あんふぁん 東京版 2024年5月号

- ページ: 17
- 私立幼稚園連合会会長からのメッセージ
入園・進級おめでとう!
初めての園生活、新しいクラスや先生にドキドキワクワクの子どもたちとママ・パパへ。
一都三県の各私立幼稚園連合会会長から、お祝い・応援メッセージが届きました。
Tokyo
好奇心・探究心を大切に
子どもの成長を楽しんでください
東京都私立幼稚園連合会会長
神奈川県私立幼稚園連合会会長
木元茂さん
Chiba
一人一人のペースで、先生たちと
園生活を楽しみましょう
ご入園・ご進級を心からお祝い申し上げます。誕生してから今
日まで、わが子の成長を願う一方で、未知の感染症への対応にも
苦慮されたことと思います。やっと以前のように園庭で遊ぶ子ど
もたちの歓声が聞こえるようになってきました。
神奈川県には多くの園があり、各園独自の教育方針や理念があ
ります。一方で国は就学前までにこんな姿になってほしいという
ことを決めており、各園はこの決めごとをさまざまな活動を通して
実現しようとしています。同じように見える活動も園によってアプ
ローチに違いがあります。山登りに例えるなら、山頂(子どもが育
つべき姿)は一つでも、登山ルートや案内人が違えば途中の景色
や感動するポイントも違ってきます。先生はあたかも登山ガイド
のようです。頂上に到達した時の喜びや充実感は、かけがえのな
い財産になると思います。個性豊かな先生が、皆さんを絶景ポイ
ントに連れて行ってくれるはずです。楽しい園生活を期待してく
ださい。
Saitama
環境の変化で不安な時期こそ
「おかえり」のハグを大切に
全千葉県私立幼稚園連合会会長
全埼玉県私立幼稚園連合会会長
風間一郎さん
四ツ釡雅彦さん
お子さんのご入園・ご進級を心からお祝い申し上げます。
先生たちは、皆さんとのこれからの新しい一年間に、たくさん
の期待を持ちながら、新年度の準備をしていました。今年入園し
たご家庭の中には、コロナウイルスの影響で、外で遊ぶことや同
年齢の子どもたちと関わることが少なかったご家庭もあると思い
ます。進級した子どもたちにも、担任の先生が変わったり、クラ
ス替えがあったり、環境が変わったことに不安を抱えている子ど
ももいるかもしれません。
先生たちは今までもたくさんの子どもたち、ご家庭と関わって
きています。どんな些細なことでも、相談してくだされば、保護
者の皆さんも安心でき緊張がほぐれ、お子さんの園生活が楽しく
なると思います。
これからの一年間で、たくさんの活動に取り組む中で、子ども
たちが一人一人のペースで、より良い成長ができるように、親子
一緒に先生たちと園生活を楽しんでほしいと思います。
東京 2024.5
園の先生は登山ガイド
一緒に頂上の絶景ポイントへ
内野光裕さん
東京都の新たな取り組みとして、乳幼児の「伸びる・育つ(す
くすく)
」と「好奇心・探究心(わくわく)
」を応援する「すくわく
プログラム」がスタートしています。これは、東京大学の発達保
育実践政策学センター(CEDEP)と連携し、主体的・協働的な探
究活動を通じて乳幼児の豊かな心の育ちをサポートするための取
り組みです。注目は、幼稚園・保育園等共通のプログラムである
ことです。幼稚園だから、保育園だからという垣根を越え、それ
ぞれの環境を生かしながら幼児教育・保育の質を高め、子どもの
成長をサポートする環境が東京都では、整いつつあります。
私たち幼稚園もさまざまに模索し経験を重ね、各々に幼児教育
力をグレードアップして子どもたちを迎えています。社会全体で、
子育て家庭を応援しようという機運もますます高まりを見せていま
す。園と家庭で一緒に子どもたちの成長を楽しんでいきましょう。
17
Kanagawa
4月・5月は、子どもたちにとって大人が思っている以上に大変
な時期です。環境が変わり、年長さんでも登園を渋るお子さんも
います。新入園のお子さんは、親と離れ慣れない環境で生活する
ことへの戸惑いや不安もあると思います。先生方も愛情を持って
接していますが、お母さんやお父さんの存在にはかないません。
そんな時は、
「おかえり」と言って、たくさんハグしてあげてくだ
さい。
「愛されている」
「守られている」という実感は、必ず「次
は頑張って行ってみよう」という気持ちにつながっていきます。
また、できたら褒めるときは、
「上手だったね」だけではなく、
例えば「今日のお遊戯会、リズムに乗れていたね。とっても格好
よかったよ」というように、具体的に褒めるようにしましょう。子
ども自身が気付いていなかった部分に声を掛けてあげると、
「見て
てくれている」という思いが一層、子どもの自信になっていくはず
です。
- ▲TOP