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花育体験レポ|小学生がフラワーアレンジメントに初挑戦!花キューピット ジュニアカップに参加レビュー

花や植物にふれる体験を通して、子どもの感性や思いやりを育てる「花育」。花を見たり育てたり飾ったりする中で、自然への興味や大切にする気持ちや思いやり、季節を感じる感性などを育むことができます。今回は、小学生向けフラワーデザインコンテスト「花キューピット ジュニアカップ」に参加し、親子で花育を体験してみました。花選びから作品づくりまで、子どもが主体となって取り組んだリアルな体験をレポートします。
母の日きっかけで挑戦!はじめてのフラワーアレンジメント体験
春になると、花屋さんやスーパーの切り花コーナーには色とりどりのお花が並びますよね。ちょうど母の日も近く、「何かいいギフトはないかな」と探していたときに見つけたのが、小学生を対象としたフラワーアレンジメントの「ジュニアカップ」でした。
普段、私はワークショップでドライフラワーを扱っているため、家に花材はあるものの、子どもが触れるのは用意された材料で作ることが中心。
せっかくなら、自分でお花を選び、仕入れから下処理まで体験して、ひとつの作品を完成させる経験をさせてあげたいと思い、今回花キューピットが開催する「ジュニアカップ」に挑戦することにしました。
花キューピットの「ジュニアカップ」とは?
「花キューピット ジュニアカップ」は、日本一のフローリストを決定するフラワーデザイン競技会「ジャパンカップ」の中で開催される子ども向けイベントです。2026年は4月22日(水)・23日(木)の2日間、石川県の石川県産業展示館4号館(金沢市)で開催されます。
会場では、過去のジャパンカップで優秀な成績を収めた上位10名による「グランドチャンピオン選手権」をはじめ、生け花の展示や北陸の魅力が詰まった物産展、ワークショップなども同時開催。花と地域の魅力がたっぷり楽しめるイベントになっています。
その中で行われる「花キューピット ジュニアカップ」は、今回で第2回目。小学生であれば誰でも参加でき、事前申込制で気軽にチャレンジできるのも嬉しいポイントです。
今回のテーマは「しあわせ」。テーマに沿ってフラワーアレンジメント作品を制作します。作品は会場へ持ち込むか、郵送で送るかを選べるため、全国どこからでも参加可能。我が家も迷わず郵送で参加することにしました。

申し込みは簡単!届いた材料に子どもたちもワクワク
申し込みは、QRコードを読み取って専用フォームに必要事項を入力するだけ。とても簡単に完了しました。申し込み後、数日すると自宅に作品づくりに必要な材料が届きます。今回は兄弟2人分を申し込んだので、段ボールが2箱届きました。中には、作品用のポットや給水スポンジ(オアシス)、着払い用の伝票、「花とみどりのギフト券2000円分」、作品に貼る「うしろ」シール、お花に添えるメッセージカード、注意事項の資料などが入っていました。
花材を買いに行く前から、作品のイメージを膨らませていた小学4年の娘。一方で「お花?なんでもいい!」とマイペースな小学2年の息子。性格の違いがしっかり出ていて、見ていてとても面白かったです。
私も子どもたちのやる気を引き出すために、100円ショップでモールや飾りなどのハンドメイド素材を用意しました。親子で一緒に楽しみながら、作品づくりの準備を進めます。

花育体験スタート!花屋さんで学ぶリアルな学び
まずは、給水スポンジをポットに収まるサイズにカットするところからスタート。初めてカッターを使うことに少し緊張していた様子でしたが、スポンジはサクサクと切れるので、小学生でもスムーズに作業できていました。

カットしたスポンジは水を張ったバケツに浸し、そのまま花材を買いに町の花屋さんへ。

この日は「良い花の日」ということもあり、お買い得なお花が花屋にたくさん並んでいて、子どもたちも楽しそうに選んでいました。中でも印象的だったのが、着色されたバラ。1本の価格が他のお花よりも高く、「こんなにするの!?」と子どもたちもびっくりしていました。
実際に自分で花を選んで購入することで、花の種類によって値段が違うことや、同じ花でも色のバリエーションがあること、さらに新鮮な花の見分け方や長持ちさせるコツなど、花屋さんのオーナーに教えていただきながら学ぶことができました。ただ作るだけでなく、こうして体験を通して学べるのも「花育」の魅力だと感じました。

夢中で取り組む姿にびっくり!お花で引き出された集中力と創造力
帰宅後は、花屋さんに教えていただいた通り、栄養剤を溶かした水にお花をつけてしっかり準備。さらに、アレンジメント用に葉を落とし、給水スポンジをポットにセットして、いよいよ作品づくりの準備が整いました。準備ができると、子どもたちは早速スポンジにお花を刺し始めます。

「うしろ」のシールを貼る位置を意識して、「前から見たときにきれいに見えるようにしてみてね」と声をかけると、ハサミで茎の長さを調整したり、いろいろな花を組み合わせたりと、それぞれが思い思いに工夫しながら作り進めていました。
「このお花、元気そう!」「これ好きだからたくさん使おう」「この色かわいい!」「小物はどこに置こうかな?」と、子どもたち同士で話しながら楽しそうに制作。普段は集中力が続きにくいこともあるのですが、このときばかりは夢中になり、最後までしっかりと作品を完成させていたのが印象的でした。

「このお花、元気そう!」「これ好きだからたくさん使おう」「この色かわいい!」「小物はどこに置こうかな?」と、子どもたち同士で話しながら楽しそうに制作。普段は集中力が続きにくいこともあるのですが、このときばかりは夢中になり、最後までしっかりと作品を完成させていたのが印象的でした。
子どもたちの個性が光る!世界にひとつだけの作品が完成
まずは小学4年生の娘の作品。

「褒められたときのしあわせな気持ち」をテーマに制作しました。モールで星やハート、ポンポンを作り、お花とキラキラを組み合わせた、女の子らしい華やかな仕上がりに。細かい作業が好きなこともあり、小さなお花で全体を丁寧に埋め尽くすなど、こだわりが詰まった作品になっていました。
続いて小学2年生の息子の作品。

「紙飛行機が遠くまで飛んだときのしあわせな気持ち」を表現したそうです。青いバラで空、赤いガーベラで太陽、かすみ草で雲をイメージ。さらに折り紙の飛行機やモールで作った虹を飾り、元気いっぱいの作品に仕上がっていました。
完成後は、作品を前と上から撮影して事務局へ送付(配送中に崩れた場合の手直し用とのこと)。その後、作品とメッセージカードを段ボールに入れて発送すれば提出完了です。今回は花材選びからスタートしたため準備には少し時間がかかりましたが、制作自体は初心者でも約1時間半ほどで完成。子どもたちも最後まで楽しく取り組むことができました。
やってみて分かった!子どもの感想と参加のポイント
実際に作品を作ってみて、子どもたちに感想を聞くと「自分でお花を選べたのが楽しかった!」と大満足の様子。初心者でも無理なく楽しめる体験でした。完成した作品を家族に見せると、「かわいい!」「すごいね!」とたくさん褒めてもらい、子どもたちもとても嬉しそうでした。
また、参加者1人につき「花とみどりのギフト券2000円分」がもらえるため、少し高価なお花や、いろいろな種類のお花を選べたのも嬉しいポイント。会場への往復送料も無料で、実費がほとんどかからないのも魅力的だと感じました。
ただし、コンテスト用の作品にはいくつかの条件があります。サイズは幅30cm・奥行30cm・高さ40cm以内で、一人で持ち運べる重さや形状であること。また、生花以外の素材が全体の20%以上になると審査対象外になるなどのルールもあります。
せっかく作った作品が対象外にならないよう、制作中はサイズを測ったり、提出用の写真を撮ったり、期限や同封物の確認をしたりと、保護者のサポートも大切でした。とはいえ、作品自体は子どもたちが最後まで自分の力で作り上げています。
なお、郵送で提出する場合は到着日時の指定があるため、お花が元気な状態で届くようにスケジュールを立てるのがポイントです。

花育で広がる学びと楽しさ!親子で感じた魅力
今回のジュニアカップは、審査員の評価と大会期間中の来場者による人気投票で順位が決まります。
実際に参加してみて、花キューピット ジュニアカップは子どもたちにとって大満足の体験となりました。お花にふれながら作品を作る中で、自然や花への興味が少しでも広がってくれたら嬉しいなと感じています。
花を使った制作は、工作やものづくりが好きなお子さんはもちろん、子どもに自然にふれる機会を作りたいご家庭にもぴったり。おうちでも気軽に取り入れられる「花育」、ぜひ親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
【開催概要】
JFTD花キューピット2026フラワーデザインコンテストinいしかわ
【会場】
石川県産業展示館 4号館
〒920-0361 石川県金沢市袋畠町南193
【会期】
2026年4月22日(水)15:00~17:30
2026年4月23日(木)9:00~18:30
【入場料】
無料
【無料シャトルバス】(4月23日(木)のみ運行)
運行時間:8:30~19:00(30分間隔)※12:00~13:00は運休
発着:金沢駅西口 金沢西広場 団体バス乗降場 ⇔ 産業展示館4号館前

花にふれる時間は、子どもの“好き”と“学び”を同時に育ててくれる特別な体験でした。
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