子育て世帯の味方、ロボット掃除機を使わない理由は?思い込みをなくしましょう!
子育て中はいつも時間がなくて、気づいたらもう何日も掃除機をかけていない……。こんなときにロボット掃除機があったら!と思ったことがある人も多いことでしょう。欲しいけれど購入に踏み切れない理由はいくつかあると思いますが、その考えは思い込みにすぎないかもしれません。今回は、よく聞く思い込みを解決してくれる最新ロボット掃除機の機能とおすすめモデルをご紹介します。
思い込み1)事前に床を片付けないといけない
一番多く聞かれるお悩みがこちら。片付けをする時間がなく、いつも床に洗濯物やスリッパ、子どものおもちゃなどが置きっぱなしになっているから、ロボット掃除機を使えないと思っている人が多いようです。
確かにかつては、掃除前の床の片付けは必須でした。でも最近のロボット掃除機は賢くて、搭載カメラが障害物を見分け、「これは洗濯物だから避けよう」「これはコードだから絡まらないように気をつけよう」と避けてくれるものが増えているんです。もちろん床に何もないに越したことはありませんが、多少モノがある程度なら、華麗に避けて掃除してくれます。
カメラ搭載モデルの多くは上位モデルで高額になりますが、きめ細かい設定が可能ですので、その価値はあると思います。
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iRobot RoombaCombo j5+
ダスト容器を付け替えるだけで、掃除機がけと拭き掃除が同時にできます。コードやペットの排泄物など障害物を見分けて回避してくれるので、床にモノがあっても大丈夫。ゴミ収集機能付き充電ドック搭載。マッピングあり。
Anker Eufy X10 Pro Omni
掃除機がけと拭き掃除を同時に行うほか、ゴミ収集、モップ洗浄・乾燥まで自動でやってくれます。カーペットでは自動でモップを持ち上げ拭き掃除をストップ。また小さな障害物も賢く回避してくれます。マッピングあり。
思い込み2)ちゃんと掃除してくれるのか信用できない
本当に部屋中を掃除してくれるの?そもそも吸引力は大丈夫なの?と不安に思っている人も多いことでしょう。特に10年近く前の性能を知っている人は、懐疑的かもしれませんね(笑)。
確かに日本市場に出回り始めたころのロボット掃除機は、ランダムに同じ場所を走り回ればだいたい網羅できるだろうという原始的なスタンスでしたので、掃除漏れは必至。吸引力にも限界があったため、吸い残しが多くありました。
しかし最近のロボット掃除機はセンサーやカメラを活用し、最短距離で効率的に掃除できるようになりました。さらに吸引力も格段に上がっており、いまやコードレス掃除機並みかそれ以上が期待できます(ただし格安タイプは要注意)。マッピングできるモデルなら、留守中に掃除をしても、どこを掃除したか履歴をアプリで確認できるので、安心感が違いますよ。
こちらも上位モデルのため値段は高くなります。
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Ecovacs DEEDOT T30 OMNI
吸引力は5000paを超えると十分と言われる中、本製品は11000paと圧倒的。2つのモップが回転しながら床拭きし、壁際ではモップを伸ばして隅まで掃除してくれます。ブラシの毛絡みも少なく、お手入れの手間も最低限に。マッピングあり。
Narwal Freo X Ultra
吸引力の強さはもちろん、床拭き機能が優秀。モップをしっかり押し付け、回転しながら汚れをかき取り、汚れを見つけたらきれいになるまで掃除します。ごみ収集、モップ洗浄、乾燥機能付き。マッピングあり。
思い込み3)お手入れが面倒で意外とラクできない
ロボット掃除機はダストボックスが小さいから、頻繁にゴミを捨てなければいけないのが面倒。さらに床の水拭きもできる2in1タイプだと掃除のたびにタンクに水を入れたり、終わったらモップを洗って乾かすのが面倒で、気づいたら使わなくなってしまった……。
これ、かつての私です(笑)。ロボット掃除機は自分で掃除をした後、自分で充電台に戻ってくれるので、お手入れするタイミングが見つかりにくい。で、次に使おうと思ったらゴミがパンパンでエラーになっていたり、濡れたモップから悪臭を放っていたりするんです。
そんな私が最低限“必須”と思っているのが、ゴミ自動収集機能。充電台に戻ったら、ゴミを自動で吸い上げてくれるのでその都度ゴミを捨てる手間は不要で、数ヶ月に一回充電台の紙パックを交換するだけです。また水拭きできるタイプにも最近は、自動でモップの水を濡らし、洗浄し、乾燥してくれるものが増えているので、準備やお手入れの手間なく使うことができます。
ゴミ自動収集機能付きだけなら5万円前後でも購入できますが、水拭き機能付きで、モップ洗浄、乾燥機能まで搭載したものは、上位クラスになるため10万円を超えるものが多くなります。
モップを搭載し、掃除機がけしながら水拭きも同時にできるタイプは便利ですが、モップ洗いが面倒
充電ドックにモップ洗浄と乾燥機能も備えていれば、お手入れの手間も省けます
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SwitchBot お掃除ロボット S10
給水ステーションを設置することで、床拭き用の水の給水や汚れた水の排水まで自動で行ってくれる、現時点でもっとも使用前後の手間がいらないオールインワンロボット掃除機。障害物回避能力は弱め。マッピングあり。
思い込み4)ロボット掃除機なんてぜいたくでは?
ロボット掃除機は欲しいけれど、潜在的に「掃除ぐらい自分でやらなくてはいけないのでは……」と躊躇している人も多いかもしれません。サボっている気がする、ぜいたくなのでは、と罪悪感を感じているなら、考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
たとえば毎日20分間掃除機がけをしている人がロボット掃除機を導入し、週末1日(月4日分)だけの掃除で済むようになったとします。すると1ヶ月(26日分)で約520分(約8.6時間)の時間的余裕が生まれることになります。もし8.6時間仕事をした場合、2024年の全国平均時給が1055円ですから、約9073円得したことに。この計算なら、数ヶ月でロボット掃除機代はペイできるのです。
でもやっぱりぜいたくでは、と思う人におすすめなのが、シンプルな4万円以下のエントリーモデル。上の計算によれば5ヶ月待たずにペイできます(笑)。近年のロボット掃除機は高機能化しているぶん、エントリーモデルも昔に比べて格段に性能が上がっています。マッピングや自動ゴミ収集などの機能は搭載されていませんが、一度使ってみたい人はエントリーモデルから始めてみましょう。
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Roomba Combo Essenntial robot
すっきりしたデザインとコンパクトな充電台でお部屋に置きやすい1台。モップを取り付けると床拭きも同時にできます。センサーを搭載し、効率的に掃除が完了。マッピング機能なし。
Ecovacs DEEBOT Y1 PLUS
機能はシンプルながら、5000paの吸引力を備え、掃除機がけと同時に床拭きも可能。床拭きモード時はカーペットの掃除はしないことで、カーペットを濡らすリスクを回避します。マッピング機能なし。
ロボット掃除機で生まれた時間を自分の時間に!
ロボット掃除機を上手に使うと、家事が捗ります。例えばタイマーを使って、朝起きる前までに掃除を終わらせたり、外出中に掃除を終わらせることも可能。ある人は、部屋が散らかったままロボット掃除機を動かし、「おもちゃが食べられちゃうよー」と言いながら、お子さんと一緒に片付けをするきっかけにしているそうです。
掃除をロボット掃除機に任せることによって生まれた時間は、もちろん自分たちの時間。家族とゆっくり過ごしてもよし、ほかの家事をするもよし、仕事をするもよし。もちろん何もしないのもありです。このように少しずつ時間をつくることで、心身ともにゆとりをつくってみてはいかがでしょうか。
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