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高機能オーブンレンジ「ビストロ」がやってきた!3カ月使ってみてのガチレビュー
3つ星ビストロって?
パナソニックから発売されている過熱水蒸気を使ったスチームオーブンレンジ「ビストロ」。高温に熱した水蒸気で食材を温めることにより、外側を焦げつかせずに中までしっかりと加熱することができます。蒸し料理や油を落とすヘルシーな料理もできちゃいます!
今回わが家で購入したオーブンレンジは「NE-BS656」でビストロの中では中位~下位モデルになります。過熱水蒸気を使ったタイプの中では比較的安価でAmazonで6万円ほどで購入できました(2021年1月)。
価格のわりに自動メニューが176種、総レシピ集は206と充実しており、サイズも26Lと使い勝手が良いのではとこちらに決めました。
1度の加熱で2品作れちゃう「合わせ技セット」
ビストロを購入して1番使いたかった機能が「合わせ技セット」。
このように上下に食材を入れるだけで2品同時に作れてしまうという夢のような機能なんです。手際が悪い私にとって、放置するだけで2品作ってくれるビストロは救世主。自動メニューだけあって仕上がりも完璧です。
わが家のモデルだと合わせ技セットのメニュー数は残念なことに7種しかないのですが、上位モデルになるにつれてメニュー数も格段に増えます。
かなり便利な機能ですがひとつ難点が。当たり前ですがこちらを調理している間はレンジが使えないこと。ちょっと野菜をゆでたい!と思っても途中でやめることができません。レンジを使う調理がある場合は先に済ませておくのがベストです。
スチームも使えるオーブン機能
ビストロのオーブンはスチームを出しながら使うことができます。でもスチームって実際のところどんなことができるの?と疑問に思いますよね。実際にスチームオーブンを使用して便利だなと思ったのがパンを作りの発酵の際にラップや霧吹きがいらないこと!
小さなことですが、工程が省略されるのは本当にうれしいです。ケーキの生地などはヒーターとスチームを合わせて加熱するモードを使うのですが、スチームが乾燥を防いでくれているおかげで、いつも以上にしっとり仕上がります。
ただひとつ問題があるとすれば、オーブン機能の火力が弱いのかクッキーを焼いたときは、自動メニューの加熱時間では生焼け状態。数分追加して焼くと中まで火は通ったのですが、写真の通りこんがりとはいきませんでした。
クッキーの厚みによって変わってくるとは思いますがこちらは少々工夫が必要かなと思いました。
ひと工夫でフライあたためを絶品に
Bistroを使い始めて感じた今までのレンジと1番違うと感じたのが、このフライあたため機能。あたため機能といえば電子レンジにとって核となる機能ですよね。
ビストロのフライあたためはスチームを使いながら加熱するので、食材が乾燥しないのに外側の「サクッ」という食感はまるで揚げたて。これはもう本当に感動モノです!
そんなフライあたため機能をさらにランクアップさせるのにわが家で実践しているのがこちらの焼き網を使うこと。
グリル皿の上にアルミホイルを敷き(グリル皿を洗う手間を省くため)、その上に焼き網を載せて食材を置きます。こうすることによりスチームで落としてくれた余分な油が食材に付かず、さらにおいしい仕上がりになるんです♪さらにヘルシーにもなり一石二鳥です。
焼き網を使う際はグリルやオーブンに対応しているものを選んでください。フライあたためと似た機能でパン専用のあたため機能もあるのですが、こちらもフライ同様焼きたてのようなおいしさに仕上がります。
解凍機能の本当のところ
結論から言うと、解凍機能については優秀です!
わが家が使う解凍機能はほとんど「スチーム全解凍」という機能なのですがとても美味しく解凍してくれます。しっかり均等に解凍されており、前のレンジで悩まされていた中が冷たいのに外側がちょっと焼けているなんてこともありません。
ただ、冷凍食品については失敗したことがあります。市販の冷凍パスタを温めたときに600wを使用するとなぜか真ん中の麺の水分が抜けたようにガチガチに。そのままゴミ箱行きという悲しい結末になりました。
反省を生かし500wで加熱してみるといつも通りおいしく食べることができました。モデルによっても変わると思うのですが冷凍食品に関してはわが家は500wを使用するようになりました。
以上が3カ月使用してみてのガチレビューになります。良い点、悪い点いろいろと書きましたが、コスパと機能性のバランスは抜群に良いので、ビストロを選んで良かったと思っています。オーブンレンジ選びの際はぜひ参考にしてみてください。