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【お箸の持ち方】1週間でみるみる上達!練習の方法教えます
お箸をきちんと持てるように教えてあげたいなと思いつつも、いざ教えるとなると息子も私もうまくいかず、まだいっか…とあきらめてしまっていました。何度か挑戦していた中で、本人のやる気を出させながら、1週間でみるみる上達した方法をご紹介します。
トレーニング箸から普通のお箸に進めない
2歳になったころに、指を入れる穴がついたトレーニング用のお箸を覚えた息子。しかし、そのままそのお箸じゃないと使えないようになってしまいました。年中さんになり、お弁当にはお箸を持ってきているお友達も増える中、息子にはすっかり苦手意識が芽生えてしまった様子…。
私も自分ではきちんと持てるのに、教えようとすると分からなくなってしまい、持ち方を教えられずにいましたが、息子が5歳になる目前に、きちんとお箸が持てたら本人も嬉しいはずと、ようやく重い腰をあげました。
お箸の絵本「はしのもちかた」
まず図書館で絵本の「おはしのもちかた」を借りてきました。
しかし息子はあまり興味を示さず…。結局、教えることに苦戦していた私がひとりで読んでみることに。すると、以下の3点が重要であることがわかりました。
・まずはお箸1本で練習する
・くるみ(ボール)を使って練習する
・薬指と小指は動かさない
今まで何も考えずにお箸を使っていたけれど、こういう仕組みで手を動かしていたのだと理解できました。
YouTubeの動画でやる気アップ!
教えるのが下手な私がいろいろと言ってしまったからか、「お箸の練習しようよ!」と言っても、「えーやだー。ボクはもうスプーンでいいよ」とすでにお箸の練習に嫌気がさしていた息子。
そこで大好きなYouTubeでお箸の動画を探し、やる気になりそうな動画を見せることに。
中でもNHKの教育番組「ストレッチマン・ゴールド」の動画は「ちゃんと持てるようになりたい!」という気持ちが芽生え、やる気を出させるのにとても効果的でした。
やる気が出たところで、絵本で私が学んだ通り、お箸1本をもち、薬指・小指を押さえて動かす練習を「ごはんの前に10回だけ」と決めて毎日練習しました。
100均のトレーニング箸で自信をつけさせてみると
しかし、実際にお箸を持つとうまくいかずにテンションが下がってしまう息子。そこでまずは成功体験をさせて自信をつけさせようと、穴ではなく、親指の置く位置がはっきりとした100均のトレーニング箸を使ってみることに。するとなかなかいい感じ!
うまくいかないお箸で食事をとることは、息子にとってはとてもストレスだったようなので、練習をしたらトレーニング箸で食べてOKということにしました。
1.普通のお箸1本で薬指・小指を押さえて動かす練習10回
2.普通のお箸を2本持って動かす練習10回
3.食事はストレスが溜まらないようにトレーニング箸で食べる
1週間でバッチリ!教える前に親も学ぶことが大事
この流れで1週間が過ぎたころには、息子も自信がついてきたようで、自ら普通のお箸で食事を食べるようになりました! 現在は普通のお箸で食事をしていますが、持ち方がちょっとおかしいなと感じたときは上記の練習をしてからお箸を持たせるようにしています。
私自身にとってはあまりにも無意識に身についていたお箸の持ち方だったので、教える際にとても困惑してしまいました。
親も教える前に仕組みを知り、教え方を考えるなど下準備が大事だということを感じたできごとでした。これからお箸の持ち方を教えるママやパパに参考にしていただけたら嬉しいです。