年末の食事会も怖くない!筋トレも要らない!簡単にスリムをキープする方法

年末の食事会も怖くない!筋トレも要らない!簡単にスリムをキープする方法

スリムをキープしたい方!いまを機にご自分の習慣に目を向け、筋トレ前にできることにまずは取り組んでみませんか?

溜め込み習慣やってない?

ついつい食べ過ぎちゃうシーズンが訪れました。子どもの習い事や幼稚園、保育園のママ友とのクリスマス会や忘年会!着ていくものを楽しむことはモチロン、食べる喜びは、ひとしおです。甘いもの、こってりしたもの、脂っこいもの、せっかくの機会だもの、食べなきゃ損!なんてところでしょうか?

楽しいことは存分に楽しみましょう。でも、「今日だけならいいよね?」の頻度もほどほどが大事ですよね。スリムをキープしたいなら、この機にご自分の習慣に目を向けてみましょう。筋トレよりも気軽にできることはあります。今回は、日本美腸協会認定講師そしてヨガ講師の立場からお話させていただきます。

水分摂取でスリムをキープ

腸もみに来るお客様のなかには、「ダイエットのため、たっくさん水分を摂っています。多いときは4L。便秘対策にお水がいいって聞いたし、お水がおなかを満たしてくれるんです」という方もいれば、「水分補給は1日に500mlくらい。喉は乾きません」という方も。

腸の観点からすると、習慣的に余分に水分を摂り過ぎていると、「むくみ腸」・摂らなすぎていると、「たまり腸」になりやすいです。お食事の水分以外に1.5Lほど摂るようにしましょう。秋冬でも、長時間にわたり乾燥した暖房の中で過ごす場合は、これより少し多めでも構いません。

1.5Lという水分量は目安です。人によって誤差があります。じゃあ、どの程度飲めばよいのでしょうか?

実は、水分と腸やお肌には関係があります。便の8割が水分なのです。ご自分の便の状態で水分量を調節するのも一つです。(※ただし、自律神経の乱れから、便秘や下痢になってしまう場合もあります。健康な時の判断材料の一つとしましょう)また、腸が乾くと、腸壁の粘膜はもちろんお肌や粘膜の水分不足状態、つまり乾燥につながります。お口や鼻や目、また便などの乾燥具合に普段から目を向けてみてください。

水分不足は腸内環境にいい影響はありません。腸は免疫力に大いにかかわる臓器でもあります。健康の土台である腸のためにも潤いを届けてあげたいですね。そして、水分は汗や血液となり、私たちの体内を循環します。老廃物を流したり、栄養を運んだり、また体内の化学反応に寄与したり。私たちの健康にも美容にも役立ってくれるので、ぜひ適度な水分摂取をしてみてください。そしてどうせ飲むなら、冬に限らず冷たい水ではなく内臓にやさしい「白湯」がいいですね。  

「白湯」が身体にいいのはなぜ?お茶ではダメなワケhttps://enfant.media/beauty/5674/

栄養摂取でスリムをキープ

家事育児に追われ、脂質、糖質過多になりがちで外食やお惣菜につい頼りがち?サプリ頼みでお食事からの栄養分も水分も足らない?食事の時間が定まらない?これらも、「むくみ腸」や「たまり腸」になってしまう原因となります。腸の動きが悪く老廃物を出しづらくなるだけでなく、腸以外の臓器も疲れ果てて機能低下しやすくなってしまいます。

血液が全身に栄養を届けるには、水分はもちろん、必要な栄養をしっかり摂りたいものです。カラダは食べるもので成り立っています。水分はじめ、どんなものを摂っているのか?を、改めてメモしてみるのもよいでしょう。私の場合は、消化吸収力の良い、溜め込まないカラダ作りのために、腸活でよいとされる発酵食品や食物繊維以外も意識しています。

ビタミン、ミネラル、アミノ酸や酵素など。「細胞を元気にするために、味噌汁には最低3種類は具材を入れるように」「自分のカラダのためだけではなく子どもの食事を整えることになるから」と。昔、母から言われたことです。

子どもができてから実践しているのは、雑穀ごはん、5種程度いれる具沢山お味噌汁、お漬け物、お魚、果物を朝食に(カロリー計算まではしていません)。1日の活力を朝食から補います。そのイメージは、日本の昔ながらの食卓。お魚が、お豆腐や肉に変わるときがあっても良いと思いますし、時間がないときは、お味噌汁の具材として果物以外は全部入れちゃいます。

ちなみに、調子が落ちたときは、ごはんをおかゆにしますし、寒い朝は、柿やリンゴを軽く焼くこともあります。母の教えのおかげもあり、消化吸収力のよい溜め込まないカラダ作りができているように思います。

寒さ厳しくなる今は、血流を良くし体を温める効果がある、ニンジン・ゴボウなどの根菜類や、にんにく・香辛料を積極的に摂ることがおススメです。料理に使いやすい香辛料のショウガですが、生のままだとカラダを冷やしかねないので、加熱して使ってみてください。

代謝を上げるかんたんストレッチ

育児中は抱っこ、おんぶで肩こりになりがち。そんな肩こり対策にもなり、スリムをキープしやすい動きをご紹介します!

肩甲骨の間にある菱形筋を動かす意識をもちましょう。肩甲骨の間には実は、脂肪燃焼を促すありがたい褐色脂肪細胞が多く存在します。ですから、肩甲骨まわりを動かし、活性化するのにおススメの一つがヨガの「猫のポーズ」です。

猫のポーズ (左)2 (右)3
  1. 四つ這いになり、両手は肩の下で指の間を大きく開く、中指を正面にむける。股関節の下に膝
  2. 吐く息で、肩甲骨の間を最大限開くよう背中を丸める、首の力は抜き尾骨を押し下げる
  3. 吸う息で肩甲骨の間に背骨を落とし込み、軽くあごを引いて顔を天井に向ける

3~5呼吸ほど試してみてください。腰痛のある方は決して無理をしない範囲で!背中周りの血行が良くなり腸の動きもよくなりますし、背骨まわりも心も和らぎます。腸はリラックスすると動きが良くなります。スリムだけでなく、リラクゼーション効果も高いポーズです。慌ただしくなりがちな朝に行うと、心にゆとりをもたらします。就寝前には、安眠効果も期待できます。

育児中は、時間に追われてしまいがち。そんな生活は、自律神経の乱れにつながりやすく、自律神経の乱れは腸が調子を落としやすくなります。代謝にもかかわる腸が元気をなくしては、スリムをキープする上でも困りますね。自律神経の状態も整え、基礎代謝も上げていきましょう。

というのも、気温の低い冬には、体熱を生み出すために代謝が上がります。自律神経も整い、基礎代謝も上がりやすくするなら、腸からアプローチできますよ。

また、外から体を温めることもスリムキープにおススメです。カラダが温まると血行が良くなり腸もリラックス。基礎代謝も上がりやすくなりますので、ゆったりと「入浴」するのはいかがでしょうか?入浴は血流を良くしますし、1日の頑張りを癒やす効果も。熱いお湯よりも、38~39度のぬるめのお湯に15~20分ほど浸かってみましょう。

血流が悪いときはドロッとした汗をかいた経験はありますか?じっくりカラダを温めるとリラックスできますし、サラリとした良い汗がかけるのでおすすめです。

整った習慣をしていると、自然とカラダにとって余計なものを欲しなくなります。気軽にできる水分摂取やお食事からの栄養摂取、リラックス法などを取り入れることで、クリスマス会や忘年会などにも、罪悪感なく美食を満喫したいですね。

ライター

日本美腸協会認定講師×ヨガ講師田中道子の画像

日本美腸協会認定講師×ヨガ講師 田中道子

腸happyトレーナー/ティーンズ3人のママ。便秘・冷え・ガス張り・重たい肩こり腰痛・マイナス思考など…に苦しんだが、美腸×ヨガと出逢い、食事・ヨガ・腸もみで心身を整えた。健幸にむけた美腸講座や腸内解析、ヨガや腸もみ&歪み調整を行う。施術は2か月待ちと人気。

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