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熊に遭遇しませんように…!それでも行ってよかった白神山地【青森・十二湖】

熊がいると聞くと、「行ってみたいけれど、ちょっと怖い…」と思う人も多いのではないでしょうか。
世界自然遺産・白神山地を家族で歩くにあたり、わが家も熊との遭遇が心配でガイドツアーに参加しました。ドキドキしながら歩いた4時間。その先には、不安を忘れるほど美しい景色が待っていました。
熊が怖くて…家族でガイドツアーに参加
白神山地にはずっと行ってみたいと思っていました。夫は以前訪れたことがありましたが、今回は家族で訪れることもあり、熊との遭遇などのリスクを考えてガイドツアーに参加することに。もちろん、私たち自身も熊対策グッズを持参して出発しました。
ガイドさんが提案してくれたのは、十二湖を約4時間かけて巡るコース。自然が生み出した大小さまざまな湖を歩いて巡ることができます。
歩き始める前から「熊に遭遇しませんように…!」とドキドキ。森の中に入ると、少しの物音にも敏感になってしまいました。

日本最大級のブナ天然林が生み出す神秘の景色
山の天気は変わりやすく、途中で少し雨が降り始めました。でも、日本最大級のブナ天然林の木々が空を覆うように生い茂っていたおかげで、ほとんど雨に濡れることなく歩くことができました。
雲の切れ間から差し込んだ光が湖面を照らした瞬間は、思わず息をのむ美しさ。一つひとつの湖が違う表情を見せてくれるのも十二湖の魅力です。
湖の中には、倒れた大木がそのまま水中に沈み、幻想的な景色を作り出している場所も。水面から顔を出した木は鳥たちの休憩場所になっていて、長い年月をかけて自然が作り上げた風景に見入ってしまいました。

熊も人も、お互いに遭遇したくない
途中、聞いたこともない鳴き声がして思わず背筋が凍りました。するとガイドさんが「アオバトですよ」と教えてくれてホッと一安心。さらに、小さなサルの群れにも遭遇し、豊かな自然を間近で感じることができました。
それでも、草むらがガサガサと音を立てるたびに「熊だったらどうしよう…」と内心ヒヤヒヤ。
ガイドさんによると、「熊も人間と遭遇したくないので、複数人で会話をしながら歩くのが基本」とのことでした。

「人間がお邪魔している」ことを実感した4時間
実際に白神山地を歩いて感じたのは、「人間が森の世界にお邪魔している」ということ。だからこそ、動植物を傷つけないこと、決められたルートを歩くことなど、自然への敬意を忘れずに楽しむことが大切なのだと改めて感じました。
熊への不安はありましたが、それ以上に心に残ったのは、手つかずの自然が見せてくれた神秘的な景色の数々。だからこそ、「またいつか訪れたい」と思える特別な場所になりました。

【白神山地 十二湖】
所在地:青森県西津軽郡深浦町
アクセス:JR五能線「十二湖駅」から車約5分(散策コースにより異なる)
少し勇気を出して訪れたからこそ出会えた景色は、きっとこれからも家族の思い出として心に残り続けると思います。
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