予備があると助かる子どもの必需品、丸洗いできる「水筒ケース」の作り方
子どもが毎日使うため、あっという間に汚れたり壊れたりしてしまうこともある水筒ケース。洗うにしても、すぐ翌日に必要なことも多く予備があるとよいなと考え、丸洗いできる水筒ケースを作ってみました。わが家の水筒ケースの作り方を紹介します。
毎日使うものなので予備があると嬉しい
水筒を購入するとセットでケースが付いてくることもありますが、子どもが毎日使うものなのであっという間に汚れてしまったりボロボロになってしまいますよね。
ですが水筒ケースは、保育園でも小学校でも持ち運びで肩から下げるためにも必要なもの。できれば汚れた時の洗いがえもあれば…と考えるママもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、わが家の丸洗いができる水筒ケースの作り方を紹介します。
用意するもの
こちらのできあがりは娘が使用しているサーモスの水筒サイズですが、作成したい水筒サイズで型紙を調整してください。
□型紙用の紙(方眼紙だと作りやすいですが、サイズさえ取れればカレンダーの裏紙でも可)
□表用キルティング生地(厚手の生地がおすすめです)
□裏用コットン生地
□かばんテープ(ここでは幅25mmのものを使用しています)
□Dカン
□ファスナーテープ(縫製タイプ)
作り方
1.作成する水筒の底辺直径、円周、高さを測り、それぞれの辺+1cmサイズで縫い代込みの型紙を作成する
2.表・裏用生地それぞれの型を取り、裁断する
3.水筒入れ口を留めるベルト用として、5×8cmサイズの長方形で表裏用生地を裁断する
4.ベルト用生地を中表に合わせて短辺を片側だけ残し、端5mmをぐるりと縫い、表側にひっくり返す。割りばしなどで角の部分もきれいに押し出しておく
5.表に返したベルト部分の端から2~3mm程の所を、生地を押さえるためぐるりと縫う
6.ファスナーテープをベルト部分の幅に合わせて2cm程で裁断し、ベルト裏側の端から1cm程の所へ画像のようにファスナーテープのオス側の縫い付けをする
7.本体用の表裏生地の、水筒周囲用長方形型、底辺用円型それぞれの中央部分に画像のように印を付ける
必須ではありませんが、後で縫う時にガイドとなり縫いやすくなります
8.表用生地の円型と長方形型を、端1cmの縫い代でぐるりと縫い合わせる
9.サイドの直線も縫い合わせ円筒型にする。ただし口から5cm程度は縫わずに開けておく
10.裏用生地も同様に縫って円筒状にする
11.表裏の円筒型の口と口を合わせた状態で、端1cmの縫い代でぐるりと縫い合わせる
12.縫わずに開けておいた部分から、生地の表面に裏返す
割りばしなどで角の部分もきれいに押し出します
13.表用生地の円筒の中に、裏用生地の円筒を入れて1つにする
14.1つにまとめた円筒の口周り5mm程の所を、生地を押さえるためぐるりと縫う
15.開けていた口部分の向かって左側に、画像のように生地端5mm程内側に折り込み、(3)~(6)で縫っておいたベルト部分の、ファスナーテープが付いていない側を入れて、上からまとめて縫い留める
全てまとめて縫い留めるのが難しい場合は、仮留めで一部縫ってから、または手縫いで押さえておいてから最後にミシンで縫ってもよいです
16.ベルトを挟まなかった反対側の口も、5mm程内側に折って縫い留める
17.ファスナーテープのメス部分を、ベルトでちょうど留められる位置に縫い付ける
18.ショルダーのベルトを付けるためのDカンを付けるかばんテープを、11cmの長さでカットする
19.Dカンを通してから画像のように、輪にするようにテープの端を5mm程下に入れて、上から縫い付ける
20.ケースのベルトを付けた位置を中心に、両サイドへDカンのベルトを付ける
21.先ほど縫っておいたDカンベルトのDカンが付いていない端を、水筒ケースのベルトを付ける位置の内側に、ベルトの端が表に出ないよう画像のように折り返し、外れないように2、3重に縫い付ける。反対側も同様にDカンベルトを付ける
22.完成
水筒ケースの使い方
今回は水筒を入れるケース部分のみの作り方で、ショルダーベルトは元のケースに付いていたものを使用しています。
※ショルダーベルトの作り方はコチラを参照ください
子どもの好きな生地を使って、水筒サイズにあわせて作ってみてくださいね。