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指遊び×コミュニケーション、5歳長女が興味を抱いた先に見えたもの

道具がなくとも、いつでもどこでも話さずともできる「指遊び」。我が家の5歳長女も、本に描かれている絵を見ては「あ〜うまくできない!」と苦戦しながら楽しんでいます。そんな長女がある日、図書館で思いがけないものに夢中になりました。わたしとは違う「興味の入口」を感じたエピソードです。
シンプルな出会い
図書館のカウンターにあったのは、手話で使う指文字表でした。まず自分の名前3文字を覚えられたのが嬉しかったようです。家族や仲良しの職員さんの名前も指文字で表すようになりました。指遊びで慣れた、「絵を真似て指で表す」というブームが、まさかの派生を見せて驚きました。
由来もまた楽しいらしい
指文字には、諸説ありますが由来があります。わたしが教わったときに覚えた由来を娘に伝えると、それもまた気に入ったそうです。たとえば、カタカナ由来のもの。「ス」や「ヘ」、「ル」などは見たままです。

アルファベットが由来とされる「お(O)」や「ら(r)」、お箸のポーズ「は」、指差し「それ」の延長である「そ」、ドアをトントンとノックするポーズ「と」など、知れば知るほど楽しそう。

リアクションの良さを感じるたびに、意外と手話って子ども向きかも、なんて思いました。
「興味」という強さ
長女は手話を使う人に出会ったことがありません。必要に迫られる機会もなければ、「音が聞こえにくい人の暮らし」への興味があるわけでもなさそう。遊びの一環でスイスイ習得していくところは、子どもの強さだなと感じます。わたしが手話に興味を抱いた理由は、ろう者とのかかわりや、聴覚障がいのバックボーンを学ぶ機会があったから。「手話が気になるから」という理由だけで学ぼうとすることは気が引ける思いでした。「楽しい」という理由で目標や目的もなく手話辞典をめくる長女に、羨ましささえ抱きます。
まとめ
学生時代以降、ほこりをかぶっていたわたしの手話辞典。このような形で久しぶりに活躍することになり、なんだか嬉しく微笑ましく思いました。文字がびっしり並ぶ辞典と違って、たしかに手話辞典は見やすく子ども向きかも。そしてひらがなが読めれば、子どもひとりでも十分に楽しめます。

子どもの興味は、大人が「役に立つかどうか」で測れるものではないのかもしれません。思いがけない入口から、世界が少しずつ広がっていく姿を、これからも楽しんでいけたらと思います。
私にはとても描けない複雑な「指の絵」。こんなに世界を広げてくれて感謝です。
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