公開 :
高校野球解説が、子育てに活きる。にわかファンのわたしが釘付けになる理由

現在、夏の全国高校野球大会が開催されています。解説とともに見ていると、「あ!この言葉、いい!」と思えるものにたくさん出会います。どんな展開でも前向きで、両者を称える言葉選び。今大会、数試合しかリアルタイムで見ていないものの、そのわずかな中でも身に染みたフレーズを、我がことに当てはめてみました。
「強い気持ちの表れ」
お寿司屋さんで「おなかいっぱい」と言うから、会計ボタンを押したら、「やっぱり納豆巻きが食べたい」と駄々をこねた娘。高校野球流に解説するならば「強い気持ちの表れですね。これから意識統一の声掛けを図るものと思われます。」そして会計ボタンを押したわたしについては「結果は別として、判断に間違いはなかったと思いますよ」と言ってほしいところ。
引用元は8月8日の第1試合、遊学館高校(石川県)と青森山田高校(青森県)の試合。結果は5対6、3回までに6点を先制した青森山田に、遊学館が猛攻を見せた熱い戦いでした。
「がんばった証」
各校のユニフォームには特徴がありますが、その特徴がわからないほどにドロドロに汚れてしまうのが野球の試合。その汚れを解説者はよく「がんばった証」と表現し、見ているこちらも汚れを見て感動したり、悔しい気持ちを抱いたりします。娘にも、泥汚れ、食べこぼし、絵具やペンで服がカラフルになってしまったときに、そのような前向きな言葉を用意したいところです。

「このピンチ、しのげるか」
自分と娘のやりとりを俯瞰する言葉が頭にあると、ゲームの中にいるような感覚になります。長女のお迎えに行こうと次女を抱き上げた瞬間、お尻から不穏な香りがしたとき。洗濯機をあけたら、白いくずが散乱していたとき。「このピンチ、しのげるか。」という解説の言葉は、1日の中で何度も使えそうです。

高校野球でよく耳にするのは「気持ちの切り替え」に関する言葉。そして「気持ちを落ち着かせるための時間」と表現されるのは、タイムの場面。解説者の冷静な分析や、選手の気持ちに沿う言葉は、家事育児に翻弄されるわたしにも役立つ視点が多くあります。
さいごに
夏の全国高校野球大会は、暑さ対策として2部制などが導入され、夜でも見られる試合があります。1日の終わりに一生懸命汗を流す球児の姿を見て、そして背中を押す解説に触れて、わたしもこうやって前向きに状況を見られるようになりたい、こうやって娘を励ましたい、と思えます。
高校球児には未来があり、また下級生には秋の大会があり、その中で甲子園での健闘は「通過点」なのでしょう。解説はいつだって前向きで、高校球児の背中を押すパワーワードで満ち溢れています。まだまだ熱戦が続く高校野球。選手の活躍とともに、解説に耳を傾けてみるのもおすすめです。
どっちも勝ちにすればいいのに、という娘の言葉に深く頷くわたしです。
この記事を書いた人


























