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子どもと一緒に見上げよう!満月が1番大きく見える“スーパームーン”のひみつ

2025年のスーパームーンは11月5日。1年のうちで満月が最も大きく、明るく見える特別な夜です。
「どうしてスーパームーンは大きく見えるの?」と子どもに聞かれたら、親子で夜空を見上げながらその理由を話してみませんか?
実はその“ひみつ”、多くが目の錯覚にあるんです。
錯覚だなんて信じられない
月が大きく見えたり小さく見えたりするのは、
・目の錯覚
・地球と月の距離がわずかに変わること
が関係しているそうです。
地平線近くの月は、建物などの地上にあるものと比べて遠近感が働いて大きく見えます。
空の高い位置にある月は、比較するものがなく小さく感じられます。
たしかに空高くにある月と、地上近くで見る月は全然大きさが違うなと感じます。
けれども実際の月自体の大きさはほとんど変わらないのです。
50円玉を持った手を伸ばして穴から月を見てみると...どちらの月も同じように穴の中に収まります。

月と地球の距離の関係
物理的な距離も月の大きさに少し影響するようです。
月の公転軌道が楕円形なので、地球に近づいたり遠ざかったりをおよそ27.5日の周期で繰り返しています。
地球との距離が約36万kmから40万kmの間で変動するそう。
地球に1番近い「近地点」に月があるときは、遠いときよりも見かけの月の直径が約14%大きくなります。さらに明るさは30%ほど増して見えるらしいのです。

スーパームーンを見たい!
「満月」と地球に1番近い「近地点」が重なったときに、特に大きく明るく見えるのがスーパームーンです。 今年は11月5日が1年で満月が1番大きく見えるスーパームーンの日。
目の錯覚だとはにわかに信じられないですが、1年で1度の特別な月を親子で見上げながら、秋の夜長に心落ち着く時間を過ごしてみませんか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

11月5日の少し遅い時間ですが、22時19分にまんまる満月のスーパームーンが見られるはず!


























