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【納得】令和の学校からウサギが減った理由。「生きた教材」を改めて考えた話

わたしが小学生のころ、学校にはウサギ小屋がありました。そんなことを思い出したのは、自治体から発行される広報誌の一文に目が留まったから。そこには、「市内の学校では学校飼育ウサギは飼育されていません」という文言が。
え?どうして?そう思って調べてみたら、わたしが小学生のころには気づけなかった現実を知りました。
令和の学校にはウサギなし?
わたしが住む自治体には、学校飼育ウサギがいないとのこと。「いない」って、何かよほどの理由があるはず…。これはわたしが住む地域に限らず、全国的にも減少傾向にあるそうです。2024年に文部科学省が行った調査では、ウサギを飼育している学校は全回答校の13.4%だったという結果が出ていました。
ウサギが減った理由
わたしが調べたところ、大きく二つの理由がありました。
1.お世話をする人の労働環境の変化
2.近年の猛暑による飼育環境の変化
1.については、「お休みの日は誰が世話をしているのか?」と考えると明確。わたしが小学生のころに見たウサギは、あくまで登校日(平日)の姿。土日や長期休み中は、きっと誰かが面倒を見ていたのでしょう。「飼育係」があったとはいえ、ほんの一部分しか見ていなかったことに気づかされました。
また夏場に「熱中症警戒アラート」が連日発表されることもある今、2.についても納得。小学校のウサギ小屋といえば、屋外にあるイメージがあります。決して適切な環境とは言えないことを考えると、学校飼育ウサギが減少している背景の一つなのかもしれない、と感じました。
そもそもなぜウサギがいた?
学校でウサギなどの動物が飼育されるようになった背景を調べてみました。すると、明治時代後半から大正・昭和にかけて、学校での動物飼育が広がっていったとされていました。命を大切にする「生命尊重の教育」として広まったそうです。「なぜウサギなのか?」という点については、鳴き声が小さい上に扱いやすく、学校で飼うにあたり条件がちょうどよかったからとも言われています。
「生きた教材」について考えた
わが家には来年小学校へ入学する娘がいます。学校でのウサギ飼育が減少していると知って、今の「生きた教材」は何なんだろう。そう思って調べた中で、印象的なものがありました。それは、「学校給食」です。地産地消や郷土料理へのこだわりは、わたしが小学生のころから耳にしてきたこと。そんな食文化を知るだけでなく、食にかかわる人に思いを馳せ、感謝の気持ちを忘れないこと。「生きた教材」として、活用されているそうです。

これは、普段の食生活から取り入れられる考え方でもあります。特別に何かを飼育しなくても、アンテナを張るだけで「生きた教材」は日常の中にあふれているのかもしれません。小学校時代に何度もたわむれたウサギたちに感謝しつつ、今の時代に沿った「生きた教材」にしっかりと学びを得たいと感じました。
「わたしの時代はね」という思い出話が、またひとつ増えた時代の変化です。
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