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【子連れ種子島1泊2日】鹿児島から約1時間半!鉄砲・JAXA・マングローブを満喫

種子島って、どこにあるか知っていますか?私は東京に住んでいたころ、正直「地図帳で見る島」というくらいのイメージしかありませんでした。種子島は鹿児島県の南にある島。鹿児島市から高速船に乗ると、直行便なら最短1時間35分で到着します。鹿児島は、県の中心地である鹿児島市そのものが海に面していて、市街地のすぐそばに港があります。鹿児島市街地から高速船乗り場へのアクセスもよく、「離島へ行く」というより、街中から船に乗って出かけられる感覚で、こんなに気軽に行けるんだ!と驚きました。鹿児島空港から種子島へは飛行機でもアクセスできます。今回は、夫と小学生の子ども2人の家族4人で、初めての種子島へ。1泊2日で「鉄砲」「自然」「宇宙」を楽しんできました。
1日目|鉄砲伝来の歴史と「種子島鉄砲まつり」
種子島といえば「鉄砲伝来」。1543年に鉄砲が伝わったことは知っていましたが、今回初めて知って驚いたのが、その後の物語でした。島の鍛冶職人・八板金兵衛は、島主・種子島時尭から命を受け、新しく伝わった鉄砲の国産化に挑戦。試行錯誤の末、伝来から約8か月後で国産の火縄銃を作り上げたと伝えられています。
ただ鉄砲が「伝わった場所」ではなく、新しい技術を学び、自分たちの手で作り上げた場所でもあった種子島。種子島開発総合センター「鉄砲館」を訪れてから、教科書で見ていた「鉄砲伝来」という言葉の印象が少し変わりました。
そして今回、私たちはあえて「種子島鉄砲まつり」の開催日に合わせて旅行しました。鉄砲伝来を記念し、歴史や文化を受け継ぐために開催されているお祭りで、2026年は第57回。太鼓山行列や南蛮行列、団体手踊りなどが行われ、夜には約6000発の花火が打ち上げられました。
なかでも火縄銃の試射は迫力満点!目の前で響く轟音に、私は思わずスマホを落としかけました(笑)。地域の方々が参加し、長く受け継いできたお祭り。日程が合うなら、ぜひ旅の目的のひとつにしてほしいイベントです。
※開催日や内容は年によって異なるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
お祭りの合間には、種子島北部にある浦田海水浴場へ。白い砂浜と透明度の高い海が美しく、「日本の水浴場88選」にも選ばれている海水浴場です。エメラルドグリーンの海に、子どもたちも大喜びでした。
駐車場があり、管理棟「シーサイドハウス」にはシャワーやトイレ、休憩所などもあります。子ども連れで海水浴をすると、泳いだあとの着替えや砂を流せる場所があるかも気になるので、こうした設備が整っているのは助かりました。
浦田海水浴場
所在地:鹿児島県西之表市国上浦田89-1
アクセス:西之表港から車で約25分
駐車場:あり
設備:シャワー、トイレ、休憩所、展望デッキなど
シャワー利用料:1人100円(小学生以上)
開設期間:ゴールデンウィークごろ~9月中旬
営業時間:9:00~18:30
問い合わせ:シーサイドハウス 0997-28-1187(開設期間中)
※開設期間や営業時間等は変更になる場合があります。最新情報をご確認ください。

2日目|親子でマングローブカヤック!
翌朝は、BLUE PEACE(ブルーピース)のマングローブカヤックへ。子どもと2人で1艇に乗り、「右!」「次は左!」と声を掛け合いながら、自分たちで漕いで進みます。思うように進まなかったり、娘が途中で漕ぐのを休んだり(笑)。それも含めて、親子で一緒にカヤックを操ること自体がワクワクする体験でした。
途中で干潟に上陸すると、カニやトビハゼがたくさん!水族館で見たことのあるトビハゼが、自然の中で力強く飛び跳ねる姿に子どもたちは夢中になり、最後には「帰りたくない!明日も予約して!」と言うほどでした。
マングローブカヤックのおおよその所要時間は1~3時間。小さな子どもから参加でき、カヤックに乗る前には漕ぎ方や乗り方も教えてもらえます。BLUE PEACEでは、半日または1日のコース時間内で、マングローブカヤックをはじめとしたアクティビティを選ぶスタイル。旅程に合わせて開始時間なども相談できます。
BLUE PEACE(ブルーピース)・マングローブカヤック
所在地:鹿児島県熊毛郡南種子町茎永3365-2
所要時間:おおよそ1~3時間
対象年齢:小さな子どもから参加可能
料金:
・半日コース(約3時間) 一般6800円/小学生4800円/幼児(3歳以上)2800円
・1日コース(約7時間・ランチ付き) 一般12,800円/小学生8800円/幼児(3歳以上)4800円
※いずれも1人あたり・税込。ガイド料・器材一式代・保険料等を含みます。
※コース料金はホームページから直接予約をされた場合の価格です。
予約方法:公式サイトの予約フォームから申し込み
電話:0997-26-7155(平日9:00~19:00)
※コース内容や催行場所は天候・海況などによって変更になる場合があります。最新の料金・催行条件は公式サイトをご確認ください。

種子島宇宙センターへ
午後はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の種子島宇宙センターへ。一般見学者も利用できる食堂では、娘のお子さまランチのごはんがロケット型!その後は事前予約していた「施設案内バスツアー」に参加しました。「種子島=ロケット」というイメージはありましたが、実際に宇宙開発の現場を間近に感じられるのは特別な体験。次はぜひ、ロケットの打ち上げも見てみたいです。
※施設の開館状況や食堂の営業日・営業時間、施設案内バスツアーの実施状況などは変更になる場合があるため、事前に公式サイトをご確認ください。

行って分かった!宿と食事は早めの確認がおすすめ
今回、事前準備で意外と困ったのが、種子島のおでかけ情報の少なさでした。SNSでグルメや観光情報を探しても、都市部の観光地ほどたくさんは出てきません。特に鉄砲まつりの日は、参加する島民の方も多いためか、私たちが探した飲食店では臨時休業がいくつもありました。今回のようにイベント開催日に重なる場合は、宿泊施設も早めに確認しておくと安心ですし、旅行の日程が決まったら、ホテル・レンタカー・飲食店は早めに調べ、営業状況も確認しておくと安心です。

姿が見えなくなるまで手を振って
帰りの高速船では、港に家族を見送りに来た人たちの姿がありました。船の中から一生懸命手を振る人と、姿が見えなくなるまで手を振り続ける人。飛行機とはまた違う、離島ならではの「行ってらっしゃい」と「またね」の光景に、なんだかじーんとしました。

鉄砲と宇宙だけじゃなかった、種子島
「鉄砲とJAXAの島」というイメージで訪れた種子島。実際に行ってみると、歴史だけでなく、美しい海、マングローブ、生き物観察まで楽しめる、親子にとって体験いっぱいの島でした。そして何より、鹿児島市から高速船で最短1時間35分。思っていたよりずっと近くて、ずっと面白い。初めての種子島旅行を考えている方の参考になればうれしいです。

「いつか行ってみたい」が、「また行きたい」に変わった種子島の旅でした。
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