公開 :
床一面のキャンディ!色とりどりのモネの世界に子どもも大喜び【箱根・ポーラ美術館】

現在、箱根のポーラ美術館で開催されている『モネ没後100年・開館25周年記念 あたらしい目 ― モネと21世紀のアート』展へ行ってきました。モネの作品だけでなく、現代アートも一緒に楽しめる今回の展覧会。親子で思い思いに楽しむことができたので、ご紹介します。
モネの絵画からイメージを広げた作品
プロジェクターの光を通して壁に映し出された影や、光の線、空気の流れや振動で変わる動き……。モネの絵画からイメージを広げた作品が並びます。息子も「これは何だろう?」と不思議そうに見入っていました。動きのある作品は、まるでその場で生まれているようなライブ感があって、私も時間を忘れて見入ってしまいました。

床一面のキャンディに親子でびっくり!
そして、今回一番心を奪われたのがこちら!なんと、床一面にキャンディが広がっていたのです。青いセロファンに包まれたキャンディが、ずらり。「なんでこんなにキャンディが落ちてるの?いいの?食べられる?」息子も動揺と興奮が隠せません。たしかに、これは子どもなら気になりますよね!

実は、モネの《セーヌ河の日没、冬》から着想を得た作品。青いキャンディで解氷するセーヌ河を表現し、電球を沈む夕陽に見立てているそうです。「これがアートなのか!」と難しく考えなくても、まずは「なんだこれ!?」と心が動く。そこからモネの作品にも興味がつながっていくのが、今回の展覧会の面白さなのかもしれません。

しかも、あとから知ったのですが、キャンディは持ち帰ってよいそう!作品の一部に触れて、持ち帰ることまでできるなんて、斬新ですよね。

花が散らばる展示室…その意味とは!?
モネの代表作《睡蓮》と対話するように、「庭」をテーマにした展示も。展示室の中に広がる花や植物を眺めながら歩いていると、まるで別の場所に迷い込んだよう。さらに、うす暗い部屋の中で動植物の気配を感じる展示もあり、親子でそれぞれ想像を膨らませたり、ただただその世界を受け入れたり……。

「これは何を表しているんだろう?」と考えるもよし、よくわからなくても「なんだか面白い!」で楽しむもよし。親子それぞれの感じ方で楽しめるのが、今回の展覧会の魅力だと感じました。

親子で楽しめる「あたらしい目」
美術館というと、子どもには少し難しいかな?と思うこともありますが、今回は息子もかなり楽しんでいました。モネの美しい絵画を楽しみながら、現代アートの「なんだろう?」にも出会える。親子で「これ何?」「どういうこと?」と話しながら見るのも楽しいですよ。
今回は平日に訪れたこともあり、比較的ゆったりと鑑賞できました。じっくり作品を楽しみたい方は、平日の来館もよさそうです。
※写真は許可された条件を守って撮影しています。

ポーラ美術館『モネ没後100年・開館25周年記念 あたらしい目 ― モネと21世紀のアート』展
ポーラ美術館が収蔵するモネの油彩画19点をすべて公開するほか、国内外18組の現代作家による作品を展示。モネの「みる」という行為を、現代アートを通して新たな視点から捉え直します。
大規模なインスタレーションや映像、ガラス、サウンドなど、さまざまな表現を使った作品が、展示室だけでなくロビーや美術館周辺の森にも登場します。
◇会期:2026年6月17日(水)~2027年4月7日(水)
◇開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
◇休館日:会期中無休 ※2026年12月1日(火)は休館
◇入館料:大人2200円/大学・高校生1,700円/中学生以下無料
※中学生以下は無料。入館時に年齢がわかるものなどの提示が必要です。企画展・コレクション展を含むすべての展示を観覧できます。
◇住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
◇電話番号:0460-84-2111
◇アクセス:
・電車の場合
箱根登山鉄道「強羅駅」から、ポーラ美術館行きの無料送迎バスで約8分。無料送迎バスは1日13便、約30分間隔で運行しています。
・車の場合
御殿場ICから国道138号線経由で約25分。箱根湯本方面からは、箱根口ICから国道138号線を経由して約30分が目安です。カーナビを利用する場合は「ポーラ美術館」または電話番号での検索がおすすめです。
◇駐車場:美術館に隣接した駐車場があり、129台収容・1日700円。
美術館を利用しても駐車料金の割引はありません。混雑時には入庫待ちが発生する場合もあるので、時間には余裕を持って訪れるのがおすすめです。
※開館時間、休館日、料金などは変更になる場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
親子でモネの世界にどっぷり浸れますよ!
-
リンク一覧
この記事を書いた人

























