カメラストラップをスリング風に!首や肩の負担が減り持ち運びも便利に
カメラのストラップをスリング風にアレンジする方法を紹介します!ストールを使うことでカメラの重みが分散され、首や肩への負担が軽減するだけでなく、おしゃれ度もUP!カメラをバックなどに収納する際、ストールに包んでおけば持ち運び時の衝撃緩和にも◎
用意するもの
□薄手のストール
薄手のものが適しています。今回は長さ160cmぐらいのものを使用します。
□ナスカン(回転カン付き):2つ
カメラのストラップ金具に適したサイズのものを用意してください。今回はダイソーで「ロングストラップ2P」購入し、ストラップの先端についている金具の「ナスカン」のみ使用しました。
まず、ナスカンに取り付けられている携帯用ストラップのパーツを取り外します。
ロングストラップの紐をハサミで切り取ります。
※「ナスカン」のみ売っていたらそちらでもちろんOKです
□二重リング(直径22mm):4つ
使用するストールの厚みに応じたサイズのものを用意してください。(厚手のストールの場合は大きめサイズを)
下準備
これまで、カメラ購入時に付属品としてセットされていたストラップを使用していましたが長年使用しているため、ところどころ劣化が見られるように…。
なので、このストラップを取り外します。
作り方
1.カメラ本体にある、ストラップ金具にナスカンをかける
カメラ本体の金具が小さい場合、サイズが大きいナスカンだとかけられない場合があります。カメラの金具サイズを確認し、それに応じたサイズのナスカンを用意してください。
両サイドの金具にそれぞれナスカンをかける
2.ナスカンの回転カン部分に、二重リングを通す
1つのナスカンに、二重リングを2つ通します。
3.ストールをセットする
3.ストールの片側の端を、二重リングの輪の中に通します
4.2つの二重リングの輪の中を通したストールの端を折り返し、1つの二重リングの輪の中を通す
通した後はストールの端をぎゅっと引っ張り、ストールがリングから外れないようにします。ストールが緩み、リングからすり抜けてカメラが落下することがないように注意してください!
5.ストールの端を、二重リングを覆うようにひと結びする
ストールを好きな長さに調整し、反対側も同じように二重リングにストールの端を通します。(ストラップを短くしたい場合は、端を長めに取りリングに通します)
使ってみました
首や肩にかけて使えます。
これまで使用していたカメラ本体購入時の付属品のストラップは、合皮素材で幅が細いこともあり、長時間かけていると首や肩に食い込んでくるような感覚がありました。また、重みが一点に集中することで、体への負担を感じることも…。
それに比べ、このスリング風ストラップは、布製のストールを使用しているため、首にかけたとき肌触りがよく、つけ心地がとてもソフト!
幅の広いストールが体にほどよくフィットし、ストラップ全体でカメラの重みを受け止めることで体に感じる重みが分散され、負担がかなり軽減されているように思えました。
ストールの布を広げてかけることで、体へのフィット感がさらに高まります。カメラがブラブラと揺れることなく、安定して持ち歩けますよ。ストールの絵柄を大きく見せられるので、おしゃれのポイントとしても◎
肌寒いときなどちょっとした防寒アイテムの役目も担ってくれます!
おすすめポイント
カメラをバッグなどに収納するときは、ストールでカメラを包むことで、キズや衝撃を和らげることができます。
1.ストールを軽く広げます
2.広げたストールの上にカメラを置く
3.カメラを包むようにストールを折る
ストールに包んだ状態でバックに入れれば、持ち運びの際の衝撃を緩和できます。
身近なアイテムを組み合わせ、手軽にハンドメイドできるスリング風のカメラストラップ。その日の服装に合わせて、ストールをチェンジするなど、アクセサリーの1つとして、コーディネートを楽しむこともできます。
使用するストールは、切ったり縫ったりといった加工は一切していないので、リングから取り外せば元のストールとして使用OK!気兼ねなくアレンジできますよ。
スリング風ストラップで、カメラをおしゃれに携帯しましょう!
注意点
今回使用しているパーツやストールは、どれもカメラストラップとして使用するための製品ではありません。そのため、強度や安全面など含め、各自の判断で使用してください。
使用時はパーツの品質やパーツ同士の接続状況などを確認し、使用時にカメラが落下することのないよう気を付けてください。