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息子の体幹に変化!室内で遊びながら鍛えられるバランスボードをDIY
外出自粛生活が続き、運動不足を感じていませんか? 自宅でできる筋トレやストレッチもなかなか続かなくて…という人におすすめなのが「バランスボード」。実は、ホームセンターと100円ショップで販売されているものを使って簡単に作ることができるのです。
今回はその作り方と小学3年生の息子が実際に2か月使ってみて感じた効果などを紹介します。
バランスボードとは
バランスボードとは、不安定なボードの上でバランスを保ちながら立つ運動アイテム。バランスをとるために体の深部の筋肉を使うため、体幹が鍛えられるといわれています。省スペースで思い立ったときに手軽にできるところが人気のよう。市販のものだとクッション型や丸形、板タイプなどが販売されています。
手作りのきっかけは
バランスボードを作ってみようと思ったきっかけは、キャンプ場の遊び広場に置いてあった配管の上に滑り止めをつけた板をのせたバランスボードに子どもたちがハマったこと。何度も挑戦しながら楽しんでいる姿を見ていて、これが自宅にあったら楽しいかも!と思ったのです。
そこで、写真を撮って、おおよその大きさをメモして、ホームセンターと100円ショップで材料を揃えました。
バランスボードの作り方
【材料】
・配管・・・直径約11センチ、長さ約40センチ
・板・・・厚さ1センチ、横幅40センチ、長さ80センチ
・紙やすり・・・幅10センチ、長さ40センチのものを3枚
・滑り止めシート・・・横30センチ、長さ60センチ
・布ガムテープ
・両面テープ
・のこぎり
・はさみ
配管と板はホームセンターで購入し、その他のものは100円ショップで購入しました。
配管はちょうどいい長さのものが売っていなければ長いものを買って切るか、短いものを買って接着剤でつなげて使いましょう。
【作り方】
1.はじめに土台になる配管づくりから。長さ約40センチのものを用意したら両面テープで紙やすりを両端、真ん中の三か所に貼りつけます。両面テープだけだと浮いてきてしまうので両サイドをガムテープで止めましょう
2.次は板づくりです。板の角がとがっていると危ないので、のこぎりで角を落としてやすりで丸みをつけてください
3.両面テープとガムテープを使って、板に滑り止めを貼りつけたら完成です
土台の配管にはやすりがついているので、室内で使う場合は床が傷つかないようにマットなどを敷いて使います。
バランスボードを使うようになってからの子どもの変化
小学3年生の息子は1日目ですぐに、バランスを保ちながら乗れるようになりました。毎日、5分くらい×3セットをやること約2か月、感じた効果がいくつかあります。
一度思い切り転んでから自信をなくしてしまったスケートボードにうまく乗れるようになったこと。そして、縄跳びで前跳びをするときにいつも無意識に、跳ぶ位置がどんどん移動してしまっていたのが、定位置できれいな姿勢で跳べるようになったことです。この2点を見ていると、体幹がしっかりしてきて、バランス感覚が養われてきているのを感じます。
体幹が鍛えられ、バランス能力が高まると姿勢のゆがみ改善や運動時のケガの予防にもつながるといわれています。息子には今後も続けてほしいと思っています。
家で過ごすことが多くなったので室内で運動できるのは、嬉しいですよね。材料を揃えれば簡単に作ることができるので、気になった人はぜひ試してみてください。
小さなお子さんは転んでケガをしないように、保護者が見ているところで、頭や手足にプロテクターをつけて練習することをおすすめします。