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子ども同士のやり取り、どこまで介入すべき!?
突然ですが皆さんは、子ども同士の喧嘩というかトラブル、やり取りにどこまで介入されますか?
先日、子どもの発達やしつけに関する子育てイベントに参加した際、この質問が議題に上がったのです。
話し合い、そしてちょっと考えてみました。
しちゃダメって分かっているのか
もちろん、子供の年齢によりかなり変わってくるとは思いますが、例えばおもちゃの取り合いや遊具の順番について。
2,3歳くらいまでは「他の人が使っているから自分は待つ」という概念がまだ乏しく、「欲しいから取る」「やりたいから(遊具に)行く」のではないかと話になりました。
親としては「今お友達が使っているから」「順番だから待とうね」「ウチの子がごめんね」と、すぐに介入しがちですが、子ども同士のやり取りを見守り、良い意味で放置してみると、子ども達だけで解決する場合もあるんだとか。
現実にはなかなか難しいですが、、、
また、親が謝る姿を見せ続ける事で「こういう時には謝るのか」という風に子どもが覚えていき、何十回目かには子ども自ら「ごめんね」と言えるかもしれない。
「お友達に謝りなさい」と指示していくと、「謝れば(おもちゃ取っても)良いんだ」と誤学習してしまう可能性もあるとか。
子により、瞬発的に謝れる子、自分の中で落とし込んでから謝る子と違いがあるので、そこを見極めて育てていければ良いねという話をしました。
親が味方でいるという安心感
そして成長するにつれ、親や先生といった大人の目が無い所で、子ども達だけで遊ぶ事が増えてきます。
そうすると、体力の差、言葉の差、要領の差で、遊びで格差が出る。
私も小柄で運動神経の無い子どもだったので経験がありますが、鬼ごっこで必ず負けるんです。
だから大抵いつも鬼役をしていました。
また、「このポーズしていたらバリアだから捕まらない」みたいな独自ルールを瞬時に作る子、それをすぐに飲み込み模倣する子、そういった変化の理解に時間がかかる子など、さまざまな子がいます。
どれも楽しく遊ぶなら悪いことではないし、遅れがちな子に気を使って遊ぶのも、ちょっと違う。
それに親が介入すべきかと言われると、それがまたからかいの一因になりそうで、という話が出ました。
そんな時子どもが「今日遊んだ時にね、、、」と話せる関係性、よっぽど悪い事は別ですが、どんな事があっても「親は味方」という安心感を与えられる親でいたいねという話をしました。
とは言っても日々の生活の中にある子育て、きめ細かい対応は難しいですが、二学期が始まりお友達と関わる時間が増える前に、ちょっと意識したいなと思いました。