あんふぁん 東京版 2026年5月号

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- 貯蓄型保険に入り過ぎ
損でも解約した方がいい?
子育て
ファミリー の
診断
今回の相談者は、住宅購入を機に貯蓄型保険に入り過ぎてしまったママ。
保険を見直すことで家計がどう変わるのか、
お金のプロがアドバイスします。
家計簿
●月間収入
パパ
ママ
児童手当
東京018サポート
260,000円
240,000円
35,000円
10,000円
合計 545,000円
●月間支出
住居費
教育費
保険料
(死亡、
医療、
収入保障など)
水道・光熱費
通信費
車費
(ローン、
保険)
パパ、
ママのお小遣い
食費
日用品費
レジャー費
医療費
その他
(奨学金、
ソーラーローン)
その他
(交際費など)
79,000円
18,000円
80,000円
10,000円
19,000円
50,000円
20,000円
65,000円
12,000円
10,000円
12,000円
73,000円
12,000円
合計 460,000円
●月間貯蓄
普通貯蓄
(教育費用:児童手当等+1人1万円)
65,000円
POINT
1
月の支出+貯蓄<収入に
貯蓄型保険は解約して
普通貯蓄
(その他用)
NISA
iDeCo
●ボーナス(年間)
・収入
パパ
ママ
400,000円
200,000円
合計 600,000円
●年単位の支出
旅行・帰省など
住宅ローン返済
固定資産税
その他
(JAF)
月間支出の補填
50,000円
200,000円
100,000円
4,000円
240,000円
合計 594,000円
6,000円
●現在の総資産
普通貯蓄
NISA
iDeCo
積立保険
14,850,000円
1,380,000円
1,220,000円
2,050,000円
POINT
2
A.Yさん(東京都/34歳・医療従事者)
パパ(31歳・医療従事者)
、長女(3歳)
、
長男
(1歳)
の4人家族、持ち家あり
相談内容
4月に第3子を出産予定で、育休後は正
社員で復帰するつもり。長女が小学生
になったらしばらくはパートで働きたいの
ですが、教育費を含めて家計が回るか
●年単位の貯蓄
・普通貯蓄
ボーナスは旅行や趣味に
ソーラーローンは早期完済
不安です。保険が多い自覚はありますが、
損をすると思うと解約できず…。夫婦とも
に退職金が期待できないので老後資金
を早めに確保し、早期退職してパートを
しながら趣味を楽しむ生活が理想です。
POINT
3
教育費は今の貯蓄法でOK
退職時期は年金の考慮も
月の収入約55万円に対して支出が約46万円、
貯蓄が約11万円。貯めているのに取り崩して
6万円を削減すると月の収支が+4万円にな
るので、12カ月分の48万円を年間支出の住宅
高校までの学費は、基本的には月々の家計
でやりくりするもの。大学費用は児童手当+1
いる状態となっています。掛け捨ての医療保
険等を残し、貯蓄型の保険はすべて解約、死
亡保障が少ないので掛け捨ての収入保障保険
を追加して。これで約6万円減らせます。短期
解約となるため損が出ますが、傷が浅いうちに
家計を立て直して黒字化しましょう。
ローン返済と固定資産税の計30万円に充てて。
月間支出の補填もなくなるので、ボーナスの半
分を貯蓄、半分を旅行などに使えるようになり
ます。余った18万円は、ソーラーローンの繰
り上げ返済に。これだけでも早く完済させれば、
ママの収入が減った時も楽になりますよ。
万円の今の貯蓄方法を続ければOKです。今あ
る普通預金の運用も考えましょう。老後資金の
不足分は、第3子の大学卒業後からでも貯めら
れそうです。ただし、ママが早期退職すると年
金受給額が減る可能性もある点には注意が必
要。できるだけ正社員で働くのがおすすめです。
教えてくれたのは…
氏家祥美さん
FP事務所
「ハートマネー」
代表。
ファイナンシャルプランナー、セカ
ンドキャリアアドバイザー。子育て世代からリタイアメント層ま
で、
家族のお金とキャリアの相談が得意。
オンライン相談も実施中。
相談者募集中
あ な た も FP に 家 計 簿 診 断 し て も ら い ま せ ん
か? 家計が厳しい、収入が上がらない、将来
が不安、管理の仕方が分からない…と悩んでい
る方、ぜひ応募してくださいね。
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10,000円
20,000円
10,000円
東京 2026.5
随時募集中
診断結果
貯蓄型保険よりNISAやiDeCoで運用を
貯蓄型保険は払込期間満了後に黒字化するものが多いので、無理に
続けて数年後に解約するよりは今解約した方が損失を抑えられる可
能性があります。老後資金の運用が目的なら、NISAやiDeCoで運用
した方がメリット大。住宅ローンも数年分繰り上げれば60歳までに
完済できますし、そんなに老後を心配し過ぎる必要はないでしょう。
※2026年2月12日時点の情報です。法令・制度は変更になる場合があります
イラスト/二階堂ちはる
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