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【大阪 | 車椅子おでかけ&小4男子】

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「やば、音飛んだ!」親子ピアノ連弾の本番で、ミスしたのは私でした

「やば、音飛んだ!」親子ピアノ連弾の本番で、ミスしたのは私でした

「やば、音飛んだ!」
親子連弾の本番中、頭が真っ白になったのは、私でした。隣を見ると、息子は何事もなかったように弾き続けています。
「止まらんといて…!」
焦る私をよそに、そのまま演奏を続けてくれたのは、小4の息子でした。

「え、ミスばっかりだけど大丈夫…?」「本番で止まっちゃって、大泣きしたらどうしよう」
実は、本番前までミス連発だったのは息子の方。なのに、やらかしたのは、まさかの私でした。

本当は2月だった発表会。でも親子でインフルに…

今回の発表会は、本当は2月に開催予定でした。
ですが直前で、親子そろってインフルエンザに…。
楽しみにしていた発表会は欠席になり、4月へ延期することになりました。

一度仕上がっていた曲だったこともあり、そこからはなかなか気持ちが続かず…。
親子ともに、ちょっと“中だるみモード”に。

それでも、「広島旅行で大和のプラモデルを買えるかも!」という“ご褒美”を楽しみに、なんとか練習を続けていました。

延期になった発表会の日。予約していたお花だけを受け取りに行きました。

息子の練習ばかり見て、自分の練習がおろそかに

今回の発表会では、親子連弾にも挑戦しました。
息子のソロに加えて、私も一緒に舞台に立つことに。

「もう少し強弱をつけてみよう」
「ここはテンポを変えてみよう」
延期になったことで、先生からの指導も増え、曲を“聴かせる演奏”にするための練習が始まりました。

調子良く仕上がっていたのですが、本番直前になって、なぜか息子のミスが急増。
昨日まで普通に弾けていた部分で突然止まったり、指がこんがらがったり…。
「え、なんで今!?」
本番が近づくにつれて、親の方がどんどん焦っていきました。

「ここもう一回!」
「落ち着いて〜!」
気づけば、息子の練習ばかり見ていて、自分の練習は後回しに。
この時の私は、自分のことより息子の演奏のことで頭がいっぱいでした。

本番前になると、なぜか急にミスが増えていました。

そして本番。「やば、音飛んだ!」

迎えた本番。
前半は、息子のソロ演奏でした。
客席で見ていたのですが、びっくりするくらい落ち着いていて。

「えっ…めっちゃ上手いやん!」
直前まで苦戦していた部分もしっかり弾けていて、練習してきたことがちゃんと出ていました。
本番に強いタイプなのかもしれません。

息子のソロ演奏が終わり、後半はいよいよ親子連弾の時間に。
ここからは、私も一緒にステージへ上がりました。

…そして、やらかしたのは私でした。

「やば、音飛んだ!」
演奏中、ふと頭が真っ白になって、一瞬パニックに。

本番になると、びっくりするくらい落ち着いていました。

焦る私を助けてくれたのは、小4の息子でした

でも、焦る私をよそに、息子はそのまま演奏を続けてくれていました。

私は一瞬、どこを弾いているのかわからなくなって、かなりパニック状態。
実際には1小節くらいのことだったと思うのですが、ものすごく長く感じました。
とりあえず音をつなぎながら必死に立て直していく中で、息子が弾き続けてくれたおかげで、なんとか演奏に戻ることができました。

実は練習中から、「どちらかがミスしても、止まらずそのまま弾き続けよう」と親子で話していました。
本番で息子がその通りに弾き続けてくれたおかげで、なんとか最後まで演奏することができました。

今思い出しても、ちょっとゾッとします。
気づけば、“助ける側”だと思っていた息子に、私の方が助けられていました。

焦る私をよそに、息子はそのまま弾き続けてくれていました。

演奏後、思わず親子で笑ってしまいました

演奏が終わって顔を見合わせた瞬間、思わずお互いニヤッとしてしまいました。
「やってもうた…!」という気持ちと、“終わったーーー…”という開放感でいっぱいで。

舞台を降りてから、「ごめん!」と私が言うと、息子は「いいよいいよ!」と笑いながら返してくれました。

もちろん、ミスせず弾けたら一番よかったのかもしれません。
でも、不思議と「失敗した…」という気持ちだけでは終わらなくて。
“ちゃんと一緒にやり切れた”そんな気持ちの方が大きかったんです。

演奏が終わった瞬間、思わず顔を見合わせてしまいました。

一番嬉しかったのは、演奏よりその後の言葉でした

私は普段、車椅子で生活しています。
今回の発表会も、もちろん車椅子で参加していました。
演奏後、親子でお辞儀をして、そのあと息子が自然に車椅子を押して退場してくれたのですが…。

後日、同じ発表会で連弾されていたピアノの先生のご主人が、「息子ちゃん、本当にいい子だね。なんだか涙が出ちゃって…」と話してくださっていたと聞きました。

演奏を褒めてもらえたことも嬉しかったのですが、それ以上に、普段の息子の姿を見てもらえたことが、とても嬉しくて。
なんだか胸がいっぱいになりました。

演奏だけじゃなく、普段の息子の姿を見てもらえたことが嬉しかったです。

数日後、宮島のストリートピアノでも連弾してきました

発表会の数日後、家族で広島旅行へ行きました。

宮島を歩いていると、ストリートピアノを発見。
せっかくなので、また親子で連弾してみることにしました。

…とはいえ、譜面を持っていなかった私は、出だししか思い出せず。
結局また、息子に助けられることに。

でも、それも含めてすごく楽しい思い出になりました。

宮島で見つけたストリートピアノでも、また親子で連弾してきました。

“習い事”だったピアノが、親子の思い出になっていました

息子は年少の頃から、リトミック教室に通っています。
歌ったり、体を動かしたりしながら音楽に触れ、その中で少しずつ鍵盤にも触れるようになりました。
じっと座ってピアノだけに集中するのは難しいタイプだったので、わが家にはそのスタイルが合っていたように思います。

「練習しない!」
「もうやめる!?」
ここまで続けてきた中で、そんな時期ももちろんありました。

でも今回の発表会で感じたのは、“上手に弾けるようになること”だけが、習い事の意味じゃないんだな、ということでした。
年少から少しずつ続けてきたピアノも、気づけば発表会も3回目。親子連弾も3回目になりました。

気づけばピアノは、親子で一緒に頑張った時間そのものになっていました。
塾との両立もあり、これから先は今までのようにはいかないかもしれません。
それでも、細く長く続けていけたらいいなと思っています。

また一緒に弾こうね

「お母さんと一緒にピアノやりたい!」と息子が言ってくれる限り、私も一緒に連弾できたらいいなと思います。

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ゆっけ

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デザイナー 車椅子ママ

夫・長男9歳(小4) 親子で大好きな警察や消防・自衛隊を"推し活"しながら、にこにこわくわく車椅子で子育てしています。

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