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1歳半の子のドア開け問題を費用ゼロで解決したテクニック

1歳半の子のドア開け問題を費用ゼロで解決したテクニック

1歳半で始まった「ドア開け問題」

子供が1歳半になると、できることが一気に増えてきます。
我が家の子供も、この頃には安定して歩き回れるようになりました。
家の中を自由に移動し、興味を持ったものには片っ端から手を伸ばします。
まだ危険性を十分理解でき年齢ではないので、「これは触ってはいけない」「散らかしてはいけない」という理解はありません。
本能のままに行動し、手の届くところにあるものはすべて遊び道具になります。

さらに厄介なのが、身近な人の行動をよく観察していることです。
これまで何気なく行っていたボタン操作や引き出しの開閉などを、いつの間にか真似するようになります。
そんなある日、我が家でもついに事件が起こりました。

子供がリビングのドアを自力で開けてしまったのです。
普段は行けない廊下への道が突然目の前に現れたことで、子供としては大きな成功体験になったのでしょう。
一度成功したことを何度も試すようになり、数日もすると自由にドアを開けられるようになってしまいました。
親としては、安全面を考えると少々困った状況です。
少し目を離した隙に廊下へ出てしまいますし、別の部屋へ移動して何をするかも分かりません。
安全面を考えても、早急な対策が必要になりました。

1歳半の子供でも開けることができたドアの構造

我が家のリビングドアは、一般的な住宅でよく見かけるレバーハンドルタイプです。
レバーが水平に取り付けられており、下方向へある程度回転させるとラッチが外れてドアが開く仕組みになっています。
大人からすると当たり前の構造ですが、改めて観察してみると小さな子供にとって非常に相性の良い設計になっていました。

まず、レバーの高さです。
床からレバー中心までの高さを測ってみると、およそ95cmでした。
1歳半頃になると80サイズの服を着る子も多く、背伸びをしたり腕を伸ばしたりすれば十分に届く高さです。

次に問題だったのが、操作方向です。
このドアはレバーを下方向に押し下げることで開きます。つまり重力方向へ力を加えればよい構造です。
子供はまだ複雑な操作はできませんが、自分の体重を利用して物を引っ張ったり押したりすることは得意です。
レバーにぶら下がるような動きをするだけでドアが開いてしまいます。

実際に子供の様子を見ていると、「ドアを開けよう」と考えているというより、「手の届くものを触っていたら偶然開いた」という印象でした。
きっかけはなんであれ、成功体験を得ると話は別です。
何度か繰り返すうちに、「ここを触ればドアが開く」ということを学習し、完全に習得してしまいました。

そこで私は、ドアノブそのものを交換するしかないのではないかと考えました。
丸いドアノブに変える、チャイルドロックを付けるなど、さまざまな方法を調べましたが、できればお金をかけずに解決したいとも思っていました。

ドライバー1本でできた、効果抜群の解決策

そこで改めてレバーハンドルを眺めていたとき、あることに気付きました。
「レバーの向きを変えればいいのでは?」
という発想です。

一般的なレバーハンドルは水平に取り付けられています。しかし構造を確認すると、ハンドル自体は固定ネジを外せば向きを変更できそうでした。
試しにドライバーでハンドルを取り外し、90度回転させて再取り付けしてみました。

すると、レバーは水平ではなく垂直方向になりました。
たったこれだけの変更ですが、子供にとっては難易度が大きく上がります。

まず、レバーの握る位置が高くなりました。
もともと約95cmだった高さが、先端部分では約105cm程度になりました。

わずか10cmの違いですが、1歳半の子供にとって10cmは非常に大きな差です。

さらに重要だったのが操作方向の変化です。
水平レバーの場合は下に引っ張るだけで開きました。
しかし垂直レバーになると、下向きに荷重をかけても動きません。
開けるためには横方向に力を加えながら回転させる必要があります。
これは大人には簡単ですが、1歳半の子供にとってはかなり難しい動作です。

つまり、
・手が届きにくくなった
・力をかける方向が難しくなった
という二つの変化を同時に実現できたわけです。

この作業に必要だったのはドライバー1本だけでした。
部品購入もありませんし、ドアノブ交換の費用もかかりません。
試しにやってみる価値は十分あると感じました。

ドアノブの向きを変えた検証結果

ドアノブの向きを変更してから数ヶ月が経過しました。
その結果ですが、子供のドア開けは一度も発生していません。

もちろんドアそのものへの興味は残っています。今でもレバーを触ったり引っ張ったりすることはあります。
しかし以前のように偶然開いてしまうことがなくなり、自力で開けられたこともありません。

子供の成長は本当に早く、昨日までできなかったことが突然できるようになります。
そのため家の安全対策も、常に一歩先を考える必要があります。
最初はドアノブ交換やチャイルドロックの購入を考えていました。
しかし実際には、今ある設備を少し工夫するだけで問題を解決できました。

もし同じように1歳半前後のお子さんがレバーハンドルを開けられるようになって困っているのであれば、一度ドアノブの構造を確認してみることをおすすめします。
もちろん全てのドアで同じ方法が使えるわけではありませんが、我が家の場合はドライバー1本、費用ゼロで解決することができました。
子供の成長はうれしい反面、思いもよらないところで新たな課題が生まれます。今回のドア開け問題もその一つでしたが、身近な工夫で乗り越えられた良い経験になりました。

※ドアの構造によってはハンドルの向きを変更できない場合があります。また、防火性能や安全性に影響する可能性もあるため、メーカーの説明書や住宅管理者の指示を確認したうえでご検討ください。

この記事を書いた人

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神奈川県

共働きおやじ研究所

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妻と2人姉妹とベビーの5人家族、祖父母サポートなしで都会で生き抜くための方法を日夜研究している男性です。半年以上の長期育休経験あり

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