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【消しゴム】小学生おすすめ11選、プロ御用達でよく消える!

【消しゴム】小学生おすすめ11選、プロ御用達でよく消える!

私の祖父母は下町の町工場の印刷屋さん。工場の中に積まれている紙には何も書かれていないのに、機械のうしろで待っていると大きなガシャンガシャンという音とともにきれいな文字やイラスト、写真がたくさん飛び出してきました。小さい頃からいつも「魔法みたいだなぁ」と感動していた私。紙やインク、たくさんの文房具が置かれていた工場は私にとっては宝物の山。小学生の頃、工場の机をこっそりのぞいては使い古した画材をもらってきて、大好きな作品をマネしてまんがを描き始めました。

そんな画材の中でも私が一番好きなのは「消しゴム」。小学生の私は力をうまく使えず、せっかくうまく描けた(と思い込んでいる)まんがの下書きを消しながら紙がグシャッ。濃い鉛筆で描いた下絵は、消してるはずなのに消しゴムでこすったところがどんどん黒く汚れていく…。

消しゴムの個々の性能にびっくり!

そんな子どもの頃の経験から、いつの間にか力を入れずに消える大きめサイズの消しゴム、ペンで書いた文字や印刷した紙の文字を消せる砂消し、鉛筆の粉を上からそっとなでたり優しくポンポンたたくように使う練り消しなど、これは!と思うものを集めてはコレクションするようになりました。

そんな私がさらに消しゴムを使うときの力の入れ方まで考えるようになったのは、初めてまんが家さんのアシスタントに行ったときのことです。

息子の自由な消し方に衝撃

まんがを描くときには消しゴムにも細心の注意を払うようになった私。あれから何年も経って息子が小学生になり、宿題の漢字の練習をしているときに、ふと気づいてしまったのです。
私が子どもの頃にしていた消し方をしている! しかも、何も気にせず自由に消し続けている…。これは事件です!

小学生が使いやすい消しゴムを探してみました!

そこで、小学生の息子が使いやすい消しゴムを探そうと早速検索してみると…。商品名の中に「小学生」と入っている消しゴムがいくつか見つかりました。
いてもたってもいられなくなった私は気になる消しゴムをお取り寄せ。その中でも、これは!と感動した小学生低学年にも使いやすい消しゴム11選を紹介します。

サクラクレパス 消しゴム 小学生学習100(5個)

子どもが2Bなど濃いえんぴつを使用して、強い筆圧で書いたものでも、こすって汚れが伸びてしまうことがなくしっかり消しやすい消しゴム。サイズはお好みですが、小さめの60サイズよりも、わが家の小さな子どもの手には少し大きめの100サイズがフィットしていました。小学生と商品名に入れるだけあって、何度も書き直すひらがなや漢字の練習の宿題のときにストレスなく使えます。

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サクラクレパス 消しゴム フォームイレーザーダブル100(5個)

軽いタッチで消せて、消した後、消しゴムに鉛筆の黒い粉が残りにくいので消しゴムが白いまま! 消しクズがまとまりやすいので、リビングにあるコタツ学習派のわが家にはとてもうれしい。ちなみに、これの一番大きな300サイズの消しゴムは私が15年以上前から使い続けている一番のお気に入りです。
私の大好きなまんが家さんに、スクリーントーン(まんがを描くときに貼る網点や模様が印刷されたフィルム状のものです)が自然に消せるよ!と教えてもらってからずっと愛用している消しゴムです(日常の中であまりトーンを消すことはないと思いますが)。大好きな人と同じ消しゴムを持っている…それだけで幸せです!(笑)

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サクラクレパス 消しゴム アーチ 小学生 学習用(5個)

「アーチ」は種類が多く近所の文房具売り場でもよく見かけますが、そのなかでも「小学生 学習用」はオススメ。ケースがアーチ状で強く消してもケースにあたる部分が割れにくく、つい力を入れすぎてしまう小さな子どもでも安心。小さくなったらケースを点線に沿って切り取り調整ができるので「ケースをなくして消しゴム真っ黒問題」を防ぐことができます!
プラスチック生地+フォーム生地(特殊発泡体配合)を使用しているので、軽い力で2Bなどの濃い鉛筆も汚れがびろーんと伸びることなく、しっかり消せます。厚みがあって小さな手でも握りやすく、消しクズのまとまりもよいです。

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プラス エアイン キッズ 100サイズ(5色×各2個)

1989年発売のロングセラー消しゴムの「エアイン」から、小学校低学年が持ちやすいサイズを追求し、Bや2Bの濃い鉛筆の文字を弱い握力でもしっかり消せる消しゴムが発売されています。多孔質セラミックスパウダーとエア入りカプセルの働きのおかげで、いつもカドで消す感触。消している時に力がいらないので広い範囲を消していても手が疲れません。
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プラス 消しゴム 富士山消しゴム TOKYO あかね そら しろ 3種パック

「エアイン」のシリーズから出ている「富士山消しゴム」は、消すところを調整しながら真ん中部分だけ残しておくと富士山が出現するアイデア商品。かわいい形に愛着もたっぷりわくので、うっかり者の私もなくしません! プレゼントにも喜ばれそう。

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コクヨ キャンパス 消しゴム 2Bタイプ 小学生用

「コクヨのキャンパス」というとノートやレポート用紙で、私が子どもの頃からずっとお世話になってきたものなので、紙への配慮を期待して購入しました。すると、思った以上の消し心地! 軽い力でもイレースポリマー(字消し成分)のブレンド構造によって、2Bの濃い鉛筆も包み込むようにスーッときれいに消せます。このシリーズはHやHBの濃さ対応のシャープペンシルで子どもの力で強く書いても軽く消せる消しゴムシリーズも発売されています。

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ヒノデワシ キラキラまとまるくん(20個)

ママ達も小学生の頃にお世話になったかも! 1986年に“消しクズが散らからずにまとまる“をキャッチフレーズに誕生したまとまるくん。その特徴をいかして、消しクズを集めてお手製の練り消しを作った…なんていう私の思い出もいっぱい詰まっています。私はそんな思い出を一回も話したことがないのに、息子はけっこう大きめのお手製練り消しを筆箱の中に隠し持っていました(笑)。
今ではまとまるくんにはたくさんの種類があり、ケースのデザインはキャラクターのものも多く自分だけのお気に入りがみつかるかも! 息子の小学校はキャラクターものがNGのため、キラキラしたデザインを選んでいました。
やっぱりまとまるくんといえば消しカスがまとまるのが一番の魅力。子どものノートに消しかすがいっぱい挟まっていて気になるときは、まとまるくんがおすすめです。

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トンボ鉛筆 消しゴム MONO モノもっとかる~く消せる

1969年に誕生したMONO消しゴム。みなさんもきっと一度は使ったことがあるのではないでしょうか。そのMONOシリーズの中でも特に軽く消せるタイプがこれ。テストの用紙やノートがシワになりにくいので、ゴシゴシ擦りがちな息子も頑張って力を入れ過ぎないように気をつけながら使っていました。
MONOシリーズの力を入れずに軽いタッチで消せる消しゴムにはほかにも、「モノライト」「モノライト(S)」「モノエアタッチ」があるので、こちらもお試しください!

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クツワ HiLiNE 磁ケシ(2個)

鉄粉が練り込まれている消しゴム。ケースの底にネオジム磁石が内蔵してあり、消しクズをサッと集めることができます。そしてケースの底をゴミ箱の上で開くと消しカスが離れて簡単に掃除が完了。わが家では「ちょっと使いたいときに限って消しゴムが見つからない問題」を防ぐためにさりげなく冷蔵庫の側面にくっつけてあります!

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コクヨ 消しゴム カドケシプチ 鉛筆用(ブルー・ホワイト)

子どもの宿題で、間違えたところを少しだけ消したいのに、子どもは消さなくていいところまでたくさん消してしまって、イライラが募る…なんてことありませんか。
そんなプチストレスの解消のため、少し消したいときのお手伝い用に私が用意している「カドケシプチ」。漢字の練習のここだけ直したい、というときに少し消すのを手伝います。それを見ている子どもも自分でやってみたいと思うようになり、いつの間にか力加減を覚えて少しだけ消せる技を習得している…ような気も!

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コクヨ 消しゴム ミリケシ

小さな部分や1行だけを軽くこすって消せる「ミリケシ」。細い行に書かれた計算の式や筆算の1行を消すときなど、一定の幅を消すのにとても使いやすい消しゴムです。スーッと文字に沿って消していけばうまく書けた字まで消しちゃった!をなくせます。

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いよいよはじまる入学準備!

そろそろ来年度の新1年生のための学校説明会や就学時健康診断の時期。入学前に何を揃えるかも気になるところですよね。
毎日一緒に学校に行っていつも子どものそばにいてくれる文房具。中でも消しゴムは、間違ってやり直しながら成長していく子ども達にもっとも近い存在といえると思います。
ぜひそれぞれの消しゴムの特徴を見て、「消すのも楽しいな」「間違えることもあるけれどそこからもう一度やり直すのもいいんだな」「勉強するのってちょっといいな」と子どもに感じてもらえるような、手にも心にもよくなじむ消しゴムを探してくださいね。

この記事を書いたライター

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しみず宇海さん

まんが家。小学生の男の子と女の子のママ。高校の頃に不登校を経験したあと、おひとりさま旅やぼっちごはんの楽しさに目覚める。が、最近は子どもが外出中のひとり時間が寂しい…。人づきあいが苦手な自分から生まれた人懐っこい子どもたちに、日々幸せな気持ち、小さな勇気やクスッと笑える時間をもらっています。

ライター

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漫画家。ニュースライター。 しみず宇海

子どもの頃に不登校の経験あり。子育てを通して知り合った人との関わり方にちょっぴり慎重になりつつ、男の子と女の子の子育てをしています。
子どもたちと一緒にいろんなことに挑戦して、青春やりなおし中。
幼稚園・小学校の子どもたちとのほんわかエピソードを漫画にしています。

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