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40歳目前ママ!今からでも遅くない!フィジー単身留学してみたら?

今年の春休み、子供達が実家へお泊まりに行くことになった5日間。
さて何をしよう・・こんな貴重なお休みはなかなかありません。
時間を有効に使いたいと思い、思い切って「幸福の国」として名高いフィジーへ
単身留学を決めてみました。もうすぐ40歳・・留学なんて?!と思いきや
留学は何歳からでもどんな境遇でもする事ができます。
幸福の国での5日間のレポートをお送りします。
意外と低予算??フィジーは思ったよりもハードルが低い?
「幸福の国」そのキャッチフレーズにそそられて小さい頃から「憧れ楽園」の1つだと思っていたフィジー。
まさかこんなタイミングでこれるとは・・・航空券も往復8万円ほど。
春休みのシーズンにこの価格でいけるとは思ってもみませんでした。
今回留学をするのはナンディ空港から車で5分。
「COLORS」

この学校は1週間からの留学が可能。
金額もかなりリーズナブルで入学金、授業料、宿泊込み1週間10万円〜。
初めての留学にも、うってつけ。多くの学生たちが夢を持ってきています。
ナンディ空港でのピックアップから。
成田空港から片道9時間。
夕方に成田を出発し、朝4時半にナンディ空港に到着します。
スタッフの男性がお迎えに来てくれているので、真っ暗の早朝でも安心。
学校に着くとオリエンテーションが始まります。
学校での過ごし方、フィジーの歴史を聞いていざ、ホームステイ先へ。

ここでリアルなフィジー人の暮らしが体験できます。
私はホームステイを選択しましたが寮を選ぶことも可能。

寮は自炊。
4人部屋、1人部屋なども選択できるのでストレスなく過ごす事ができるはずです。
雑草、虫、「お金持ってる?」理想と現実の差?!!
さて、ホームステイ先に向かう道も楽園・・かと思いきや
意外にも楽園とはかけ離れた世界が広がっていました。
虫も多く、錆びついた家並み。

「ねえ日本人?お金持ち?」なんて声がかかることも。
「冗談だよ〜良い1日を!バイバーイ」なんて会話を毎朝しながら通います。
私たち日本人が勝手に描き続けていた「楽園」だけがフィジーではないのです。
ただこれが間違いなく「心地よい」。
大自然の中でこれほどまでにゆっくりとした時間が流れていることを感じたのは今まで
旅をしてきた中でも初めてに感じました。
もちろん少し離れた先ではフィジーらしい景色を見る事もできます。

憧れていた島がそこにはありました。
年齢の壁・・・どう超えていく?
さあ学校へ。
春休みという事もあり学校にはたくさんの日本人学生が留学に来ています。
中学生から、親子留学中の親子、大学生に私の母よりも上の方も。
今まで何度か留学を体験してきましたが、学生時代の留学のクラスメイトは同級生が多く、
自然と「同い年だね〜」と仲良くなっていくもの。
昨年体験した親子留学では、子供達をきっかけに友達が増えていく・・のですが
今回は40歳単身、どうなるものかと身構えているとレッスン前に突如ゲームタイムスタート。
必然的に和の中に入れるようなワークをしてくれるカリキュラムになっており
楽しく名前も名前も覚えられて良いきっかけを作ってくれました。

レッスンはレベルごとに分けられ、無理なく進められるので安心。
私の後に来た子も自己紹介タイムでクラスを回って話すきっかけが与えられ
休み時間にはお友達に。一人で来てもすぐに輪に入れる。
この気遣いこそ日本の取り組みにも必要なのではないかと感じました。
先生とのプライベートレッスンも丁寧で細かく指導してくれました。

フィジー人は陽気で明るい!とよく言われるそうですがまさにその通り!
底抜けに明るい先生との授業は毎回大爆笑でした。
またお昼ご飯も自己手配。
よく語学学校内に学食を完備しているところもありますが
カラーズは学校の周りにスーパーや買い物ができるところが多くあり、
この時間を利用して学生同士交流する事もできるのが嬉しいところ。
カラーズの下にはレストラン、向かいにはロティ屋台(カレーをパイで巻いた食べ物)、パン屋さんなども充実していました。

スーパー内は飲食だけでなく日用品の購入も可能。
「あれが欲しい!」にも対応してくれるので困ることは一度もありませんでした。

ホームステイ先は驚きの連続?これぞ現地!を体験。
私はホームステイを選択していたのですが、我が家もホームステイの受け入れを
しているため「こうして欲しい」と言うホスト側の気持ちもわかるので
特段身構えず輪に入ることができました。
ホストファミリーは話を聞く限り色々な家族がいます。
私の家は子供達もおり、すぐに仲良くなりました。

「アンティ〔おばちゃん)って呼んで!」にも対応してくれて
寝るまでべったり。ただただ癒されました。
ヒンズー教徒だったため、お祈りにも連れて行ってくれ、これがまたとても良い体験に。

1時間と聞いていたお祈り時間が3時間だった事には驚きましたが
(これぞフィジータイム)
日本ではできないフィジーならではの体験となりました。
「COLORS」代表多田さんの思いに涙。”留学で人生が変わる!”に共感の嵐。
今回、ありがたい事にカラーズ創設者でもある多田さんと滞在が重なり、
お話を聞くことができました。

そこには私が今まで気付かなかった私が留学をしたかった目的、
「よくある語学学校」ではない温かいストーリーが詰め込まれていました。
海外留学というと「語学を学びにいく」と言うイメージではないでしょうか。
留学をすることで成績が上がった、という話はよく耳にします。
「語学学校」なのだからこれが「目的」であるのも、
「私の学校に通えば英語が話せるようになります。」
と言う謳い文句も当然ではあります。
しかし多田さんの目的は「成績」よりも、「人生を動かす」事が優先。
この思いがとても私にしっくりきました。
私はなぜ大学時代に「留学」を決意したのか...約20年越しに気づく事が出来ました。
カラーズのカリキュラムは他の語学学校と比べて
生徒同士のコミニュケーションに加え
放課後の先生との交流や、ボランティアワーク、アクティビティが豊富。
私が初日から留学生たちと馴染めたのもこのおかげです。

一日中机に向かって勉強する、と言うことは一切なく
「交流を通じて英語に触れ合う」と言う言葉が一番合います。
午前中で授業を切り上げて午後からは街に出てフリーハグを行ったり
時にはお寿司を作って街中で販売し、売上を困っている人々の支援に使ったり。
多田さんの作る温かい空気感は想像の遥か斜め上をいっていました。
その理由はきっとこの場所の在り方にあるのだと思います。
多田さんが作り出すこの場所は、
決して一人の力で成り立っているものではなく、
現地の先生やスタッフ、インターンの学生さんたち、そしてそこに集まる生徒たち。
それぞれが違う背景や想いを持ち、まさに“いろいろな色”が集まっている。
だからこそ「カラーズ」という名前がついているのだと、
多田さんが話してくれました。
そして実際にここで過ごす中で、
本当にさまざまな人生を歩んできた人たちに出会いました。
実際に参加された一人の男の子は日本で不登校を経験。
フィジー留学は大きな決断でもあったと思います。
そんな彼が帰国する頃には、自然とみんなの中心に立っていました。
フィジーでの経験が人を動かし、変えていく。
その姿を目の当たりにしながら語られる多田さんの言葉に、
胸が熱くなりました。
そして改めて気づいたのです。
私にとっての留学の目的は、「成績」ではなく、自分の人生を動かすことだったのだと。
勉強するだけが語学留学ではない。
それ以上に大切なことを教えてくれる場所が、ここにはあります。
人と出会い、関わり、自分の心が動く。
その積み重ねが、人生を少しずつ前に進めてくれるのだと思います。
多田さんから学んだのは、
「英語」ではなく、「生き方」でした。
そんな場所だからこそ、私は今回、忘れられない出会いがありました。
なぜフィジー留学へ?!出会った方々に聞いてみた想像を超える濃い裏話に感動。
あなたはなぜフィジーへ?

1組目は女子大生グループにお話を聞いてみました。
第一声、声を合わせて言うのは「価格」と「留学と言う経験」
就職にも悩み始める3年生。
その中で留学をして何になりたいか考えてみたい、
留学をしに来ている人たちと出会って何をするべきか考えたい、
今時の女子大生の考え方に驚きました。
人から刺激を得て自分を見つめ直す・・大学生の私にはこんなことができたでしょうか。
留学先は価格帯、安全面からフィジーを選択。
明るい表情で話す姿はとても生き生きと輝いていました。
親子留学中の親子にも話を聞くことができました。

お母さんは高校時代にアメリカでホームステイを経験。
「世界の広さ」と「自分の世界の小ささ」に気づき、
帰国後に家族に「なんか小さくなった?」と言ったことが、
今でも忘れられない記憶として残っていると話してくれました。
その経験から、
「もっといろんな場所を見たい」「もっと話せるようになりたい」
という想いがずっと心の中にあり、
今度はその想いを子どもたちに繋げたいと考え、今回の親子留学を決断。
観光だけでは見えない現地の生活に触れること。
異なる文化の中で過ごすこと。
その中で、
「自分のいる世界だけがすべてではない」と知ることが、
これからの人生にとって大きな力になる——
そう信じていると話してくれました。私も同感です。
実際のフィジーでの生活は、決して楽なことばかりではなく、
食事が合わなかったり、環境に戸惑ったり、日本との違いに驚くことも多かったとのこと。
それでも、
「来てよかった」と迷いなく話していた姿がとても印象的でした。
「やれた」「できた」という経験が、
子どもたちのこれからの自信につながる。
私も親子留学経験者として共感の嵐でした。
行くまでは自分の勉強に加えて、子供の面倒、もしもこんなことがあったら・・
心配は尽きません。しかし来てしまえば
「私の心配なんだったんだ??」と思うほどちっぽけに感じるほど。
実際に小学校2年生の娘さんも大学生のお姉さんたちの輪に入り人気者に。

心配してるようなことは大概起きません。
助けてくれる人は、想像以上にたくさんいるのです。
闘病を乗り越えた先にある夢はマイケルジャクソン。
留学をしてると毎日面白い出会いがあります。
すごく年上の人と出会うこともあり、その人生経験から多くのことを学ぶことも出来ます。
それとは逆に、年下の皆さんから学ぶことも多々。
今回出会った中でも私に多くの刺激をくれた16歳の男の子がいました。
高校1年生になる彼は中学1年生で小児癌を患い闘病生活に。
闘病中、彼を支え続けた音楽
つらい治療の中でも歌う事だけは止めず、
【家族全員で支え、応援し続けてくれた】と話してくれました。
「音楽がなかったら、たぶん乗り越えられなかった」
そう笑いながら話す姿は、16歳とは思えないほど強くて、でもどこか繊細。
その言葉の重みが、まっすぐ胸に刺さりました。
彼が目指しているのは、ただ有名になることじゃない。
自分が音楽に救われたように、誰かの心を救える存在になること。
だからこそ、憧れはマイケルジャクソン。
世界中の人の心を動かす、あの存在です。
その夢に少しでも近づくために、彼は語学留学を決意。
まだ16歳。だけど、その一歩には覚悟と強い意志が詰まっていました。
「英語が話せるようになったら、もっとたくさんの人に自分の音楽を届けられるから」
キラキラした目でそう語る彼を見て、
“夢を追う”ってこういうことなんだなと、改めて思わされました。
どんな経験も、その人だけの強さになる。
彼との出会いは、私にとっても大きな刺激で、
「もっと前に進みたい」と思わせてくれる、そんな時間でした。
ありがとうげんくん。

そしてもう一人、忘れられない出会いがありました。
30歳で英語の専門学校に入学し、人生初のフィジーに留学に来た彼。
社会人経験はあるものの、「これが本当にやりたいことなのか分からない」と悩み、
人生をやめようと思ったこともあると話してくれました。
こんな大事な話をしてくれるなんて思ってもみませんでした。
簡単に文章にすることができず、帰国後もどのように扱っていいか悩んだほど。
✳︎彼に許可をいただき掲載しています。
働きながら精神的に限界を迎え、生きることをやめようとし、
長期に渡り入院していた時期にある時ふと彼が思い出したのが
「昔、英語をやりたかった」という気持ち。
その時の気持ちを表す言葉が、今でも忘れられません。
【今やりたいことは1つもないけど、やりたかったことがあった】
この一言に、すべてが詰まっている気がしました。
周りが生き生きする中で、自分だけやりたいことが見つからないのは、すごく不安。
でも、その奥には気づいていないだけで、
本当はずっと心にあった想いがあるのかもしれない。
彼はその想いを拾い上げて、30歳で専門入学という新しい一歩を踏み出しました。
周りは高校を卒業したばかりの若い子たち。
同じように過ごせない瞬間もある中で、
それでも自分の選んだ道をちゃんと歩いている。
今回のフィジー留学で英語力を伸ばし、
次はタイの大学へ編入するという目標も持っています。
「一度人生をやめようと思ったから、今の人生はボーナスみたいなものなんです」
そう話す彼の言葉には、重みと、でもどこか軽やかさもあり。
過去を背負いながらも、ちゃんと前を向いている強さを感じました。
家族の支えももちろんある。
でもそれ以上に、自分で自分を立て直して、ここまで来たその姿に、
心からリスペクトしています。
生きづらさを感じている人にこそ、伝えたい。
何も見つからないと思っていても、本当はもう、心のどこかに“種”はあるのかもしれない。
それに気づいて、もう一度手を伸ばすことは、何歳からでも遅くないんだと思います。
ありがとうYくん。
最高の出会いでした!

こういう出会いがあるから、旅はやめられません。
必死に「生きたい」と願った彼と、
苦しさの中で「もう生きたくない」と悩んだ彼。
一見まったく違う方向を向いていた2人が、
今、同じ場所で英語を学んでいます。
その事実だけで、胸がいっぱいになります。
2人がそれぞれにもがいてきた人生は、
今、確実に私に力を与えてくれています。
日本から9時間も離れたフィジーでこんな出会いに恵まれたことが、本当に幸せです。

留学には、自分の背中をそっと押してくれる出会いがたくさんある
多田さんは、どんな過去や境遇があっても「留学してほしい」と話してくれました。
だからこそ、ここにはさまざまな背景を持った人たちが集まります。
生きたいと強く願った彼も、
生きることに迷い、立ち止まった彼も、
全く違う道を歩んできた2人が、今、同じ場所にいる。
それは偶然ではなく、多田さんが作り上げているこの場所だからこそ
生まれる出会いなのだと思いました。
どんな過去があったとしても、
人はまた一歩踏み出すことができる。
そしてそのきっかけは、
“留学”という形で訪れることもある。
ここは、英語を学ぶ場所であると同時に、
人生をもう一度動かすきっかけに出会える場所でした。
留学する理由は、人それぞれだと思います。
でも私にとっての留学は、「人に出会って人生を動かすこと」。
その出会いの中で、何度も生きる力をもらってきました。
そして今回の留学でも、また大きな力をもらいました。
よく「パワフルだね」と言っていただくことがあります。
でもその背景には、私一人の力ではなく、
これまで出会ってきた、強く生きる人たちの存在があります。
誰かの人生に触れて、心が動いて、また前に進める。
その繰り返しで、今の自分があるのだと思います。
旅をして、学び続け、人に出会い続けたい。
そして、出会いの中で自分自身も成長し続けていきたいと思います。
この記事を書いた人


























