あんふぁん 東京版 2018年7月号

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- 「ガーガー! いいもの なんと ガーコたちが みつけて たべようと 「だめー!」 のんびり 「えいっ」 すわっている ばあいでは ありません。
みーつけた!」 プッチオンの おべんとうを しています。
プッチオンは おべんとうを まもるために ゆうきを だして いきおいよく すべりだしました。 スルルルルル… むちゅうで すべりおりた プッチオンを むかえたのは コスモや ガーコたちの えがおでした。 「ギーギー! ほら すべれたじゃない!」 「グーグー! これで いっしょに あそべるね!」 コスモは よろこんで はなから ほしを まきました。
ガーコたちは プッチオンが ゆうきを だすために わざと さわいでみたのです。 いちど すべれたら もう こわくなんか ありません。 いまでは プッチオンは 「こんなに たのしいのに なんで すべれなかったんだろう」と
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ふしぎで しかたがないのですって。
東京 2018.7
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