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ママがいない10日間。5歳娘が短冊に書いた、涙があふれた願い事

6月下旬、人工股関節の手術のため、10日間入院していました。面会制限があるため、5歳の双子とこんなに長く離れるのは初めてのこと。毎日テレビ電話はしていたものの、「ママ、いつ帰ってくるの?」という言葉を聞くたびに、早く帰りたい気持ちでいっぱいでした。そんな中、園で娘が思わず涙が出るような願い事を書いていたと、夫から連絡が…。
普段はしっかり者の娘
我が家の娘は、普段はどちらかというとしっかり者。年下のお友達の面倒もよく見てくれて、自分の気持ちをあまり表に出さないタイプです。だからこそ、「離れていてもきっと大丈夫」と思っていた部分もありました。
入院中、園の先生からこんなお話を聞いたと、夫から連絡がありました。
「実はね、娘さんが短冊にとても素敵なお願い事を書いていたんですよ」
と、先生が夫にそっと教えてくださったそうです。その願い事は…
「かぞくがみんなそばにいれますように」
でした。

「プリンセスになりたい」から「家族みんなへの想いへ」
その言葉を聞いた瞬間、胸がぎゅっと締め付けられました。毎日笑顔で園に通っていた娘。テレビ電話でも「ママ、頑張ってね」と応援してくれていた娘。でも、本当はずっと寂しかったんだよね。
今まで七夕の願い事は「プリンセスになりたい」「絵が上手になりたい」という子どもらしい願い事を書いていた娘。
「早く帰ってきて」と口にする代わりに、短冊に家族がみんなそばにいられるようにという温かい願いを書いていたんだと思うと、涙が止まりませんでした。

当たり前の日常は当たり前じゃない
普段は忙しくて、「早く着替えて!」「ちゃんとお片付けして!」と、わかっていてもそんな言葉ばかりかけてしまう毎日。でも、娘にとって一番の願いは、豪華なおもちゃでも旅行でもなく、「家族みんながそばにいること」だったんだと気づかされました。
毎日一緒に過ごせること。「おかえり」と言えること。「おやすみ」と言えること。そんな当たり前の時間が、子どもにとっても私にとっても何より大切なことだと改めて実感しました。

子どもに教えられた大切なこと
退院して再会した際、娘はぎゅーっと抱きついてきました。私も思い切り抱きしめ返しました。手術は決して楽な経験ではありませんでしたが、この出来事のおかげで、家族で過ごせる時間の尊さを改めて感じることができました。
今年の七夕で、一番心に残った願い事。それは、5歳の娘が教えてくれた「家族の幸せ」の形でした。

子どもの何気ない一言やお願い事に、親のほうこそ大切なことを教えられる七夕となりました。
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