子育てしながらやりたいことを実現するには?好きをカタチにしたママに密着レポ!

子育てしながらやりたいことを実現するには?好きをカタチにしたママに密着レポ!

子育てや家事に忙しいあんふぁん読者は、自分の未来についてじっくり考える時間がないかもしれません。ですが、アンケート(※)では9割以上の人が子育てが落ち着いたらやってみたいことがあると回答。そこで、今回は、公式サイト「&あんふぁん」の&ブロガーズや、公式インスタグラマーとしても活躍中の、新しいチャレンジを始めた3人のママを紹介します。輝く未来へ一歩近づくヒントに!
※ 2024年12月4日〜2025年1月7日/あんふぁん読者にWebアンケート/有効回答数727

ママ・パパにアンケート!チャレンジしたいことは?

  • 子どもの頃に習っていたピアノを本格的に練習したい。子どもが通っているピアノ教室に自分も通う計画をしている。(埼玉県/年長・小学生のママ)
  • 料理を始めたい。近所の料理教室に通い、基礎を学んで、あとは独学でいろいろ作り、妻、息子に食べてもらいたい。(大阪府/年少のパパ)
  • 介護系の資格を取得したい。今は子どもにいろいろなことを経験させてあげたいので、もう少し落ち着いたら挑戦してみたいと思っています。(神奈川県/年長のパパ)
  • 学生の頃やっていたアルトサックスをまた始めたいです。お披露目する機会があれば子どもたちを招待したいなとずっと夢見ています。(東京都/年中・未就園児のママ)
  • 絵本を作りたい。息子に読んでもらったり、絵本コンクールに応募したりしたいです。(京都府/年少のママ)

「好き」を極めて羽田空港マニア に!

三輪めぐみさん

6歳、9歳の2人の女の子ママ。学生時代の海外留学経験から空港好きに。現在は羽田空港マニアとしてメディアなどでも幅広く取り上げられるほか、メルカリの達人としても活動。公式サイト「&あんふぁん」でブロガーズ「めぐ」としても活躍中。
Instagram:@yumoa2017

https://enfant.media/author/166

子連れで空港を楽しむ方法など、ママだからこその発信がメディアの企画につながった

Q1:空港に興味を持ったきっかけは?

A:学生時代に海外留学をした経験から、国ごとに特色のある空港に興味を持ちました。中でも羽田空港は「帰ってきた」という安心感やワクワク感があって、15年ぐらい前から足しげく通い、多い時には週に8回も。海外に行くことも多く、英語も継続的に学んでいます。

Q2:現在の活動は?

A:「得意なことを発信しよう!」と思い立ち、2019年ごろ、Instagramで羽田空港の情報の投稿を始めました。羽田空港イチオシのスイーツや手土産など、子連れならではの視点も加え情報発信。半年が経ったころ、航空会社やテレビ局から「子連れで楽しむ羽田」の特集に声を掛けてもらえるように。現在は空港と一緒に企画を考える活動もしています。

Q3:どうやって時間をつくっていますか?

A:出産後は自分一人の外出で罪悪感を覚え、やりたいことを我慢していたら、精神的に辛くなり・・・。好きなことをInstagramで発信するママ友に刺激を受けて、「子どもと一緒に趣味を共有すればいいんだ」と気持ちを切り替えたらマインドが前向きに。以来、子どもが学校や幼稚園に行っている間だけではなく、家族と一緒に出かけて、「好き」を探求しています。

Q4:好きなことを始めてどう変わりましたか?

A:「ママはこうでなきゃいけない」という呪縛を取り払えたことが、今の仕事につながりました。「やりたい」に向かって突き進むことで、人生の選択肢が一気に増えた気がします。また、旅行代のためにメルカリで物を売ることも、いつしか楽しみに。工夫しながら継続することが今につながっています。

何度も空港に足を運ぶうちに娘たちも空港好きに
空港に興味がなかった夫が今では最大の理解者となり、子どもと一緒に応援してくれています

アクセサリー作りが 趣味から仕事に!

飯島奈緒さん

3歳、6歳の男の子2人のママ。幼少期からもの作りが好きで、6年前にアクセサリーを中心とするブランドをスタート。マルシェやオンラインショップで作品を販売。&あんふぁん公式インスタグラマーとしても活躍中。

Instagram:@solmareworks

子どもたちも出店の協力をする中で、社会やお金の仕組みを学んでくれていると感じるそう

Q1:アクセサリー作りを始めたきっかけ、そして現在の活動は?

A:小さい頃から手芸や工作が好きで、中でもアクセサリーは身に付けられるので気分も上がりました。6年前から趣味で作りつつ、オンラインショップで作品を販売して、地域開催のマルシェにも参加するように。2年前に開業したのをきっかけに、趣味から仕事へと大きく舵を切りました。

Q2:どうやって時間をつくっていますか?

A:家の中が多少散らかっていてもあまり気にせず、家事は便利家電に任せて、子どもたちがいない日中に仕事を。子どもたちの帰宅後も、勉強をしている側でメールの返信など、隙間時間を有効活用しています。

Q3:好きなことを始めてどう変わりましたか?

A:「〇〇くんのママ」としてしか見られていないことに物足りなさを感じていました。でも、作品をマルシェで販売し始めた時、商品や私のキャラクターをお客様に評価してもらえたことがすごくうれしくて。いくつになっても自分らしくいられる表現の場として、ブランドを育てていきたいです。

(上)海や太陽、自然が好きな人に向けて、汗や水に強く、さびにくいアクセサリーを制作/(下)夫のサポートにも感謝。休日は子どもを優先して思い切り一緒に遊びます

あんふぁんの姉妹誌がきっかけで整理収納アドバイザー に

新谷恵里香さん

5歳、8歳、11歳の3人の男の子ママ。あんふぁんの姉妹誌「ぎゅって」の記事をきっかけに、整理収納アドバイザーやカラーセラピーの資格を取得。現在は整理収納コンサルタントとして活躍。そのほか、公式サイト「&あんふぁん」で&ブロガーズとしても活躍中。
Instagram:@erika_shintani

https://enfant.media/author/234

Q1:資格取得のきっかけ、そして現在の活動は?

A:育児、家事、仕事復帰で目の前のことに追われ、将来を思い描くこともできずにいたある日、「なりたい自分の見つけ方」という「ぎゅって」の特集記事が目に入ったんです。それを機に「本当にやりたいことは?」と自問するように。物が散乱する家の中を見直そうと、興味のあった整理収納アドバイザーの資格を取得。現在は平日の毎朝、インスタライブで情報を発信するなど本格的に仕事をスタート。

オンライン受講しながら整理収納アドバイザーの資格を取得

Q2:どうやって時間をつくっていますか?

A:子どもたちが園や小学校に行っている間に仕事を。資格取得までは、夫の休日に子どもたちを見てもらったり、夜のオンライン授業の時は、小学5年生と3年生の息子が一番下の息子を見てくれたりする中で勉強しました。

Q3:好きなことを始めてどう変わりましたか?

A:夢中になれることができたことで、母でも妻でも娘でもない自分自身を確立できて、思考も前向きに。 「まずはやってみよう! 今が一番若いんだから」と思えるようになりました。「うまくいかなければ他の仕事を始めればいい」と、気持ちにも余裕が生まれるようになった気がします。

家の中が片付いて、子どもたちが自発的に取りかかれるように変化

一歩踏み出せない読者に、「好き」をカタチにしたママがアドバイス

お悩み:目の前の育児に追われ過ぎて、自分の時間が取れません

  • 「時間がない」が私も口癖でしたが、何気なくスマホを見ている時間を減らすと、案外時間は作れる気がします。(三輪さん)
  • 家の中が散乱すると、物を探す時間がかかります。1秒で取り出せる仕組みに整えると、子どもが一人で身支度でき、自分時間も増えます。(新谷さん)

お悩み:自分時間を持つことに後ろめたさを感じます

  • 子どもが大きくなると次は、親の介護が始まるかも。今やりたいことは、今始めては。(新谷さん)
  • 好きなことを始めると、家族のサポートに感謝できるように。(飯島さん)

お悩み:将来の自分はどんな風になっていて、どんな人生を送りたいかが想像できません

  • 「〇歳までに〇〇したい」「〇年後こうなりたい」など、明るい未来を書き記すのがおすすめです。ちょっとしたことでも可視化することで多くを実現できるようになりました。(三輪さん)

お悩み:夫が転勤族で、自分の意志でやりたいことが決められません

  • 私も夫の転勤で、ワンオペ育児の時期がありました。自分がやりたいことを考える時間にして、今の環境でできることがあれば、旦那さんに協力してもらい、少しずつ始めてみては。(飯島さん)

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