子どもがハマる報酬制&ボーナスありポイント表

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ポイント表を作った経緯

長い夏休みに何とか勉強の習慣づけができないものかと試行錯誤を繰り返し、わが家が行きついたのが「1日のタスクをコンプリートするとおやつがもらえる」という仕組みのポイント表です。

ただし、タスクがコンプリートできないと、おやつがまったくなしというのではなく、フルーツなどのヘルシーなおやつや、家族や友人と一緒に食べるおやつは食べることができます。
はじめは、ポイント表でしかおやつを提供しない仕組みにしていたのですが、家族や友人と食べるときのおやつが、タスク達成のおやつのデモンストレーションとしても役立っていて、「このおやつがもっと欲しい!」からこそ、そのおやつのために頑張ってポイントを貯めるようになったのです。

ポイント表の内容と仕組み

ポイント表はとても簡単なもので、エクセルで作成して印刷したA4サイズの紙です。
1日にやる「タスク」は、3つか4つ、多くても5つまでにしています。あえて、夏休み期間を1枚におさめず、2枚に分けることで、達成感を得やすくしています。また、2枚目のシートは休みの後半戦なので、そのまま夏休みが終わった後も継続するきっかけにしやすいです。

わが家の場合のポイント表は、
低学年:宿題、英検、お手伝い
中学年:宿題、家でのワーク2枚、英単語、お手伝い
高学年:宿題、家でのワーク2枚、英検、お手伝い
となっています。

1日のタスクが終わればおやつがもらえる仕組みで、終わらないときはもらえません。ただし、次の日にまとめて終わらせると2回分のおやつをもらうことができるので、何回か分のおやつを貯めておくこともできます。また5ポイント貯めると大きな(高額な)おやつにできるようにもしました。
さらに、1枚のシートをコンプリートするとゴールドシールがもらえ、それが10枚貯まるとお小遣いがもらえます。このゴールドシールは、学校のテストが満点だった場合や、市販のワークを1冊終わらせた場合ももらえます。

つまり、小さなご褒美が毎日もらえるおやつの仕組みと、積み重ねればボーナスにつながる仕組みが合わさったつくりになっています。

ポイント表を使い始めてからのわが家の成果

このポイント表を生活に取り入れてから、子ども達はおやつを目指してコンスタントに自分から勉強やお手伝いに取り組むようになりました。

今では、誰かの誕生日に自分のポイントを利用し高額なおやつを手に入れて、プレゼントにする子もいます。
またきょうだいでポイントを合わせて、大きな袋菓子をおねだりといったコンボ技も提案してきたりと、子どもが楽しみながら、夏休みが終わった後の学期中も続きました。そして冬休み、春休みと、結果的に1年以上続いています。
もちろん、長期休み以外はゆるく学校優先のポイント表になりますが、今ではポイント表が埋まると新しいのを作って!と言ってくるようになりました。
わが家のポイント表は、夏休みに勉強とお手伝いの習慣化に成功し、新学期が始まってからもコツコツ続き、今では1年以上続いています。これから夏休みを迎えるみなさんの参考になれば幸いです。

ライター

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&あんふぁん編集部 &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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