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ドトールのあんぱんは頑張った日の味|忘れられない術後の思い出

みなさんには、特別な思い出のある食べ物はありますか?
私は、「ドトールのあんぱん」を見るたびに思い出す出来事があります。
それは、わが子が手術を受けた日のことです。
手術後に食べるものといえば、お粥やゼリー、プリンなどを想像する方も多いかもしれません。
でも、わが子が術後最初に食べたのは、それらとは少し違うものでした。
手術後、何食べる?
わが家の双子の弟は、2歳の頃に手術を受けました。
手術は1時間ほどでしたが、全身麻酔のため術後2時間は安静と絶飲食の指示がありました。
私は看護師なのである程度手術の流れは分かっているものの、わが子のこととなるとそわそわと落ち着かなかったのをよく覚えています。
術後に食事を再開するときは、手術内容にもよりますが、一般的にはゼリーやプリンなどから始めることが多いです。
ですが、わが子はどちらも苦手です。
日帰り入院だったため、術後の食事は親が準備する必要がありました。
「目が覚めたら何を食べさせよう?」
そう考えて主治医の先生に相談すると、消化器の手術ではなかったこともあり、手術が問題なく終われば何を食べても大丈夫とのことでした。
何か軽く食べられそうなものはないかなと院内を見て回ることにしました。
ドトールのあんぱんに目が止まる
手術を待っている間、院内のドトールで夫と過ごしていました。
そのとき売られていたあんぱんに目が止まりました。
実は双子の弟はあんぱんが大好き。
毎朝あんぱんを食べていた時期もあるほどでした。
「これなら術後でも食べてくれるかも」
そう思い、いつも食べているものより少しお高めのドトールのあんぱんを買って病室へ戻りました。
無事に手術が終わり、安静時間が終わる頃に目を覚ましました。
少しぼんやりした様子でしたが、状態は安定しており水分もしっかり飲むことができました。
そこで持ってきたあんぱんを見せると、小さな声で「たべる」と。
前日の夜から食事をしていなかったこともあり、あっという間に1個ぺろりと完食しました。
その食べっぷりを見て、手術が無事に終わったことを改めて実感し、私もほっとしたのを覚えています。
※手術の内容や治療方針によって食べてよいものは異なります。術後の食事については主治医にご確認ください。
わが家にとって「ドトールのあんぱん」は特別なもの
それ以来、わが子にとってドトールのあんぱんは「頑張った日に食べる特別なもの」になりました。
私にとっても、ただのあんぱんではありません。
手術を頑張ったわが子の姿や、無事に食べられたことに安心したあの日の気持ちを思い出す特別なあんぱんです。
できればもう手術はありませんように、と願っています。
それでも、これから先また何かを頑張った日には、ドトールのあんぱんを一緒に食べながらたくさん褒めてあげたいと思います。
ドトールのあんぱんは、親子で頑張った日の思い出の味。
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