家に“アルモンデ”体を動かそう！酷暑で外出できなくても、家に居ながらかんたん夏痩せ！

ペットボトルで上半身＆下半身の同時痩せ

酷暑の中、涼しいエアコンの中でずっとスマホやタブレット、テレビにかじりついてばかりでは、おなかはもちろん二の腕や背中、お尻も太もももタプタプになってしまいます。おなかやお尻から太ももにかけてはもちろん、二の腕、肩甲骨周り、ブラのはみ肉対策にもなり、動かすことで肩こり腰痛予防にもなる動きをご紹介します。

※手に持つのは、ペットボトルでも水筒でも、お持ちなら鉄アレイでも構いません
1.脚を前後に開き、前脚はつま先と膝の向きを同じに。後ろ脚はつま先立ち。肩の力を抜き、耳と肩を遠ざける
2.両手にペットボトルなどを持ち、肩幅に持ち上げた状態から吐く息で両肘を体側にまっすぐ下ろし、吸う息で元の位置まで持ち上げる動作を10回ほど繰り返す

ランジのポーズでは、プヨプヨなりがちな内転筋（内もも）、ハムストリングス（裏もも）や大殿筋（お尻）がほどよく鍛えられますので、美脚・美尻効果が期待できます。またバランスをキープしていくことで体幹もしっかりしてきます。
そして、手にペットボトルをもち上下することで、二の腕や肩甲骨の間の菱形筋などが鍛えられます。菱形筋が鍛えられると、ダイエットに役立つ褐色脂肪細胞の活動が活発になり、熱を生み出しエネルギーを燃やしてくれます。肩の力を抜き、耳と肩を遠ざけてやることで、鎖骨まわりの美しさにもつながります。
運動により血流も上がりますし、クーラーによるカラダの深部の冷え対策にもなりますね。回数は目安として、ご自身の体力に応じて加減してみてください。

マットさえあれば！見せ筋も作りたいならクロスクランチ

今年の夏はショート丈のトップスだと見た目も涼しげですよね。しかし、おなか周りを気にしてはおなかが見えそうな服は難しい！そこで、シックスパックに繋がる腹直筋やくびれ部分にあたる腹斜筋をダイレクトに鍛えていくクロスクランチもおススメです。体幹が整うので、自然と立ち姿勢も美しくなりますので、産後の姿勢不良に悩むママにも挑戦してほしい運動です。

1.仰向けに寝て両手を後頭部で組み、頭は少し浮かす。両ひざは立てる
2.肩甲骨を浮かせた状態で、吐く息で左ひざと右ひじを合わせるように近づけ、右脚は床から少し浮かせてつま先を伸ばす。左右交互に呼吸に合わせてゆっくり繰り返す
10～20回試してみてください。ご自分の体力に応じて加減してくださって大丈夫です。

見せ筋がつくと気分も上がり自信も湧いてきますよね。呼吸に合わせてゆっくりやることで、インナーマッスルももちろん鍛えられますので、ココロの軸もしっかりしてきます。マットを使うだけで、心身の自信にも磨きがかかります！

ゴムで、モデルみたいな鎖骨周りも手に入れる

「消えた鎖骨周りを発掘したい（笑）」なんて笑いながら相談して下さる方もいます。そんな時はコロナ禍でマスクの手作りをして余ったゴムが大活躍です。幼稚園帽子のあご紐に使うくらいのもので大丈夫です。
鎖骨周りはリンパの最終地点。全身から集められたリンパ液が、鎖骨のくぼみの奥の静脈へと流れていきます。この部分の滞りは、全身のリンパ液の流れにとって好ましくないのです。
「【腸活】梅雨こそむくみ腸撃退でカラダの内側からキレイを目指そう！」でご紹介したとおり、鎖骨周りをさすってみるのも一つの方法です。そして以下のように動かしてあげるのも美しい鎖骨周りを作るうえでおススメなんです。

1.両肘をL字にして、両手の小指にゴムをかける
2.L字をキープしたまま、吐く息で両小指を体の横まで広げる
1分ほどやってみてください。ご自分の身体に合わせて加減してください

思いのほか、鎖骨周りだけでなく肩甲骨周りや二の腕、おなか周りまで鍛えられた感じがしてきませんか？ゆっくりと呼吸に合わせることで、じんわりと汗をかくこともできるんです！！

日常の中で、ちょっとした工夫で自分のカラダを変化させられるのはうれしいですね！TVのスポーツ観戦の合間に、高揚した気分のままご自分を鍛えることもいいですね。どれもさっとできるものなので、試してみてください。
酷暑はつい家にこもりがち。でも、これでしっかりと夏痩せ！お子さんもまねて一緒にやってくれるかもしれません。3つの動きを試して、あなたの美ボディをキープしてみてください♪