食事の時間は数口のみ。あとから「おなかが空いた」という4歳の娘。きちんと食べさせるには?

question 食事中には食べず、後からおなかがすいたと言う

4歳の娘は食事の時間になると「おなかいっぱい」と言って、野菜を一口、ご飯を三口くらいしか食べません。そして後になって「おなかが空いた」と言ってきます。どうしたらいいのでしょうか。(神奈川県・ふじもも)

answer おやつの量や時間を工夫。食卓は楽しい雰囲気に

決まった時間に起き、食事し、寝るという基本的な生活習慣は、子どものうちにしっかり身に付けておきたいこと。少食の子どもやおなかが空きにくい子どもも、食事の時間にきちんと食べられる生活リズムを整えていきたいですね。

食事以外の時間におなかが空いたら、おやつの食べ方を工夫してみましょう。砂糖や油分の多いお菓子ではなく、小さいおにぎりやバナナなど、栄養を補うものがお薦め。その日の夕食があまり食べられなければ、「明日はバナナを半分にしてみよう」「今日より早い時間に食べるといいかな」など、量や時間を親子で相談しながら調整していきましょう。

また、食事の時間が楽しくなくて、食が進まない可能性もあります。「なんで食べないの」と怒ったり、「早く食べて」と急かしたりするのはNG。一緒に食卓を囲んで会話をしながら、「食事が楽しい」と感じられるようにしましょう。

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先生

小野寺敦子

目白大学教授。臨床発達心理士。専門は発達心理学。プリスクール「NYこどものくに東京」代表、新宿区特別支援巡回指導チームリーダーとして子どもたちと触れ合う。

※この記事は、2020年12月発行の「ぎゅって年末年始号首都圏版」に掲載した記事を再編集したものです

ライター

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&あんふぁん編集部 &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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