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子育て中に知っておきたい「かかりつけ薬剤師」。薬のことを気軽に相談できる存在です

子育て中に知っておきたい「かかりつけ薬剤師」。薬のことを気軽に相談できる存在です

子どもがいると、病院や薬局に行く機会が増えますよね。「この薬、どうやって飲ませたらいい?」「飲み忘れたときはどうする?」「市販薬と一緒に使っても大丈夫?」薬について、あとから気になることも少なくありません。そんなときに頼りになるのが「かかりつけ薬剤師」です。現在薬剤師として薬局で働いている私、kaorinmarinが「かかりつけ薬剤師」についてご紹介していきます。

かかりつけ薬剤師って?

かかりつけ薬剤師とは、自分で選んだ薬剤師に、薬や健康について継続的に相談できる仕組みです。薬の飲み方だけでなく、薬同士の飲み合わせや、同じような薬が重なっていないかなども確認してもらえます。「薬のことなら、この人に聞けば大丈夫」と思える薬剤師さんがいると安心ですよね。「かかりつけ薬剤師」と聞くと、どうしても高齢の患者さんが利用するもの、というイメージがあるかもしれません。でも実は、子育て世代のパパ・ママにもぜひ活用してほしい制度なんです。

子どもの薬も相談できる

子どもの薬は、大人とは違って飲ませ方に悩むこともあります。「粉薬を嫌がって飲んでくれない」「シロップと粉薬、どちらを先に飲ませればいい?」「薬を飲んだあとに吐いてしまったけれど、もう一度飲ませる?」こんな疑問も、薬剤師に相談できます。もちろん、症状や治療については医師への相談が必要ですが、薬の使い方については薬剤師が相談に乗ってくれます。

家族で相談するメリット

子どもだけでなく、家族みんなの薬について同じ薬剤師さんに相談できると、さらに便利です。
例えば「子どもが風邪をひいたあとにママも体調を崩した」「兄弟で同じような症状が出ている」ということもありますよね。家族の薬を同じ薬剤師さんに見てもらっていれば、毎回一から家族の状況を説明しなくても、これまでの薬の情報などをもとに相談できます。

また、薬局によっては、子どもの薬に間違えないようそれぞれの名前を印字してもらうなど、家族に合わせた対応を相談できることもあります。子どもが複数いる家庭では、薬の取り違えを防ぐためにも、「誰の薬なのか」がひと目で分かるようにしておくと安心ですね。

私自身も、いつも利用してくださる親御さんについては、家族構成や子どもたちが飲んでいる薬、これまでの症状などを把握しているため、毎回一から説明していただかなくても、スムーズにお話を進められることがあります。その分、限られた時間の中でも、なるべく分かりやすく、必要なことを手短にお伝えするようにしています。

私自身も子どもがいるので、お子さんの年齢が近い親御さんからは親近感を持っていただくこともあり、薬のことだけでなく、子育てについて相談を受けることもあります。こうした日頃の会話ややり取りを通して、薬について「ちょっと聞いてみよう」と思ってもらえる関係を築けるのも、かかりつけ薬剤師の良さの一つだと感じています。

いつもの薬局を決めよう

子どもが成長すると、小児科だけでなく、耳鼻科や皮膚科など、いろいろな病院に行くこともあります。そのたびに違う薬局を利用するより、できるだけ同じ薬局を利用すると、薬の情報をまとめて把握してもらいやすくなります。お薬手帳も一緒に活用すれば、今飲んでいる薬を薬剤師に伝えやすくなります。「前の病院でもらった薬を伝え忘れた!」というときにも、お薬手帳があると安心です。

2026年6月から制度変更

「かかりつけ薬剤師」という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、2026年6月の調剤報酬改定で、かかりつけ薬剤師に関する評価の仕組みが変わりました。2026年6月の調剤報酬改定では、「かかりつけ薬剤師指導料」と「かかりつけ薬剤師包括管理料」が廃止され、「服薬管理指導料」の中に、かかりつけ薬剤師が対応した場合の評価が設けられました。

評価や算定の仕組みは変わりましたが、薬剤師が継続して薬の相談に乗る「かかりつけ」の考え方は続いています。利用方法や費用については、薬局によっても異なるため、気になる場合は直接確認してみましょう。

薬剤師は「相談しやすさ」で選んでOK

かかりつけ薬剤師を選ぶときは、難しく考えなくても大丈夫です。
「子どもの薬について相談しやすい」
「質問すると丁寧に教えてくれる」
「家族の薬についてもまとめて相談できる」
「市販薬についても相談できる」
など、「この薬剤師さんなら相談しやすい」と感じる人を選ぶのがおすすめです。

子育て中は、子どもの薬だけでなく、パパやママの薬について相談したいこともあります。家族みんなの薬について気軽に相談できる薬剤師さんがいると、いざというときにも心強いですよね。
※必ずしも希望した薬剤師が担当できるとは限りません

まとめ

薬局は、薬を受け取るだけの場所ではありません。薬の飲み方や使い方、飲み合わせなど、薬について気になることを相談できる場所でもあります。特に子育て中は、「これってどうしたらいい?」という小さな疑問がたくさん出てきます。家族で同じ薬剤師さんに相談できれば、家族の薬の状況も把握してもらいやすく、薬の取り違え防止にもつながります。

「薬のことなら、この人に相談しよう」と思える薬剤師さんがいるだけでも、子育て家庭にとっては大きな安心です。まずは、いつも利用している薬局で「かかりつけ薬剤師について相談したい」と聞いてみてはいかがでしょうか。

子育て世代のパパ・ママにこそ知ってほしい制度「かかりつけ薬剤師」です!

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kaorinmarin

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薬局薬剤師

小4と小1の姉妹、パパの4人家族。趣味はカフェめぐりとクレイフラワー制作。週4で薬局薬剤師。薬剤師をしていて感じたことを【調剤薬局の舞台裏】シリーズとして発信!

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