っていますか? 1年生の場合、朝8時に登校して下校は5時限目が終わる14時半頃とします。それだけでも6時間半は上履きを履いていることになります。そのためムレや防臭など快適に履ける機能は外せません。
・靴全体がメッシュ生地で作られている
・インソールに通気性がある
・靴底にも通気口がある
・抗菌、防臭加工がされている
以上のような作りだと気持ちよく履くことができます。
- 3.汚れにくい&速乾性だと手入れがラク
週末に上履きを持ち帰る小学校が多いのですが、「なぜこんなに汚れるの?」と驚くほど真っ黒になっています。「せっかく洗ったのに月曜日までに乾かなかった」なんてことにならないよう、防汚性・速乾性の2点は大事です。
- 4.丈夫で安全。体育の授業でも使えるか
学校にもよりますが、体育の授業でも上履きを履いたまま運動をする場合があります。走る、急に止まる、ふんばるなど、ハードな体育の授業でも安全に過ごすために、次の3点を確認してください。
・クッション性がある
・ソールは厚みがあり、滑り止めの構造になっている
・足の形に合わせてしなやかに曲がるやわらかい作り
上履きのサイズ選び、失敗しないコツ
上履き選びで最も重要なのが子どもの足に合ったサイズを探すことです。子どもが学校生活を安全に過ごせるよう、適切なサイズ選びをしましょう。
- 基本的なサイズの見方
上履きのサイズ選びの基本は、足にフィットして安定していることが大前提です。特に大事なのがつま先のゆとり。上履きを履いた時に5本の指を動かせるものが理想です。これは、靴の中で足の指を動かせない状態が続くと、土踏まずが正しく形成されないからです。
下のイラストを参考に、子どもの足の形や特長と照らし合わせて買いましょう。
- 通販で買う場合は専門ブランドの靴測定がおすすめ
「通販やネットで買いたい」という場合は試着ができないので心配ですよね。そこでおすすめなのが、アシックスやムーンスターなど靴ブランドの公式サイトにある靴の測定ページです。ここではサイズの自動計測ができます。測り方が詳しく書かれているのでぜひ参考にしてください。
子どもの成長は早く、あっという間にサイズアウトします。購入から3~4か月ほど経ったらサイズのチェックを行いましょう。
子どもが楽しく学校生活に集中できるよう、ベストな上履き選びを
いかがでしたか。新1年生におすすめの上履きと選び方のポイントを紹介しました。幼かったわが子がランドセルを背負って小学校の門をくぐる姿は感慨深いものです。子どもが楽しく学校生活に集中できるよう、ベストな上履きを選んであげましょう。入学準備を進めつつ、残りの園生活を楽しむこともお忘れなく!