あんふぁん 東京版 2025年9・10月号

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- 世田谷八幡宮
積水ハウスの取り組みをREPORT
男性育休を考えるプロジェクト
男性育休が当たり前の世の中にしていきたいとの思いから積 水ハ
ウスが 展 開 する「IKUKYU. PJT」。そんな 積 水 ハウスは2018年
に男性育児休 業を導 入し、男性の育休100%取 得を実 現。制 度
いたの
は
を聞
話
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の目的や背景、導入の工夫、社員や職 場環 境にもたらしたさまざ
まな変化について、話を聞きました。
積水ハウス ダイバーシティ推進部
木原淳子さん
1998 年積水ハウス入社。2016 年からダイバーシ
ティ推進部へ。男性育休の制度設計を担当。仕事と
育児・介護・治療などとの両立支援業務に幅広く従事。
制度を導入したきっかけや、
特徴を教えて下さい
男性育休の推進は、経営戦略の一部であり、従業員とその家族の
幸せの実現が出発点。最初の1カ月は有給で、最大で4回の分割取得
が可能です。本人と家族の幸せの実現はもちろん、職場では、人材
育成や業務改善にもつながっています。
育休を取得しやすいように
工夫していることは?
世田谷八幡宮
日枝神社
ベビー·キッズ専門で、
ベビー·キッズ専門で、
家族の記念撮影に強い
「とるだけ育休」にしないため、
「家族ミーティングシート」という
ツールを用意しています。この家族と職場のダブルコミュニケーショ
ンが、質の高い育休につながっています。また、取得者本人とその上
司を対象にしたフォーラムを開催し、育休取得推進が強い組織づくり
につながることを発信するなど意識改革に取り組んでいます。
パパの育休を推進することで、
どんなメリットがありますか?
あんふぁんの表紙も
撮影するプロカメラマン
撮影したデータは
全てお届け
授乳フォト·ランドセルフォトも!
HPでチェック
各家庭からは「家事の大変さに気づいてくれたのがうれしい」との
声も。さらに、制度導入によって業務の属人化の見直しが進み、育児
だけでなく、それぞれの悩みを職場が支えられるような助け合いの風
土が育っています。家族の幸せを考えるための選択肢の一つとして、
ぜひ前向きに育休取得にチャレンジしてみてください。
「あんふぁん」「ぎゅって」も
IKUKYU.PJTに参画しています
IKUKYU.PJT
詳 細はこちら
今回、育休を経験したパパの声や、育休を推進する企業の取
り組みを紹介しました。育休を取る・取らないにかかわらず、
育休制度を見つめ直すことは、お互いを支え合う社会づくりの
第一歩になるはずです。あんふぁん・ぎゅってでは、
「育休=
当たり前」になる社会を応援し続けます。
出張撮影バロンフォトワーク
7
東京 2025.9,10
9月19日は「いく
(19)きゅう
(9)
」の日。
男性育休を考える企業の連携が全国に広がっています。
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