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【コロナ禍分娩レポ1】こんなはずじゃなかった!無痛分娩が帝王切開に!?

先日、第二子となる次女を出産しました、αです。今回は、コロナ禍で無痛分娩を選択したのですが、結果的に帝王切開でのお産となった、私の体験記を記したいと思います。10人いたら10通りのお産がある、まさにお産は十人十色。こんなお産もあるんだと、知っていただく機会になればと思います。
コロナ禍で無痛分娩を希望しました
コロナの影響で、
(1)立ち会い分娩ができない!
(2)遠方の実母の召喚を断念!
そこで、今回のお産は、
●少しでも痛みの不安を払拭したい
●産後の体力を温存したい
という気持ちから、無痛分娩を希望しました。無痛分娩について予習をしたり、ドキドキしながらもワクワク、お産に向けて着々と準備を進めていました。
入院当日
経産婦であること、病院の方針から、生産期に入った38週で、計画分娩となりました。以下の様な流れで、無痛分娩に向けて処置をしてもらいました。
【入院当日】
8:30 病院に到着・着替え
9:00 内診・子宮にバルーン挿入。この時点で、子宮口は、1cm開口
9:30 硬膜外麻酔の管留置処置
10:15 促進剤点滴開始
少しずつ促進剤の投与量を増やして行きます。お腹の張りが出てきました。弱い陣痛も出てきました。12:30 少しずつ、お腹の張りと痛みが増して来ました。このとき子宮口3cm開口。このままお産が進んで行くと思っていたのですが…。
あれっ?破水した?
何回か内診を繰り返した影響か?
15:00頃 あれ?なんか股が濡れてる…破水した?チョロチョロ股からお水が出てる。助産師さんに確認して貰ったところ、羊水とのこと(おしっこじゃない!)。
破水してしまうと、お腹の中の赤ちゃんの感染のリスクがあることから、バルーンを子宮内に入れっぱなしにはできなくなると説明を受け、バルーンを抜去。子宮口は少し柔らかくなってきたものの、相変わらず3cmしか開いてないとのこと。
でも、楽観的な私は、破水したから、ここからお産が進むんだ!と思ってました。痛みが少しずつ出てきたので、単回投与で麻酔薬を入れて貰いました。
あれ?何か弱くなった…?
促進剤も上限で点滴。しかし、バルーンを抜いた影響か、麻酔が効いているのか、少しずつ陣痛が遠のいて行きます…さっきより痛くない。。。麻酔がきいてるの?あれ?お腹の張りも弱くなってきた?ん?ん?陣痛が遠のいている気がする。。。
仕切り直し
その日の夕方、先生から「促進剤も上限で、これ以上増やすことはできないため、今日の処置は一旦終了し、明日もう一度仕切り直しましょう。もしかしたら、このままお産が進んだ場合、夜に産まれる可能性もあります。」と説明を受けました。このときは、まだまだ「無痛分娩」で産めると信じていました。
その日の夜は、少し目が覚めるものの、強い陣痛は来ず、比較的よく眠れました。
翌日、「分娩に備えて、体力温存できたし、よし!今日こそ産まれるかな?無痛分娩、どんな風になるかなぁ?」なんて、楽観的に考えておりました。
翌日は朝から促進剤の点滴を開始しましたが、なかなかお産は進まず、、、先生からは、「すでに破水はしているけど、恐らく高位破水なので、お産を進めるべく、赤ちゃんの出てくる所を人為的に破いてあげる破膜という処置をしましょう。これで、お産が進むと思います。」と説明を受け、破膜の処置をして貰いました。
まさかの・・・
ドバドバ羊水は出るものの、お産は思ったように進まず、子宮口も3~4cmのまま。ついに先生から「このままだとお腹の中の赤ちゃんの感染症のリスクが高くなります。お母さんの身体の負担は大きいけど、赤ちゃんのリスクを考えると、帝王切開に切り替えた方が良いと思います。」
まさかの帝王切開!!心の準備が…なんて言ってられない。お腹の赤ちゃんは無事に産んであげたい。「わかりました。お願いします。」
突如、帝王切開となった私の2回目のお産。続きは次回、帝王切開と術後についてお話ししたいと思います。
お産は十人十色!!