話題の“照明一体型プロジェクター”ってどんなもの?家電のプロが解説「Aladdin X」は子育てを楽しくする魅力が満載

話題の“照明一体型プロジェクター”ってどんなもの?家電のプロが解説「Aladdin X」は子育てを楽しくする魅力が満載

LEDシーリングライトにプロジェクターが搭載されたAladdin X(アラジンエックス)シリーズ。映像を楽しめるだけでなく、子育てをサポートするコンテンツが詰まっており、「子どもとの時間が楽しくなりそう」と気になっている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、2024年秋に発売された最新モデル「Aladdin X2 Light」を実際に使いながら、子育て世帯におすすめのポイントをチェックしていきましょう。

Aladdin Xは何ができるの?

リビングにテレビは置いてあるけれど、寝室などの自室でも映像を楽しみたい時、選択肢の1つに挙がってくるのがプロジェクターではないでしょうか。本体自体はコンパクトなので置き場所に困らず、壁に投影すれば大画面で楽しむことができます。寝室なら、ベッドでゴロゴロしながら話題の映画を見たり、子どもが好きなアニメや“推し”の動画を見たりと、オフタイムが充実しそうですよね。

お子さんがいる家庭におすすめしたいのが、LEDシーリングライトにプロジェクターとスピーカーが内蔵された「Aladdin X2 Light」です。実はこれ、2018年に初代モデル(当時はpopIn Aladdin)を発売して以来人気を博し、2024年にはシリーズ累計販売台数30万台を突破しているヒット商品。天井に取り付けるだけで設置が完了し、配線も不要なのでコンセントの場所やコードのごちゃつきに悩まされることもありません。お子さんの手が届かない場所なので、いたずらされることがないのも安心要素。

プロジェクターではネット動画のほか、楽しみながら学んだり、読み聞かせしたり、もしかしたら寝かしつけまでしてくれるかもしれない?約30のアプリも搭載。プロジェクターの映像は大画面なので目への負担が少なく、テレビやスマホに比べて視力低下の原因になりにくい点も、子育て世帯向きと言っていいでしょう。

プロジェクター初心者でも設置は簡単!

実際に設置してみましょう。設置は照明用の引掛シーリングがある場所に限られるので、壁とは一定の距離が必要ですが、本製品は投影したい壁から1.3m以上離れれば60インチで投影が可能なので、4畳の部屋でも設置できる計算に。2mも離れれば100インチの大画面を楽しむことができます。

照明やプロジェクターの設置に慣れていない人は少し苦手意識があるかもしれませんが、やってみると驚くほど簡単!まず天井の引掛けシーリングに付属の専用アダプタを取り付け、そこにAladdin X本体を装着します。その後、シェードを取り付けたら設置は完了。続いてリモコンで操作すると、Wi-Fiの設定からゆがみ補正まで手順がプロジェクターで説明されるので、わずか15分ほどで設置から設定まで終えることができました。

専用アダプタをカチッとはめ込みます

本体を専用アダプタにはめ込み、シェードを取り付ければ設置完了

最初はゆがんで投影されることが多いですが、四角形の4点の位置を調整することで、きれいな長方形に補正できます

まずは照明をつけてみたところ、まあ明るい!まるで日差しが強い日に外を歩いているようで、一瞬クラっとしました(笑)。その最高輝度は、14畳までの部屋に対応する5500lm(ルーメン)だそうで、なるほど8畳の部屋には十分すぎる明るさだったのかもしれません。ちなみに明るさは100段階から調整できるので、「本を読むときは明るく」「リラックスしたいときは暗く」など調整は自在です。

シーリングライト自体は大きすぎずシンプルなデザインでインテリアを邪魔しません

また色の温かみも100段階から選べるので、朝は白っぽく明るい光で目覚めよく、夜は温かみのある暗い光でリラックスへと導くなど、お子さんの睡眠リズムを整えるのに一役買ってくれそう。それ以外にも、プロジェクターで投影している映像に合わせて、オレンジや青、紫、緑といったカラーに点灯する「ムードライト」機能も搭載され、部屋の雰囲気を映像の世界に近づける演出をしてくれます。

子どもが楽しみながら学べるコンテンツが充実

Wi-Fiとつなぐことで、TVerやABEMA、Hulu、U-NEXTといった動画配信サービスが楽しめるのはもちろんのこと、特徴的なのは内蔵された30以上のアプリ。特に子育て世帯向けアプリが充実していて、たとえばひらがなも学べる学習ポスターや、大画面で絵本の読み聞かせをしてくれる「世界の絵本」、お子さんを眠りへと誘うオリジナル絵本「おやすみロジャー」も人気です。お子さんが寝ている隙に、ママは「おうちヨガ」で体を整えるという使い方もいいかもしれません。

キッズ向けのアプリでは読み聞かせのほか、ちょっとしたお勉強も可能
ひらがなを眺めるだけでも自然に覚えられそう

映像を見ないときはお気に入りの画像を映し出しておくのもいいですね。アプリ内にある美しい風景を壁画のように写したり、時計を投影しておくこともできます。ちなみにお子さんが時計を読めるようになる知育系の時計もありますよ。

個人的なお気に入りは山や海の映像です。まるで窓の外の景色を眺めているような気持ちになりませんか?

部屋での楽しみ方が大きく変わる唯一無二のアイテム

実は筆者自身も、2018年の初代モデルを愛用してきましたが、今回最新モデルを使ってみて、かなり進化したと感じた点も多くありました。特によかったのは、LEDライトの輝度がだいぶ高く明るくなり、本をより読みやすくなったこと。さらに調光調色のバリエーションも多いので、シーンに合わせた空間演出が楽しめそうです。

Aladdin Xはお子さんが小さいときはもちろん、大きくなってからも楽しめます。わが家では、息子が小さいときはネット動画で映画やアニメを楽しんだり、私が朝ヨガにハマったこともあります。インストラクターさんが等身大に近いので、とてもわかりやすいんです。息子が高校生になってからは息子の部屋に設置したところ、ちょくちょく友達を呼んで映画鑑賞会を企画したりしていました。

このように長年楽しめるAladdin Xは子育て世帯におすすめですので、迷っている人は一度レンタルで試してみてはいかがでしょうか。

Aladdin X2 Light

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家電ライター田中真紀子の画像

担当カテゴリー

ITデジタル

家電ライター 田中真紀子

仕事と育児の両立に悩んでいたときに、家事をラクにしてくれる家電にどハマりし、家電専門家の道へ。最新家電情報をいち早くキャッチし、自宅で使いこなしながら幅広いメディアで発信している。的確な視点で忖度なく評価するため、読者やメーカーからの信頼も厚く、家電記事監修や家電コンサルタントとしての依頼も多い。NHK「あさイチ」をはじめテレビ・ラジオにも多数出演。TikTok「家電のまきこさん」でも家電情報を発信中。

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