更新 :
一日三膳。作って、食べて、たまにおめかし。【実験】息子に一日中「かわいい」と言い続けたらどうなる?
![一日三膳。作って、食べて、たまにおめかし。【実験】息子に一日中「かわいい」と言い続けたらどうなる?](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/10-1.jpeg)
先日我が家のいたずらボンズのピアノの発表会があり、頑張ったご褒美として夜は好きなものをなんでも食べていいよ、という提案を出したんです。
「何がいい?」と聞くと「ハンバーグ!」と言うので、ママが作ったハンバーグがいいんだね、嬉しいね…とほろりときていたら、ハンバーガーの間違いでした。(市販、おもちゃ付き、コーラとポテト添え)
母の味は〇ッピーセットに負けた。
こんばんは。鹿原です。
鹿原の住む北海道ではついに雪が積もり始めてきました。
昨年、二回車が埋まったあの恐怖の冬がとうとうやってきます。
寒くなると外に出たくなくなるので、息子が幼稚園に行っている時以外は家に引きこもることが増えてきました。
家にいてただぼーっと過ごすのもなんだかもったいないので、その時間を使ってある実験をしてみることに。
以前、丸一日息子の要望を全て「いいよ」と受け入れたらどうなる?という実験を行いましたが、今回はその第二弾として
息子に一日中かわいいと言い続けたらどうなるのか、どういう変化があるのか、を実験してみることにしました!
実験は朝から始まっている
まずは気持ちよさそうに寝ているボンズに近付き…
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/01-2.jpeg)
耳元で「おはよう、朝だよ。今日も可愛いね」
と囁いてみる。
我ながら気持ち悪いと思ったが、これも実験の一つ。やるならとことんやりたい。
なかなか起きないので「かわいい子、朝ですよ~」
とお腹に顔を埋めてみると、めちゃくちゃ嫌そうな顔で思いっ切り寝返りを打たれ背を向けてしまった。
背を向けるボンズの背中に勢いよく抱きつき
「今日もかわいいから起きなさーい!!」と理不尽な理由で大きめの声をかけると、「んー、おはよ」と目をこすりながらボンズ起床。
これでブチ切れないボンズの心の広さは仏のようである(私なら一日中不機嫌)
今回の実験で気を付けたいことは、
・とにかく可愛いを連発する
・相当なことがない限り怒らないようにする
この2点。
ボンズが着替えると「着替えてる。かわいい!」
ごはんを食べる口元をじっと見て「動いてる。かわいい!」
歩いているところに突然抱きついて「大好き!可愛い!」
動くたびに「かわいい!」
話すたびに「かわいい!」
とにかく何かにつけて「かわいい!!!!!」
すると、
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/02-1.jpeg)
気分を良くしたのか、本人いわく≪いい顔≫をしてくれた。
さらにここからはボンズを「かわい子ちゃん」と呼んでみることに。
「かわい子ちゃん、本当にかわいいね」
「なんでそんなにかわいいの?」
「かわい子ちゃん、こっち向いて」
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/03-1.jpeg)
んー、目も鼻も口も手も足もお腹も全部かわいーいっ!!!
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/04-1.jpeg)
かわいすぎるっ。いい顔ピースして!
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/05-1.jpeg)
普段から可愛いと口に出して言っているほうではありますが、ここまで何度も言ったことがないのでちょっと怪しむか…と思いきや、わりとまんざらでもない様子。
そして不思議なことに、ボンズにたいしてかわいいかわいいと言っていると、本当にそう思えていつもなら怒ることも怒る気がなくなってくるんです。
おっ・・・これは好循環では?
まぁ実際本当にかわいいと思っているんですけどねっ!
夕方頃、少し変化が
折り紙折る手がかわいい。
横になって潰れるほっぺがかわいい。
挙句の果てにはまばたきをするだけでかわいい。
かわいい。かわいい!かわいい!!!
言い続けて夕方になった頃、少し変化が現れた。
あら?なんだかかわいいを言われ慣れてきたような感じ・・・?
ちょっとめんどくさいな今日のこの人、と思っているような雰囲気は出ている。
しかし実験はまだ続く。
「誰よりもかわいいよ」
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/06-1.jpeg)
うん。本当に冗談抜きでかわいい」
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/07-1.jpeg)
「こんなかわいい子を産んでしまったママは罪な女です」
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/08-1.jpeg)
ついにボンズからは笑顔が失われた。
かわいいなんて最上級の誉め言葉なのに・・・
私なら飛び跳ねて喜ぶのに・・・
なぜ・・・!?Why?????
そしてここからかわいいを発しても軽く受け流すように。
そして夜になり、ついに最も恐れていたこの時がやってきた。
「かわい子ちゃん、かわいいね。大好きだよ」
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/09-1.jpeg)
そう。シカトである。
ボンズの耳はあまりにしつこい母の声を閉ざし、無の境地に至ってしまった。
これ以上は嫌われる危険を感じたので、実験はこれにて終了。
しかしこれで終わりではなかった
全てが終了したと思いきや、寝る直前、ボンズが突然動き出した。
タブレットをいじっていたボンズ。
画面を私の目の前に近付け、こう言い放ったのである。
「ねえママ。この画像見て。嬉しいでしょ」
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/10-1.jpeg)
自分がいっぱい映るように加工された自撮り画像。
その目は今までに見たことのない自信に満ち溢れていた。
「かわいい僕がい~っぱいいるから、ママとっても嬉しいでしょ」
実験結果
一日中かわいいと言い続けるとどうなるか。
・かわいいは言われ過ぎると慣れる
・100回を超えると「おはよう」と同程度の言葉になる
・最終的にめちゃくちゃ調子に乗る
結果:もう二度とやらない
しかし本当にかわいさが増すという効果や、お互いにとって好循環なのでイライラすることも減るというメリットもありました。
そしてかわいさを再確認でき、ボンズへの愛情を改めて確かめる機会にもなりました。
うん。「かわいい」は一日に100回以内をおススメします!
おまけ。
最後は、現在我が家のバルコニーにぶらさがっているサンタの画像で締め。
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/11.jpeg)
![](https://enfant.media/wp-content/uploads/2025/01/12.jpeg)
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、HP等で最新情報の確認をしてください