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デンマーク流子育てに学ぶ|日本の親がついやってしまうNG行動

こんにちは!40代パパブロガーの浅田伊佐夫です。
今日も元気に6歳の娘と3歳の息子に「お父さん!」と追いかけ回されながら、賑やかな毎日を過ごしています。
さて、今日は子育てをしている皆さんなら一度はぶつかる「子どもの自立」というテーマについて、とても深い気づきをくれる動画に出会ったのでシェアしたいと思います。元・千代田区立麹町中学校校長の工藤勇一先生がお話しされていた、目からウロコの子育て論でした……よろしければお付き合いください。
私たちは「良かれと思って」子どもの芽を摘んでいないか?
毎日忙しく育児をしていると、ついつい口が出てしまいますよね。
「ほら、宿題やったの?」「お友達と仲良くしなさい」「貸してって言われたら『いいよ』でしょ?」
私自身も、朝の忙しい時間に娘がダラダラしていると「早く着替えなさい!」と指示を出してしまいます。でも、これって本当に子どものためになっているのでしょうか?
実は、私たちが「正しい親」であろうとして行っている行動が、知らず知らずのうちに子どもの「自分で決める力」を奪っているかもしれないそうなんです。
デンマークの保育士が見守る「当事者意識」
動画の中で工藤先生は、デンマークの保育現場のエピソードを挙げ、日本との決定的な違いを指摘しています。
日本の公園や幼稚園では、子ども同士がトラブルになると大人がすぐに介入します。「順番だよ」「ごめんねって言いなさい」と、大人が正解を提示して解決してしまいます。
しかし、デンマークの保育士さんは「見ているだけ」なのだそうです。もちろん危険な時は止めますが、基本的には子どもたちが自分たちで解決するのを待ちます。なぜなら、トラブルこそが「どうすればお互い幸せになれるか」を学ぶ最高の体験だからです。
大人が介入して「裁判官」のように白黒つけてしまうと、子どもは「困ったら誰かが解決してくれる」という思考になり、主体性を失っていきます。
結果として、うまくいかないことを「誰かのせい」にする大人になってしまうという話には、思わず背筋が伸びる思いでした。
育児視点で気を付けたいこと:我が家の「裁判官パパ」事件簿
この話を聞いて、私はハッとしました。実は先日、我が家でもこんなことがあったんです。
3歳の息子が持っていたおもちゃを、6歳の娘が無理やり奪い取りました。息子はギャン泣き。私はすぐさま飛んでいき、「今、息子が使っていたでしょ。無理やり取るのは良くないよ」と娘を叱り、おもちゃを息子に返しました。その時の娘の、なんとも言えない不満そうな顔……。
今思えば、私は「最速で喧嘩を終わらせること」だけを考えて、娘がなぜそれを欲しかったのか、息子がどう感じたのか、二人がどう納得するかという「自己決定」のプロセスを完全に奪っていたのです。
工藤先生は、そんな時に魔法の言葉を3つ教えてくれています。
「どうした?(状態を聞く)」
「君はどうしたい?(自己決定を促す)」
「お父さんに手伝ってほしいことはある?(サポートの確認)」
もしあの時、私が「二人とも喧嘩してるとお父さん悲しいな。どうしたい?」とだけ伝えて、あとは見守っていたら。もしかすると娘は「あと3分だけ使ったら貸すね」と言えたかもしれないし、息子も「じゃあ次これ貸して」と交渉できたかもしれません。
自分で決めて行動した結果なら、娘も「我慢させられた」という被害者意識を持たずに済んだはずです。
子育ては「手をかける」のではなく「手放す」こと
工藤先生の言葉で一番心に残ったのは、「子育てはどう手放すか」という視点です。
いつか子どもたちは私たちの元を去り、自分の足で社会を生きていかなければなりません。その時に必要なのは、100点の正解を知っていることではなく、「トラブルが起きても、自分の頭で考えて、自分で納得する答えを出せる力」です。
親の役割は、子どもが失敗しないように先回りすることではなく、失敗やトラブルという「貴重な体験」を奪わないこと。
「お父さん、どうすればいい?」と聞かれたら、グッとこらえて「あなたはどうしたい?」と聞き返せる、そんな「見守りパパ」をこれからは目指していこうと思います。
皆さんも、今日から少しだけ「口出し」を減らして、子どもの「自己決定」を見守ってみませんか?
案外、子どもたちは私たちが思っている以上に、たくましく答えを見つけ出すかもしれません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
この記事を書いた人


























