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【夏休みにポンちゃんと作ろう!かんてんクッキング】かんてんゼリーの作り方
8月20日(土)午前11時から開催したオンラインイベント「夏休みにポンちゃんと作ろう!かんてんクッキング」。
あんふぁん・ぎゅってでお話を連載中の「できたて!ポンチポンチ」の主人公・ポンちゃんは寒天の男の子、ということで「かんてんぱぱ®️」など、さまざまかんてん商品を展開している伊那食品工業と初めてのコラボレーション企画が実現しました。
今回は親子で簡単にできるかんてんゼリー作りをテーマに「かんてんぱぱ®️」のゼリーの素「カップゼリー 80℃ クール(サイダー味)」と大きなゼリー型を事前に参加者の自宅へ材料をお届けして、当日のライブ配信を見てもらいながらクッキングイベントを行いました。
そもそも「かんてん(寒天)」って何だろう?
今回イベントで使用した「カップゼリー 80℃」シリーズは、原材料にかんてんが使われていますが、そもそもかんてんは何から作られているか知っていますか。かんてんの原料や栄養価、おすすめの使い方について、伊那食品工業の担当者に教えてもらいました。
●かんてんの原料は海藻
かんてんは赤茶色の海藻「テングサ」と「オゴノリ」の2つを合わせて作っています。
これらの海藻を鍋でぐつぐつと煮て、冷やし固めて溶かすことで、白くて匂いのしないかんてんになっていきます。
こうして白くなったかんてんは、形を変えて「粉状寒天」や「糸状寒天」、「棒寒天」やフィルム状の寒天など、さまざまな形に形成されていき、約200種類以上のかんてん商品を伊那食品工業では販売しています。
●かんてんが使われている身近な食べ物
実は市販の食べ物にもかんてんを使っている商品は多くあります。例えば、赤ちゃん用のベビーチーズやプリン・ヨーグルト、ドレッシングなど。とても身近な商品に使われているのです。
●かんてんは食物繊維の王様
かんてんは、食物繊維がとても豊富で「食物繊維の王様」とも言われるほど。また、ノーカロリーなので、ダイエット食材としても優れています。かんてんは、おなかの中の水分を抱えることでカサが増え、少しの量でも満腹感を得ることができます。
●これなら取り入れやすい!かんてんの上手な使い方
お米を炊く時にかんてんを少し加えて炊くことでお米の表面がつやつやとして、おいしく炊くことができます。かんてんを入れる目安はお米2〜3合に対して2g。かんてんを入れて炊いたご飯は、冷凍ご飯を解凍して食べる際のお米のパサつきを抑えることもできるので、冷凍してご飯をストックすることが多い人に特におすすめの活用法です。
また、かんてんを入れて炊いたお米は血糖値の上昇を抑えるという研究結果も出ていることから、健康に気を使っているという人にもぜひ試してほしいと思います。
かんてんゼリーの作り方
かんてんについてしっかり学んだあとは、お楽しみのかんてんゼリー作り。イベント当日は、上手に作るコツを栄養士・食育アドバイザーとして活躍する、ほりえさちこさんに登場してもらいました。
●材料
●「カップゼリー80℃ クール(サイダー味)」…1袋(1パックにつき2袋入りのため、そのうちの1袋を使用)
●ゼリーの型
コップなどでもOK
●果物(缶詰のものでもOK、汁気を切っておく)…好きなものを好きなだけ
●熱湯…500ml〜550ml
やわらかめのゼリーが好きな人は550ml入れてもOK
※やけどには十分に注意し、大人が用意するようにしてください
●大きめの耐熱ボウル
※熱湯を入れるため、できればガラス製のもの
●泡立て器、おたま
●作り方
1.ボウルに熱湯を入れて、「カップゼリー80℃ クール(サイダー味)」を1袋入れる
2.泡立て器を使って、約60秒間混ぜ合わせる
ゆっくりゆっくり混ぜるのがポイント
3.ゼリー型にフルーツを入れる。フルーツを入れる際は出来上がりをイメージして入れていく
ゼリー型をひっくり返した際に上に配置したいフルーツを先に、彩りを考えながらバランスよく入れる
4.フルーツを入れたゼリー型におたまでゼリー液をすくい流し入れる
ゼリー液はゼリー型の上1cmを残した辺りまで入れる
5.最後にフルーツのバランスを整えて、気泡が浮いていたら菜箸の先などで潰し、冷蔵庫で1時間〜2時間冷やし固める
かんてんは40℃以下から固まり始めるので、冷蔵庫に入れなくても固まりますが、早く仕上げたい、冷やして食べたいという人は1時間〜2時間を目安に冷蔵庫で冷やし固めてください。
●完成!フルーツたっぷりかんてんゼリー
フルーツたっぷりのゼリーが完成しました!
型から外す時は、箸やフォークの背などを一カ所空気を入れるように入れてみると簡単に外れますよ。
●完成したゼリーは…
消費期限は作った日を含めて3日です。冷蔵保存の上、早めに食べるようにしてください
1歳からでも食べられますが、小さなお子さんが食べる場合はゼリーを少しやわらかめに作るのがおすすめです
みんなが作ったゼリーは こちらから
- リンク一覧
こんなこともできる!アレンジアイデア
大きなゼリー型の他、ほりえさんが特別に2つのアレンジを紹介してくれました。
余ったゼリー液や、もう1袋のゼリーの素を使ってぜひ作ってみてくださいね。
●アレンジ1.フルーツが映えるゼリー
キウイを薄切りにして、コップの壁に貼り付けるように並べたらゼリー液を流し入れて固めるだけで完成します。
いちごやみかん、お好みのフルーツで作ってみてくださいね。
●アレンジ2.まるでポンチ村の「あまいわきみず」スイカのフルーツポンチ
スイカ半玉をそのまま器に。中身をスプーンなどでくり抜いたら、ジグザグになるようにふちに切り込みを入れます。
スイカ以外にもカットフルーツを数種類用意し、「カップゼリー80℃」を1袋溶かし入れて固めたら完成!
写真のフルーツポンチは「できたて!ポンチポンチ」のお話に出てくるポンちゃんが住む、ポンチ村のシンボルの「あまいわきみず」をモチーフにしたので、中央にシャンパングラスを埋めこみました。
グラスの中にサイダーとメントスを入れると勢いよくサイダーが吹き出すので、まるで本物の「あまいわきみず」のよう。ポンちゃんも大喜び!
とても楽しい体験ができるので、ぜひおうちでも試してみてくださいね。
「カップゼリー80℃」には種類いろいろ
イベントで使用したクール(サイダー味)以外にも、「カップゼリー80℃」はさまざまな種類があります。
青りんご味やぶどう味の他、夏におすすめのパイン味やマンゴー味、さらには抹茶味やコーヒー味など大人好みのフレーバーも。
「かんてんぱぱ®️オンラインショップ」の他、成城石井やカルディでも取り扱いがあるので、お買い物の際に探してみてくださいね。
こちらもおすすめ!楽しくおいしく食べられるかんてん商品
「かんてんぱぱ®️」は、「ちょっと手づくり」がコンセプト。今回使用した「カップゼリー80℃」以外にも、簡単に作れて子どもが喜びそうな商品も!
しゅわしゅわはじける魔法のゼリー♪「じぇりんパ」
パッケージもかわいい「じぇりんパ」は水と一緒に混ぜるだけ。たったの3分でできあがる魔法のゼリーです。
水を入れて混ぜると、しゅわしゅわ膨らんで、あっという間にゼリーができあがります。子どもだけでも作れそうな手軽さがポイント。
●スープ用糸寒天
みそ汁などのスープにひとつまみ入れるだけで、食物繊維を手軽にとることができる「スープ用糸寒天」。水で戻してサラダや和え物にも。
さらにおすすめの活用法として紹介したお米と一緒に炊く方法は「スープ用寒天」でも代用可能。いろいろな方法で取り入れてみてくださいね。