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ママ友関係のタブーって?必ず押さえたい「距離感」心得7か条
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園や学校で新しい環境がスタートすると、多くのママにとって気になるのがママ友との関係ではないでしょうか。一緒に遊んだり、情報交換したりと心強い関係だけれど、距離感を間違えると思わぬトラブルになってしまうことも…。
今回は、心理カウンセラーの筆者が、ママ友との上手な距離の取り方について紹介します。ちょうどいい関係で、子どもを交えた楽しい関係を築きましょう。
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ママ友との距離感で押さえておくべき7か条
ママ友と適度な距離を保つために押さえたいポイントは7つです。これらはいわばママ友関係のタブーで、破ることによってトラブルを招く可能性があるものばかりです。
「話してもいいライン」を決めておく
ママ友は、子どもありきの関係です。いわば「本当の友達」とは少し違う存在で、あまりに自己開示をしすぎると距離が近くなり過ぎて、相手の嫉妬を招いたり、人間関係トラブルの原因にもなっていきます。
そこで、あらかじめ自分や家族のことについて、「話してもいいライン」をある程度決めておきましょう。聞かれてごまかすことは悪いことのように思われがちですが、話をぼかさないことで起こるトラブルもあります。例えば、パートナーの職業や年収などは「家族に口止めされている」など、ごまかし方を最初から用意しておくのもおすすめです。
ママ友本人と子ども以外の話はノータッチ
あなたが直接関係するのは、ママ友本人と、その子ども。例えば、例えばママ友の夫や義父母などのほかの家族について、話題にしたり、詮索したりするのはやめましょう。家族同士で顔を合わせることがあったとしても、基本的に、ママ友の家族のことはノータッチでいるのがベターです。
相手のプライベートについて訊ねない
ママ友との話題に上げてよいのは、園のこと、学校のことなど、基本は子どもに関連するものに限定されます。それ以外は、向こうから話題に出した以上のことを突っ込んで聞かないように気をつけましょう。特に、ママ友の仕事や過去の話などを話のネタにしてしまったことでトラブルになる人は多いのです。
「いいね」のつくSNS関係は極力避ける
SNSとは切っても切れない時代になってきましたが、ママ友と交換するのは、直接連絡を取るLINEくらいにしておきたいものです。Instagram、Twitterなど「いいね」をつけることのできるSNSは、「いいね」をつけたつけない、投稿を見た見ないなど、トラブルの宝庫。匿名で登録しているのですから、わざわざ教えることもありません。ただし、こうしたSNSには友達を検索する機能がついている側面も。アイコンや投稿内容でバレないように気をつけましょう。
価値観が相手と違うことを気にしない
ママ友は、自分で選ぶ友達ではありません。価値観が違うのは当たり前のことです。そして無理をしてまで、すり合わせる必要もありません。「あの人は、そういう考え方なんだ」と受け入れる柔軟性が必要です。
価値観が違うと、子育ての方針も違います。しかし、それも当たり前なのですから、相手のやり方を否定するような言動は絶対に取らないことが大切です。
悪口を言わず、言う人を遠ざける
まず「悪口を言わない」ことが大切。そして、悪口を言う人がいればそれも遠ざけましょう。人の悪口は必ずや悪影響になって返ってくると肝に銘じておくのがポイント。
ついノリで言った悪口だとしても、それをを聞いた人は「この人は自分のことも、自分がいない所で悪く言っているのかも…」と考えてしまい、コミュニティーを離れることも。結果、他人への批判だけで連帯感を作り上げるような人間関係だけが残ってしまうなんてことがあるのです。トラブルを避けたいなら『悪口と距離を置く』覚悟が必要です。
疲れる相手とは距離をとる
「一緒にいると疲れるなあ」という人はどこにでもいるものです。価値観がどうしても受け入れがたいとか、悪口が止まらない、頼んでもいないのにアドバイスや詮索をしてくるといったような一緒にいるだけで疲れる相手とは、少しずつ距離をとることも必要かもしれません。相手に合わせようとがんばりすぎないようにしましょう。
ママ友は特殊な関係!節度をもったお付き合いが大切
ママ友は「友」と名前がついてはいますが、子どもたち同士の友達関係の上に成り立つ特殊な関係です。子どもたちが成長するまでの数年間、節度をもってお付き合いできることが最も大切!
そのためにはお互いに、余計なストレスを感じずに協力し合えるよう、気配りをする必要があるでしょう。適度な距離を保ち、よい関係でいられるママ友こそが、実は信頼関係を長持ちさせることができ、その後も続いていくような本当の意味での友達になれるのかもしれませんね。