「万博」ってどんなイベント?4月13日(日)開幕【大阪・関西万博】を徹底紹介!「いのち」をテーマに、未来を体験しよう

2005年の「愛・地球博」以来、20年ぶりに日本で開催される今回の万博。「いのち」をテーマに、どんな体験ができるのかを、あんふぁん・ぎゅってでおなじみ、新聞記者のポンちゃんが、2025年日本国際博覧会協会に話を聞きました。
※あんふぁん・ぎゅっては姉妹誌です
新聞記者のポンちゃん

大阪・関西万博 基本のキ
万博ってどんなイベント?
5年に一度、地球規模のさまざまな課題に取り組むために開催される世界最大級の国際博覧会。多様な文化・価値観に触れられるほか、新しい技術や商品が生まれ、生活が便利になる“ きっかけ” にもなる世界が注目するイベントです。
今回のキャラクターは 「ミャクミャク」
赤い部分は「細胞」で、青い部分は「清い水」を表しています。細胞と水が一つになったキャラクターは変幻自在で、私たち人間の素晴らしさを「脈々」と未来に受け継いでいってくれる希望も込めて「脈々=ミャクミャク」と名付けられました。しっぽには、6個目の「目」が!

開催期間:4/13(日)~10/13(月・祝) 会場:大阪 夢洲
会場は大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)。主な交通手段は鉄道とバス。大阪メトロ中央線がコスモスクエアから夢洲まで延伸され、最寄り駅「夢洲駅」が新設されました。

今回の万博のポイントを教えて!
「いのち」がキーワード。いろいろなパビリオンで、「いのち」の大切さを学び、これからの未来について体験できる
「いのち」をテーマにした万博は今回が初めて! 科学技術が発展し、便利な世の中になった反面、地球温暖化など、世界規模で危機的な状況に。そこで、今回の万博は世界中の人々が一緒に「幸せな生き方やいのちの在り(あり)方」を考える機会にしたいという願いが込められています。「いのち」を多角度から見つめ直す8つのシグネチャーパビリオンなども登場!
どんな未来をのぞき見できるの?
空飛ぶクルマなどの最先端技術も見逃さないで!
先進的な技術やシステムが垣間見られる「未来社会ショーケース」。中でも話題の空飛ぶクルマは、ドローンなどの技術を応用した次世代の移動手段として会場外ポートへのデモ飛行が見られます。

建物がすごく大きくて ビックリ!
1周約2kmの大屋根リングは万博会場のシンボル! “多様でありながら、ひとつ”を表現
建築面積約6万㎡(東京ドーム約33個分)、高さ約12m(外側20m)、外径約675mの世界最大級の木造建築。大屋根リングの屋上「スカイウォーク」からは会場全体を見渡せます。海に浮かぶ夢洲だから、リングの外側に目を向ければ瀬戸内海も一望できます。


リングの中には約160の海外パビリオンが


快適な楽しみ方をチェック
チケットの購入方法から、その人に合ったおすすめの周遊コースをアドバイスしてくれる次世代のサービスまで紹介します。快適に楽しむために知っておきたい情報をチェック。
パビリオンやイベントは予約制
万博のコンテンツは基本予約制なので、並ぶ必要はありません。ただ、会期後半の9・10月は混雑が予想されるので、前半までに行くのがベター。各種チケットがある中、何度も訪れたい人は、お得な「夏パス」がおすすめ。7月19日(土)~8月31日(日)まで、毎日11時以降に入場可能で大人1万2000円、子ども(4~11歳)3000円。夏休みのおでかけにぜひ。
[購入の手順]
1. 万博ID登録サイトで、チケット購入に必要な「万博ID」を登録
2. 大阪・関西万博入場チケット公式販売Webサイトでチケットを購入
3. 来場日時を予約
4.イベントやパビリオンの抽選申し込み→当日会場へ
AIによるパーソナルエージェント
好みに合わせた快適な来場体験をサポートしてくれるアプリサービスが4月上旬にスタート予定。パビリオン・飲食などの施設情報やイベント情報・混雑情報、会場内目的地までの最適ルート、最適な一日周遊コースを案内してくれます。
バーチャルでも万博体験
バーチャル万博アプリを無料でダウンロードできます。24時間、世界中から大阪・関西万博をバーチャル体験。気になるパビリオンの事前学習ができたり、当日回るパビリオンの予定を立てたりできるので、小さい子ども連れにもとっても便利。4月ごろにスタート予定です。

画像提供:2025年日本国際博覧会協会
© 谷口あさみ/こどもりびんぐ・小学館