入学説明会が終わったら、お楽しみグッズを買いに行こう!

入学説明会が終わったら、お楽しみグッズを買いに行こう!

小学校の先生の経験者であり、自身もママとして子育てに奮闘する4人によるリレーコラム「ママ先生といっしょ」。先生目線で、ときにママの目線で。入学準備や、入学後の困りごとや悩みの解決方法の糸口を探ります。苦しいことがあっても、笑顔で突き進めるヒントが見つかるかも。今回はりな先生。入学説明会が終わった後のポイントをレクチャーします。

入学説明会が終わると、いよいよ次は入学式を迎え、学校生活が始まります。入学までの期間をわくわくした気持ちで過ごせるように、グッズ準備のヒントを、お伝えします。

確認はしっかりと!

入学説明会では、学校生活を送る上で必要な購入品についての説明があると思います。

まず確認していただきたいのは、色や柄、キャラクターものなど、推奨されないものの有無です。学校によって差があり、また、お兄ちゃんやお姉ちゃんの時と変化していることもあるので、確認した上で購入しに行くといいです。 購入品について、保護者の方が確認するのもいいですが、「こんな物が必要になるんだね。楽しみだね!」と声をかけながら、一緒に確認することをおすすめします。

全て新調する必要はなく、今使っているものがそのまま使えて、お子様のお気に入りを使うことができるなら、そのまま使ってほしいと思います。自分のお気に入りのものがあると、新しい生活の中で落ち着くアイテムの1つになり得ます。

グッズを購入する前にチェックするポイント

学校からの説明を確認した上で、以下のこともチェックしてもらえたらと思います。

  • 1:サイズ感

大きすぎず、小さすぎないものかどうか、お子様の体に合わせて確認してからの購入をおすすめします。少し大きいくらいなら大丈夫ですが、大きすぎてズボンの裾を踏んだり、転倒の際に手が出せなかったり、ということもあるので注意が必要です。

  • 2:自分で着脱などの管理ができるかどうか

服の着脱、水筒のカバー、折り畳み傘など、子どもでも簡単に管理できるものもあれば、大人の力が必要なものもあります。デザインの好みも大切にしながら、機能面も見ておくと後で困らずに済みます。

  • 3:普段使いする靴は、早めの購入を

運動靴を購入する場合は、4月から新しい靴にするのではなく、3月下旬頃から履いておくことをおすすめします。地域によっては登下校で長距離を歩く場合もあるので、履き慣れた靴で歩けるようにしておけるようにしましょう。

  • 4:保護者の負担

見落としがちなのが、保護者の方の負担についてです。わが家は共働きなので、負担が少なく済むように物を揃えました。食洗機に対応しているかどうか、水筒のパーツ数は少ないかどうか、洗濯機で乾燥までかけてよいかどうか、アイロンは必要かどうかなど、その辺りも確認して購入していました。

また、ハンカチやナフキンは多めに購入しておくと汚れて使えなくなった時に安心です。 負担があっても手間暇をかけたい方もいらっしゃれば、短時間で早め済ませたいという方もいらっしゃると思うので、ご自身の状況次第で選び方が変わる可能性があります。

一番大切なこと

注意点はお伝えしましたが、一番大切なのは「お子様がそれをもって学校生活を楽しめるかどうか」です。不安を抱えながら入学する子は多いです。そんな中でも、自分の好きなグッズが目に入ると安心につながります。注意点を考慮しつつ、お子様がそれを持って笑顔で学校生活が送れるようなものを選べたら、と思います。

そして、お子様が選んだ大切なグッズには、しっかりと記名をお願いします。教員時代、名前がなくて持ち主に渡せないということが何度もありました。物を大切にできるように、名前を書いて、大切に使うように話しておきましょう。

ライター

ママ先生りな先生の画像

ママ先生 りな先生

りな先生こと平野里那(ひらのりな)。元小学校教諭。小1、年中の姉妹のママ。4年半の育休後、高学年を担任しながら家族も大切にして人生を楽しめるママ先生として過ごし、Instagram(@rina_mama_sensei)にて仕事と家庭の両立のコツを発信。現職中に「先生がママ先生になったら読む本」を共著で出版。読売新聞「♯30代の挑戦」掲載。現在は300人を超える「ママ先生の会」を運営しつつ、ママ先生、ワーママを対象にコーチングを軸においたスクールを経営。

学び・遊び・教育:新着記事

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌