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AI時代だからこそ大切にしたい「考える力」MIT研究をきっかけに考えた子育てのヒント

AI時代だからこそ大切にしたい「考える力」MIT研究をきっかけに考えた子育てのヒント

こんにちは!40代パパ育児ブロガーの浅田伊佐夫です。6歳の娘と3歳の息子のパパとして、日々子育てに奮闘しています。我が家では、毎日子どもたちから「お父さん、見て!」「お父さん、あそぼう!」と元気な声で呼ばれ、賑やかな毎日を送っています。

さて、最近の技術革新には本当に驚かされますよね。生成AIが急速に普及し、仕事も生活も一昔前では考えられないほど便利になりました。私自身も仕事でAIを活用することが増え、その恩恵を実感しています。
しかし、親としてふと立ち止まってしまう瞬間があります。「この便利すぎる技術、子どもの教育や成長にとって本当に良いことばかりなのだろうか?」ということです。

今回は、最近注目を集めているノルウェーの事例や研究データを踏まえ、「AIと子育て」について私なりの考えを書いてみたいと思います

ノルウェーで進む子どものデジタル環境の見直し

北欧の教育先進国として知られるノルウェーですが、近年では「子どものデジタル環境やSNS利用」について、さまざまな議論や見直しが進められています。

ノルウェーでは、SNS利用を制限する法案提出の動きや、子どものデジタル環境の見直しが進められ、子どもの健全な発達とテクノロジーとの関係について、国を挙げて議論が行われているのです。

これはAIそのものを規制する動きというよりも、子どもたちをSNSなどのデジタル環境に潜む課題から守るための取り組みの一つです。
世界的に見ても、幼少期からのデジタル機器やサービスの利用について、適切な距離感や付き合い方を考える動きが広がっていることがうかがえます。

MITの研究から考える「AIと学習」の関係

この問題についてさらに深く考えさせられたのが、教育専門家や保育のスペシャリストが議論していた動画の内容です(※NewsPicksのYouTube動画より)。

動画内では、MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究データが紹介されていました。18歳~39歳を対象に「AIを使ってエッセイを書くグループ」「検索エンジンを使うグループ」「自分の頭で考えて外部ツールを使わずに書くグループ」に分けて実験を行ったところ、非常に興味深い結果が報告されたそうです。

AIを使ったグループは、文章内容が画一的になる傾向があり、記憶の定着や、自分が書いた内容の再現に苦戦する傾向が見られました。
脳活動の測定では、AI利用群は他グループと比べて脳内ネットワークの結びつきが弱く、認知的な関与が低い傾向が示されたそうです。
一方、自分の頭で考え、外部ツールを使わずに書いたグループでは、より強い脳内ネットワークの結びつきが確認されました。

ただし、この研究は18歳~39歳の成人を対象としたものであり、子どもの脳や発達への影響を直接調べたものではありません。また、この研究だけで「AIを使うと考える力が育たない」と結論づけることはできません。
こうした結果から、学習の初期段階からAIに頼りすぎることによる影響についても考えさせられます。手や頭を動かし、試行錯誤しながら考えるプロセスの重要性が示唆されています。

我が家では原体験を大切にしたい

これらの事例や研究を知り、私自身、ハッとさせられました。

6歳の娘も3歳の息子も、今はまさに脳と心が急速に育つ大切な時期です。スマホやタブレット、AIツールは便利で、子どもの学びを助けてくれる場面もあります。一方で、便利さに頼りすぎることで、子どもの「自ら考えて失敗し、学び直す機会」を減らしてしまうこともあるのではないかと感じています。
だからこそ、我が家では今後、子どもたちが小さいうちは、年齢や発達段階に応じてAIやデジタルツールとの接し方を慎重に考えていきたいと思っています。

休日は画面の向こうのデジタル世界ではなく、公園で泥だらけになって遊んだり、虫を観察したり、絵本を一緒に読んだりする「原体験」を何より大切にしていきます。
昨日も、3歳の息子が積み木を高く積んでは崩れ、「お父さん、崩れちゃった!」と悔しがりながら何度も挑戦していました。6歳の娘は「こうすれば倒れないんじゃない?」と自分で工夫して助けていました。これこそが、AIやデジタルツールだけでは得にくい、人生に必要な「生きる力」を育む時間なのだと実感しています。

最後に

便利なAI社会だからこそ、子どもの成長における課題にも目を向ける必要があります。ノルウェーなどの諸外国でも、子どものSNSやデジタル利用について見直しの動きが進んでいます。

MITの研究では、AIを利用したエッセイ作成において、記憶や学習プロセスに関する違いが見られました。ただし、先ほど紹介した研究は成人を対象としたものであり、子どもへの影響を直接示したものではありません。
そうした点も踏まえると、幼少期には失敗と試行錯誤を繰り返す「リアルの原体験」も必要ではないかと感じます。

我が家でも小さいうちはデジタルから適度に距離を置く子育てを実践したいと、個人的には考えました。
AI時代を生き抜く子どもたちにとって、まず根っこになる「自分で考える力(人間らしい自然知能)」を育てることも大切なのではないでしょうか。AIを上手に活用する時代だからこそ、親として焦らず、子どもたちがじっくり成長できる環境を見守っていきたいですね。

みなさんのご家庭では、子どもとデジタルの付き合い方をどうされていますか?

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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浅田伊佐夫

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広告会社勤務サラリーマンパパ

6歳(女)4歳(男)。計16か月育休を取得し、育児の素晴らしさと大変さを体感。「男性が当事者として育児をするのが当たり前の社会」を目指し、父目線の育児ブログを発信中。

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