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アレルゲン免疫療法で舌下薬を使用して1年経過、やってみたリアルな感想

「アレルゲン免疫療法」最近少しずつ耳にするようになってきたこの言葉。我が家の長男はダニによるアレルギー性鼻炎の治療として、原因となるアレルゲンを舌下錠にし、少しずつ体内に取り入れ徐々に慣らしていくこの治療法を1年以上継続しています。アレルギー症状の改善や体質改善が期待できるとされている治療法。長男が実際にやってみて、1年経過してどのように変化したのか、綴ります。
アレルゲン免疫療法を開始するまで
我が家の小4、9歳の長男は健康優良児。5歳の長女はよく病気をしたり発熱しますが、長男は感染症をもらってくることも熱を出すこともほとんどなく、日々元気に大きくなってくれています。そんな長男にも1つ弱点があります。実は長男は慢性的な鼻炎持ちで、乳児の頃から定期的に耳鼻科に通院しています。現在の地域に引っ越してきてから通院している耳鼻科では、アレルゲン免疫療法を先生が積極的に取り入れており、長男が年長の頃に一度勧められました。
「アレルゲン免疫療法」とは、アレルギーの原因となる物質を少しずつ体内に取り入れ、徐々に慣らしていき、体質改善が期待できるとされている治療法です。当時はダニによるアレルギー性鼻炎とスギ花粉に対してアレルゲン免疫療法が行われていました。またアレルゲン免疫療法には「舌下免疫療法」と「皮下免疫療法」があるそうで、長男はダニによるアレルギー性鼻炎のため、舌下免疫療法を提案されました。
発達がゆっくりで舌下錠を数分間、舌の下に入れたままにしなければならない舌下免疫療法が長男にはできるのか、副反応は大丈夫なのか、心配な面が大きかったため一度は断ったのですが、「根本から症状を起こしにくくする」という考え方に惹かれ、だいぶ物分かりが良くなってきた3年生の春から治療を開始することに決めました。

舌下錠を使用開始
開始の前に血液検査や主治医の問診等を受け、やはりダニに対するアレルギー反応が大きく出ていたことから、アレルゲン免疫療法の対象となり治療が開始しました。最初はわずかな量の舌下錠からスタートしましたが、アナフィラキシー症状や副反応が出ることも稀にあることから、先生の前で舌下錠を使用し30分ほど待機して体調の変化がないかを確認。長男の場合は「なんとなく舌が変な感じがするかも?」程度で大きな拒絶反応がなかったことから、継続して毎朝舌下錠を使用することになりました。
月1回は先生の診察が必要で、体調に変化がないかを確認しながら少しずつ薬量が増えていきました。現在は最大量で治療を続けていますが、大きな副反応はなく、毎月受診しながら様子を診ていただいています。

やってみて思うこと
我が家の長男の場合、鼻がむず痒いようでしょっちゅう鼻を擦るので、よく鼻血を出していたのですが、アレルゲン免疫療法を開始してから9ヶ月ほどで鼻血の出る回数、量が少なくなりました。1年経過した今では、鼻血を出すこともめったになくなりました。また長男は鼻をすすることも多かったのですが、すする回数も明らかに減りました。
それに伴い、アレルギーを抑える薬を毎日2回内服していましたが、1回と減薬になりました。埃っぽいところに行くと夜中に咳や鼻水が出ることは今も変わらずありますが、以前よりも生活そのものがしやすそうになったと感じています。
ただ月に一度は必ず通院しなくてはならないため、手間がかかるようになったとも感じています。またアレルゲン免疫療法は長期間の治療が必要なので、3~5年といった長い期間中、毎日舌下錠を服用しなくてはならず、制約が多いとも感じています。習い事の合宿やこれから先、修学旅行や宿泊研修といった泊まりがけの学校行事の時に、きちんと舌下錠を使用できるのかという不安もあります。
慣れてきた頃に一度、舌下錠を舌の下で数分間保持せず、すぐに飲み込んでいたズルが発覚したこともありました…(もちろん先生には正直に話して諭されました)。今は舌下錠の使用中はばっちり見守っているのでズルはなくなりましたが、朝の忙しい時間帯に毎日舌下錠に付き合うのは大変だと感じています…。
それでも将来のことを考えると、少しでも早いうちからアレルゲン免疫療法を開始できてよかったと感じています。最初の内はすぐに効果が出るものでもないので、正直大変さが勝っていたように思います。ですが、毎日継続するにつれて少しずつ調子がいいかも?という日が増え、アレルギー症状が徐々になくなってきたことから、我が家はやってみてよかったと感じています。
個人差はもちろんあるとは思いますし、大変さや面倒くさいのも事実ではありますが、我が家はこの先もアレルゲン免疫療法を継続する予定でいます。
※治療の適応や開始時期は医療機関によって異なります。詳しくは医療機関へご相談ください。
小学校卒業の時に、アレルゲン免疫療法からも卒業することが目標です。
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