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向き合うより同じ方向を見る。我が家が夫婦で「大切にしていること」

子育て中って、「ちゃんと夫婦で話し合わなきゃ」と思うほど、疲れてしまうことありませんか?家事や育児、仕事に追われる毎日。お互い余裕がない中で、「なんで分かってくれないんだろう」と感じてしまうこともありますよね。
実は我が家も、双子育児の中で「夫婦で向き合うこと」について、たくさん考えてきました。その中でたどり着いたのが、「向き合う」より、「同じ方向を見る」という考え方です。
我が家の子育ての軸は「パパとママが仲良しでいること」
我が家は、夫婦共通認識として「パパとママが仲良しでいること」を、子育ての軸の1つにしています。それは、決して「完璧な夫婦」を目指したいわけではありません。むしろ逆で、「無理をしないため」に大切にしている考え方です。
子どもが欲しいと考えた頃から、私たちは「同じ方向を見る」ことを大事にしてきました。向き合おう、話し合おうと頑張れば頑張るほど、力が入りすぎてしまうこともある。その時々の仕事の忙しさや、気持ちの余裕、育児への熱量の差で、どちらかが不満を抱えやすくなることもある。だから我が家は、「いつも同じ温度感で頑張る」ことを目標にするのをやめました。
ペースは違ってもいい、役割が変わる時があってもいい。でも、「どんな毎日を送りたいか」「どんな人生を送りたいか」だけは、同じ方向を向いていたいと、そんなふうに考えて生活しています。
「夫婦会議」で話していたこと
都市部に住んでいた頃、子どもたちが寝た後に「夫婦会議」をしていました。と言っても、深刻な話し合いではありません。
「どんな暮らしがしたい?」「子どもたちにどんな景色を見せたい?」「自分たちは、どんな大人でいたい?」
そんなことを、夜のリビングでゆるく話して、同じ方向を見るための擦り合わせをしていました。そして、その積み重ねの先にあったのが、自然のある暮らしを求めた「地方移住」でした。
夫は会社員から農家見習いへ。私はヨガインストラクターから在宅ワーカーへ。周りから見たら大きな変化だったと思います。でも私たちにとっては、「突然の決断」ではなく、「同じ方向を見ながら歩いてきた結果」でした。

最近の我が家は「夫婦昼休憩」
最近の我が家は、夫婦会議ならぬ、夫婦昼休憩をしています。子どもたちが園に行っている間、時々お昼休憩の時間を合わせて海へ行って、ただ寝転がり日光浴する時間です。
「移住して本当に良かったね」
「この時間気持ちいいね」
「こういう暮らし、いいよね」
「これからどうしたい?」
そんなことを、ぼーっと海を眺めながら話しています。結論を出すわけでもなく、何かを決めるわけでもありませんが、その時間があるだけで、「ちゃんと同じ方向を向けてるな」と感じられています。

子どもたちにも伝わっている気がする
我が家は「夫婦のどちらかが園に送迎する」という考えを捨てて、できる範囲で夫婦揃って送り迎えをするようにしています。もちろん仕事の都合で分担する日もありますが、子どもたちとの登園は基本的に家族4人で歩いて登園しているため、「仲良いですね」と声をかけてもらうことがあります。少し恥ずかしさもありますが、都市部に住んでいた頃は夫の仕事が朝早く実現できなかったことなので、とても幸せなことだなと思うようになりました。

そして、夫婦の空気感は、子どもたちにも伝わっている実感があります。パパとママが笑っていると、双子も安心したようによく笑う。家族みんなで登園している時間や、海を見ながらのんびりしている時間が、子どもたちにとっても「安心できる日常」になっているように感じます。
もちろん、毎日ずっと平和なわけではありません。意見が違う日もあるし、余裕がなくなる日もあります。でも、「敵同士にならないこと」。「同じチーム」でいること。それだけは夫婦で忘れないようにしています。

夫婦の形はそれぞれ
夫婦の形って、本当に家庭それぞれですよね。友人の話を聞いていると、たくさん話し合うことが合う夫婦もいるし、役割分担がはっきりしていることで関係が安定する夫婦もいる。だからこれは、あくまで我が家のスタイルですが、「子どもたちとの時間」と「夫婦がともに望んだ生活スタイル(移住)」を実現できた今、毎日がとても充実しています。
もし今、「ちゃんと向き合わなきゃ」と頑張りすぎて疲れている人がいたら、「向き合う」だけではなく、「同じ方向を見る」という、そんな考え方もひとつの選択肢かもしれないということを伝えられたらと思います。
「向き合う」よりも、「同じ方向を向く」。
それだけで少しラクに、そして強くなれる気がしています。
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