あんふぁん 東京版 2018年7月号

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- 「やっぱり こわいよう」 グーコに そういわれて プッチオンが こまっていると プッチオンは なんとか すべりだいに のぼれたものの そこへ コスモが やってきました。 こんどは すわったまま すべりだせません。 「ね え ぼ く の せ な か で うしろに ならんでいた ガーコたちは プッチオンが す べっ て み る ?」 すわりこんでいるので おりてきて しまいました。 コスモは ゆっくりと そういって プッチオンが 「が ん ば れー !」 のりやすいように しゃがんで くれました。 したでは コスモが おうえん してくれています。 プッチオンは おそるおそる コスモの せなかに のり 「ようし!」 ながい はなを すべって みました。 プッチオンは こんどこそ と すべろうと しますが 「わあ! おもしろい!」 でも やっぱり こわい…。 プッチオンは たのしくて くりかえし すべりました。 「もう おりる〜」 「こ う え ん の す べ り だ い も プッチオンが あきらめようと したときです。 も う こ わ く な い ね」と コスモに いわれて プッチオンは でました。 ゆうきが
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2018.7 東京
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