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【地鎮祭】厳かな儀式でなぜか笑いのツボに入ってしまった話

家を建てることになり、先日地鎮祭を行いました。
そもそも私は「地鎮祭」が何をする行事なのか、よく分からないまま当日を迎えました。
なんとなく、“土地の神様にご挨拶し、お祓いする”くらいのふんわりした認識でした。厳かな雰囲気なんだろうなとは思っていたけれど、まさかあんなに笑いをこらえることになるとは、この時はまだ知る由もありませんでした。
まず忘れ物
ハウスメーカーの方が準備はすべてしてくださるとのことで、私たちは「初穂料だけ持ってきてくださいね」と言われていました。その時に地鎮祭の進め方の資料もくださっていたのに、目を通していませんでした。
そして地鎮祭当日。唯一持っていかねばならない初穂料を忘れてしまったのです。
10分前に現地に到着していたのですが、新しく新札や封筒を準備するのも難しく、私が家に取りに戻ることに。20分ほど遅刻してしまい、本当に申し訳なかったのですが、「雑談していたので大丈夫ですよ!」と、ハウスメーカーの方の優しさに救われました。緊張気味の私。
そして、いよいよ儀式が始まります。祝詞が始まり、普段なかなか味わえない空気にこちらも自然と背筋が伸びます。
そんな中、事件は起きました。
笑ってはいけない
神主さんが、
「当社オリジナルのお祓いを…」と言われた瞬間。「えっ、オリジナル?! オリジナルのお祓い?!」
急に通販番組みたいなワードが飛び込んできて、完全に笑いのツボに入ってしまった私。
さらに、神主さんがお祓いをされる時に、予想を超えるボリュームで
「エイッ!」
とおっしゃり、周辺に響き渡りました。ダメだ、笑ったらダメだ。そう思えば思うほど、肩が震える。夫は平然としているのに、私だけ必死。
このあとしばらく、“笑いをこらえるという修行”が続きました。
次々と押し寄せる笑い
続いて、土地の四隅をお酒と塩で清める儀式があったのですが、塩の皿が大きくて、「これ、1kg近く乗ってない…?」と思うほどの量で、そこにもじわじわ笑いの波がきてしまいました。
極めつけは「地鎮の儀」。鎌を持って草を刈る真似をし、砂山を掘る動作をするのですが、まずは神主さんがお手本を見せてくださいます。
とても大きな声で、
「エイ! エイ! エイ!」
これを夫と私がしなきゃいけないことにもなぜか笑いのツボに入ってしまい、肩を震わせながら必死に我慢していたのですが、ハウスメーカーの方にも気づかれ、神主さんが、微笑みながら
「奥様、大丈夫でしょうか? “エイ!”は声が大きいほど良いとされています。さあ、どうぞ」と、まさかの追い打ち。
ここで、つい吹き出してしまいました。結局、私も全力で「エイ!」をやりました。
かなり大きな声で言えたようで、「大きな声でしたね」とお褒めの言葉をいただきました(笑)
すべて無事に終わったあと、笑ってしまったことに謝罪しつつ、ハウスメーカーの方に「今まで笑ってしまった方っていますか?」と聞くと、少し言葉を濁しながらも「いらっしゃらないと思います(笑)」と。
神聖な場で笑ってしまったことを反省しつつも、現場担当さんが「こんな明るい地鎮祭は初めてです!」とフォローしてくださいました。
帰宅後、「あんなに笑ってしまって、神様怒ってないかな」と娘に話したら、「笑う門には福来るやん!」とひと言。なんだか、とても救われました。

笑い声の絶えない、明るい家が建ちますように。
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