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『やばい!』連呼の5歳児が変わった!我が家の言語化遊び

「ママ、やばい!」「やばい!やばい!」
少し前から、5歳の双子が何でも「やばい」で済ませるようになりました。周りのお兄ちゃんたちの言葉をマネしたくて使っていたり、一時的なものかもしれませんが、やっぱりいろいろな言葉で気持ちを表現できるようになってほしいし、せめて「何がどうやばいのか」を言葉で表現できるようになってほしい。そんな思いから、この夏、我が家で始めた取り組みがあります。
ヒントは偶然通りかかった選挙カー
ある日、偶然、選挙カーとすれ違いました。実は私、昔ウグイス嬢をしていたことがあります。候補者の活動や人柄、どんな方が手を振って応援してくださったのかなど、瞬時に分かりやすく言葉にする仕事。ウグイス嬢の練習で行っていた内容を思い出し、「子どもの言語化にも使えるかも!」とひらめきました。
言語化の練習になる「実況解説」
ウグイス嬢の練習をしていた時、車でも電車でも実況をしながら言語化するトレーニングをしていました。声に出しても出さなくても、現状を瞬時に言語化するトレーニングとして行っていたのですが、この練習を子どもたち向けの遊びとして活用してみたのです。
というのも、子どもに突然「何がやばいの?」と聞いても、5歳にはなかなか答えるのが難しいもの。そこで私は実況アナウンサーになりきります。
「さあ、〇〇くん!運ばれてきた大きなかき氷を見て、思わず『やばい!』とコメントしました!どうやら予想以上の大きさに感動しているようです!」
「こちらは〇〇ちゃん!冷たい風が吹いてきて、とても気持ちよさそうです!『やばい!』の裏には『すごく涼しい!』という気持ちが隠れているようですね!」
長距離ドライブで子どもたちが飽きてきたら、
「おーっと!左手に赤い看板が見えてきました!いよいよ目的地、スーパーマーケットに到着します!」
最初は子どもたちも大笑い。でも、何度か続けているうちに変化が見えてきました。

少しずつ、自分の言葉が増えてきた
ある日、息子がこんなふうに言いました。
「うわー、暑くて日差しがまぶしくてやばい!」
また別の日には、
「このかき氷、思ったより大きくて嬉しい!やばい!」
と、「やばい」の前後に理由や気持ちを付け加えるようになったのです。
もちろん、まだ「やばい」は卒業していません(笑)。本人たちはただただ「やばい」と言いたいだけなのかもしれませんが、それでも、「何が」「どうして」を少しずつ言葉にできるようになったことは、大きな成長だと感じています。

言葉を増やすことは、気持ちを伝える力につながる
子どもは大人のように語彙が多くありません。だからこそ、「やばい」を無理にやめさせたり、「違う言い方をしなさい」と言ったりするよりも、「やばい」をきっかけに言語化遊びにつながっていけばいいなと思い、始めてみました。大人が見本を見せてあげる方が、自然と身についていくのかもしれません。
実況のように楽しく伝えるだけなので、特別な準備も必要ありません。
「うれしいんだね!」
「びっくりしたんだね!」
「大きくて感動したんだね!」
そんな言葉を添えるだけでも、子どもの表現の引き出しは少しずつ増えていくように感じています。
この遊びのおかげで、長距離ドライブの車内でも会話が弾むようになり、一石二鳥。やってみてよかったなと思える遊びでした。
この夏、お出かけや移動中に親子で実況遊びを楽しんでみませんか。普段見慣れた景色でも、言葉にしてみると新しい発見があります。
思わぬ名実況が飛び出すかもしれませんよ。
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