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イヤイヤされるとつい「置いていくよ」などの脅し文句を言ってしまう。もっといい方法を知りたい
question 子どもに脅し文句を言ってしまう
2歳のわが子が出かける前やお風呂に入るときにイヤイヤをすると、つい「置いていくよ」などと脅し文句を言い、姿を隠すような対応をしてしまいます。もっといい言い方や方法を知りたいです。(神奈川県・あさ)
answer 競争したり持ち上げたり、遊びモードで接して
2歳頃はまだ気持ちを言葉で表現できず、「自分でやりたい」「構ってほしい」など、さまざまな意思をイヤイヤで表す時期。親を困らせたいわけではありません。まずはこの発達段階を理解した上で、子どもに関わることが大切です。
子どものイヤイヤが出たら、親はイラッとする前に「遊びモード」を発動しましょう。「じゃあ競争ね」と刺激したり、「◯◯ができたら格好いいな」と持ち上げたりしてみて。時間がないときは強制的に動かしても仕方ないですが、「そんなこと言っても連れて行くよ~」など遊んでいるようなムードにしましょう。
日頃しっかりと関わっていれば、たまに脅すような言い方をしてしまっても、悪影響がずっと残る心配はないでしょう。ただし、この時期は見捨てられることに不安や恐怖を感じやすいので、姿を消す場合はごく短時間に。少したったら必ず姿を見せてあげてくださいね。
※この記事は、2022年3月発行の「ぎゅって首都圏版4月号」に掲載した記事を再編集したものです