【腸活】梅雨こそむくみ腸撃退でカラダの内側からキレイを目指そう!
蒸し暑い季節となりました。もしやむくみが気になってきてはいませんか?
私の友人で、暑いからついアルコールをグイグイ飲み、そのアルコールに合う味の濃いおつまみをあわせて摂ることが大好きな人がいます。靴下の跡がしっかり残る足首、寝起きの顔には枕の跡がくっきりあり、時間が経ってもなかなか跡が消えなかったり。この「いつのまにかむくみ」は、実は、腸にも起こるんです。
腸のむくみは、塩分や水分バランスが体内で崩れたり、座りっぱなしや運動不足、リンパの滞りはもちろん、一過性でなく便秘が常となっていたり、下剤を常用している、またはしていた、ということも原因となりえます。暑いからと言ってビールを飲みすぎてしまうことももちろん関係ないとはいえません。
腸のむくみは、腸の水分排泄がうまく機能せず腸壁に水分が溜まった状態です。便秘を放置していても、下剤を常用しても腸粘膜の炎症につながり、腸の機能がうまく働かなくなってしまいます。当然腸の消化吸収能力もデトックス能力も落ちてしまうわけですから、太りやすくもなります。
また、腸は自律神経と深い関わりがあります。この自律神経の働きにも関係する幸せホルモン「セロトニン」を、腸は9割生成分泌してくれるんです。ですから、その機能が落ちると…メンタルへの影響も出てしまいます。ただでさえ梅雨時期は自律神経のバランスの崩れやすい時期。気になりますよね。
また、便秘でむくんでいる状態を放置すればメンタルも不調を招くかもしれませんし、悪循環はどうせなら避けたいですよね。
梅雨だからこそ、今回は美腸セラピストそしてヨガ講師として、むくみにも腸にもいい食事、運動、ほぐし法をご紹介させていただきます。
腸内環境をよくするオススメ食でむくみ撃退!
腸の機能を高めたい!!こんな理由でヨーグルトを食べる人は少なくないと思います。わが家ももれなくヨーグルトの恩恵を受けています。わが家では必ず「ヨーグルト+発酵性食物繊維」の組み合わせで頂くようにしています。というのは、体内で私たちの健康を底上げしてくれる短鎖脂肪酸が増えるからです。この短鎖脂肪酸が増えると、体脂肪の低減、基礎代謝の向上、といったダイエットに関わるメリットもあるんです。腸の機能を向上させて、むくみ解消につながることはもちろん、ダイエットへの架け橋になるなんてうれしいですよね。ちなみに、発酵性食物繊維は水溶性食物繊維と一部の不溶性食物繊維のことを指します。
私はキウイフルーツやバナナとヨーグルトの組み合わせが大好きです。また、オートミールやはちみつも一緒に食べることもあります。手軽でいいですよね!
ふくらばぎストレッチでむくみ撃退!
キッズヨガの時、「三角形のポーズだよ」というと子どもたちがすぐにやってくれるポーズです。第二の心臓といわれるふくらばぎをほぐすことはもちろんのこと、ぽっこりおなか(下がり腸)や心身の疲労対策にもいいです。血流が良くなってポカポカするので冷え性の人にもおススメ。上半身も下半身も柔軟性を高めたい人にもいいポーズですね!
1.四つん這いからお尻はかかとをたどって持ち上げる
2.両方の手のひら全体で床を押し上半身を伸ばし、膝うらを伸ばしかかとを下す
3.両手足で床を押し、お尻を突き上げ3~5呼吸ほどキープする
※体調に応じて、柔軟性に応じて取り組んでいただいて大丈夫です。肩の力を抜いてトライしてみましょう
鎖骨周りほぐしでむくみ撃退!
鎖骨周りはリンパの最終地点で、全身から集められたリンパ液が鎖骨のくぼみの奥の静脈へと流れていきます。ここが滞ることは、全身のリンパ液の流れにとって好ましくありません。ていねいにやさしくやってみてください。
1.鎖骨の中央から肩側へ、鎖骨の上をおす
2.鎖骨の上側・下側ともに中央から肩側へさする。
※3~5回ほど。1・2ともに左右逆も行う
みぞおちとおなかに手を当てて深い呼吸をすることも、いいリンパ流しであり、リラックス法にもなります。みぞおちにはリンパの集合体がありますし、おなかの中心は幸せホルモン生成分泌に密接に関わる腸があるからです。腸自体のリラックスは脳のリラックスに役立ちますし、簡単ですのでぜひこちらも試してみてください。
自分へのすてきなご褒美になりますね!いっしょに取り組んで、梅雨も元気に過ごしましょう!!