ブログ
育休計16ヶ月取得!42歳/2児のパパ広告会社勤務サラリーマン

公開

育児に悩むパパたちは、なぜママ向けブログを読むのか

育児に悩むパパたちは、なぜママ向けブログを読むのか

こんにちは、広告会社でマーケティング業務に従事する40代のパパ育児ブロガーの浅田伊佐夫です。日々6歳の娘と3歳の息子の育児に奮闘しているのですが、約4年続けているブログを通じて感じた日本の父親たちのインサイトについてお話しできればと思います。よければお付き合いください。

長期育休で知った「母親中心の育児環境」への違和感

2020年の長女誕生時に6か月、2022年の長男誕生時に10か月の育休を取得しました。当時は男性の長期育休取得例が今ほど多くありませんでした。

私がこのブログを書き始めたのは、2022年のことでした。当時、長期間の育児休業を取得し、どっぷりと家事や子育てに浸かる日々を送る中で、強いカルチャーショックを受けたのがすべてのきっかけです。世の中を見渡すと、育児に関する仕組みや情報、コミュニティの多くが「ママ」を中心に作られているように感じました。社会の中で「父親の育児」はどこか脇役であり、サポート役に過ぎないという暗黙の前提が存在している。この「母親中心の育児環境」とも言える構造への強い違和感から、私は自らの手で発信をスタートさせたのです。

ママ向けブログが中心の現実:置き去りにされる父親たちの情報

育児を主体的に担おうと意気込んだ私がまず直面したのは、「参考にできる情報が圧倒的に少ない」という現実でした。ネット検索やSNS、ブログでいくら情報を探しても、ヒットするのはママ目線で書かれたコンテンツばかりでした。当時の私には、パパ向けの育児情報がなかなか見つかりませんでした。

しかし、さらに興味深かったのは自分自身の行動でした。私も含め、育児に悩むパパたちは「自分向けではない」と分かっていながら、必死にママ向けのブログやSNSを読んでいたのです。マーケティングの視点で見ても、これは奇妙な現象です。なぜパパたちはママ向けコンテンツを熱心に読み、時には「パパなのに泣きながら読んだ」「自分にも刺さりすぎた」と深く共感しているのか。そこには、父親としての手引きや横のつながりが圧倒的に不足しているという、根深い課題があるように思いました。

育児に正解はない:「ハウツー」よりも「葛藤」にこそニーズがある

ビジネスの世界では「正解」や「最短ルート」が求められます。そのため、私自身も当初は「子育てのコツ」や「効率的な時短テクニック」といった「正解」を提供する記事を書こうとしていました。

しかし、実際に子育てと向き合う中で痛感したのは、「育児に正解なんて存在しない」という当たり前の真実です。子どもが泣き止まない理由も、イヤイヤ期への対応方法も、一人ひとりまったく異なります。世の中にあふれるノウハウ本通りにいかないからこそ、パパたちは追い詰められます。今、多くの父親たちが求めているのは、「こうすれば成功する」というノウハウ(正解)ではないのだと思います。「今日もうまくいかなかった」「子どもに怒ってしまって落ち込んでいる」という、悩み、泥臭く葛藤している生のコンテンツなのです。

父親のインサイト:華やかな「イクメン」の陰にあるギャップと孤独

世間では「イクメン」という言葉が定着し、周囲からも「ブログまで書いていて素晴らしいパパですね」と言われることがあります。しかし、実際の我が家の子育ては、ママと変わらず失敗と苦労の連続です。

仕事と育児のバランスに引き裂かれそうになり、子どもとうまく遊べずに自己嫌悪に陥る。職場で「育児の悩み」を打ち明ける相手はおらず、ママ友の輪には入れず、パパ友とは深い悩みを共有しづらい。世間から「育児ができているパパ」と見られるギャップが大きくなればなるほど、「弱音を吐いてはいけない」という呪縛に縛られ、不安や孤独が内側に蓄積されていきます。「完璧な父親」なんてどこにもいません。社会から評価される自分と、泥臭く葛藤する足元の自分。このギャップこそが、現代の父親が抱える隠れた本音(インサイト)なのではないでしょうか。

最後に:泥臭く、等身大のパパブログを届けていく

「不器用でいい、パパとして迷っている自分と同じ物語に出会いたい」。これが、少なくとも私自身や、これまで交流してきたお父さんたちに共通する願いだと私は感じています。

正解のない子育てだからこそ、私はこれからも、飾り立てたイクメン像ではなく、等身大の失敗談や葛藤をブログに綴っていきます。6歳の娘と3歳の息子の「お父さん」として悩み、立ち止まりながら歩む私自身の姿が、どこかで孤立感を感じているパパたちの「自分はひとりじゃない」という救いになることを願って。これからも等身大の言葉で、ブログを発信し続けていきます。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人

浅田伊佐夫の画像

浅田伊佐夫

育休計16ヶ月取得!42歳/2児のパパ広告会社勤務サラリーマン

広告会社勤務サラリーマンパパ

6歳(女)3歳(男)。計16か月育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指し、父目線の育児ブログを発信中。

&あんふぁんのおすすめ記事がLINEに届く! LINEアカウントを友だち追加!

あんふぁんチームズ

電子書籍

親子の保育園生活を応援する情報誌